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病気用語辞典

尿崩症(にょうほうしょう)

こんな病気

 脳腫瘍(のうしゅよう)や頭部に受けた外傷などにより、脳下垂体(のうかすいたい)に通じる神経系に障害が起こります。また抗利尿ホルモンが作用する腎臓の機能の障害が原因になったり(腎性尿崩症)、精神的な問題が原因となったりることもあります。この病気になると、体内の水分が次々に尿として排出され、尿量が健康な子どもの4〜5倍に増えます。そのため、のどがひどく渇き、機嫌が悪くなったり、発熱したりすることもあります。水分を大量にとるので、食欲不振になってやせてきます。飲む水の量が尿量に追いつかないと、けいれんを起こすことも。

治療&ケア

 原因によって治療法が異なります。脳の神経系自体の異常が原因の場合は、抗利尿ホルモン作用がある点鼻薬(てんびやく)で尿量を正常に戻します。脳の神経系に異常を起こす原因となっている病気(脳腫瘍など)がある場合は、その治療を行います。腎性尿崩症の場合は、根本的な治療法がないので、水分を十分に補給し続けます。心因性の場合は、カウンセリングなどの治療を行い、逆に水分をとりすぎないようにします。

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