【たまひよ妊娠・出産白書2023】3.新型コロナウィルスによる生活への影響
3.新型コロナウィルスによる生活への影響~調査結果の要約~
3-1 新型コロナウィルスによる生活意識の変化
母親
■「家族の時間を大事にしたいと思うようになった」は8割強で一昨年・昨年と同様の傾向となっている。
■行動制限が緩和されてきている中、コロナウィルスによる自粛の意識やそれによるストレスは減少していることがうかがえる。
・「外出自粛のストレス」「高齢の近親者に会うのを控えたい」「オンラインや電話をしたい」は一昨年・昨年から減少傾向となっている。
■“家事”に対しては効率を重視する傾向が高まっている様子。
「家事を効率的にしたいと思うようになった」「配偶者・パートナーに家事や育児に積極的になってほしい」は増加傾向がみられる。
父親
■父親も「家族の時間を大事にしたいと思うようになった」が8割で母親と同程度の水準。
■母親と同様、自粛の意識は低下している様子がみられるが、「オンラインや電話をしたい」という意向も依然として高い。
・「オンラインや電話をしたい」は母親で2割程度、父親では4割弱となっている。
■父親においても「家事を効率的にしたいと思うようになった」は8割を超えており、「家事にかかわる時間が増えた」は7割を占めている。
3-1 新型コロナウィルスによる生活意識の変化
●「家族の時間を大事にしたいと思うようになった」は昨年と同様8割と多く、TOP1では上昇。「子どもとのコミュニケーションの時間が増えた」も上昇している。父親の割合も母親と同様。
●一方で「外出自粛のストレス」は一昨年・昨年から低下しており、父親はTOP2で5割を下回っている。
Q. あなたは、新型コロナウィルス感染症の拡大等によって、ご自身の気持ちや行動に変化はありましたか?お気持ちに近いものをそれぞれお選び下さい。
3-1 新型コロナウィルスによる生活意識の変化
●「高齢の近親者に会うのを控えたい」「オンラインや電話をしたい」も減少しており、外出自粛の意識は低下している様子がうかがえる。
Q. あなたは、新型コロナウィルス感染症の拡大等によって、ご自身の気持ちや行動に変化はありましたか?お気持ちに近いものをそれぞれお選び下さい。
3-1 新型コロナウィルスによる生活意識の変化
●「家事を効率的にしたい」と感じている人が、男女とも8割強で昨年から増加。
●母親の「配偶者・パートナーにもっと家事や育児を積極的になってほしい」も増加傾向となっている。父親の「配偶者・パートナーが子育てや家事にかかわる時間が増えた」は7割を占める。
Q. あなたは、新型コロナウィルス感染症の拡大等によって、ご自身の気持ちや行動に変化はありましたか?お気持ちに近いものをそれぞれお選び下さい。
3-1 新型コロナウィルスによる生活意識の変化
●「家計の見直し(節約)」は昨年から4pt増加しており、物価上昇の影響がうかがえる。
●「副業などによる収入を増やしたい」といった家計への意識は7割超と昨年から変わらず高い。
Q. あなたは、新型コロナウィルス感染症の拡大等によって、ご自身の気持ちや行動に変化はありましたか?お気持ちに近いものをそれぞれお選び下さい。
3-1 新型コロナウィルスによる生活意識の変化
●「健康に気を付けるようになった」は母親で8割前後と多い一方、父親では7割を下回っており、やや男女差が見られる。
●「社会貢献への意識」は父親の方が高い。