病気用語辞典
あざのレーザー治療
治療方法
レーザー光線を皮膚に照射すると、その波長に合った色素や血管だけが壊れてはがれ、新しい皮膚ができるため、あざが消えます。
レーザー治療が有効なのは、太田母斑(早期)、異所性蒙古斑、いちご状血管腫、単純性血管腫です。あまり効果が期待できないのは、扁平母斑、先天性色素母斑です。
レーザーには何種類もありますが、基本的には色素系の母斑にはアレキサンドライト、ルビーレーザー、血管腫にはダイレーザーを使います。赤ちゃんや幼時の皮膚は薄いので、大人に比べるとレーザー治療の効果が上りやすくなります。レーザー治療は、照射するときにゴムではじかれたような痛みがありますが、副作用もなく安全に行えます。
あざのレーザー治療は、皮膚科や形成外科で行っていますが、どこの病院にもあるというわけではありません。事前に専門医に相談するといいでしょう。
治療後のケア
照射後は、しばらく軟こうを塗り、紫外線を浴びないように覆っておくことが必要です。小さなかさぶたや内出血ができることもありますが、1~2週間で消えていきます。
赤ちゃんや幼児の場合は、3カ月に1回のペースで3~5回の治療を行うと、十分な効果を得ることができます。
よく見られている病気用語
あざのレーザー治療 ママの悩みQ&A
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