病気用語辞典
筋性斜頸(きんせいしゃけい)
こんな病気
首の筋肉にしこりがあるため首が引っ張られて傾き、しこりのない方向にしか顔を向けられない病気です。右に傾くのが75%、左に傾くのが25%です。しこりは生後1週間ごろから触れるようになり、3週間ごろいちばん大きくなります。先天性股関節脱臼を合併することもあります。
治療&ケア
骨の異常や斜視で斜頸になっていることもあるので、エックス線検査や超音波検査などをして、筋性斜頸であることを確認します。筋性斜頸であれば生後3~4カ月ごろから徐々によくなり、大部分は1才ごろには自然に治ります。経過観察中に治療は必要ありません。昔は首のマッサージをしていましたが、かえって筋肉の組織を傷つけることになるので、今はしないことになっています。1才半を過ぎても治らない場合は、2~3才で胸鎖乳突筋を切開する手術をします。
よく見られている病気用語
筋性斜頸(きんせいしゃけい) ママの悩みQ&A
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