病気用語辞典
臍(さい)ヘルニア
こんな病気
おへそが皮膚をかぶったまま飛び出した、いわゆる「でべそ」です。臍帯を切断したばかりの赤ちゃんは、おへそのまわりが左右完全にくっついておらず、また、腹直筋が発達していないためにおなかに力を入れるとおへそが飛び出します。臍ヘルニアの大きさはさまざまですが、早産児は生後間もないころかなり目立つこともあります。
治療&ケア
成長とともに腹直筋が発達し、多くは1才ごろには目立たなくなります。また、腹壁が閉じていれば、おへその皮膚が余っているだけなので問題ありません。でも、外見上気になる場合は、3才過ぎに形成外科などで相談を。硬貨などをおへそにはるのは、皮膚がかぶれるのでやめましょう。