育児用語辞典
1才~1才3カ月の赤ちゃん 発育・発達
約8割の赤ちゃんが1才3カ月ころまでに歩きます
身長は、男の子が70.3~81.7cmくらいに、女の子は68.3~79.9cmくらいになります。体重は、男の子は7.68~11.51kgくらいに、女の子は7.16~10.90kgくらいになります。
1才のころには体重は出生時の3倍、身長は1.5倍ほどになります。約8割の赤ちゃんが1才3カ月ごろまでにはあんよを始めます。あんよをすることで運動量がさらに増えるので、皮下脂肪が落ち、多くの赤ちゃんがほっそりとした体形になってきます。歯は上下合わせて12本くらいになります。1才健診を忘れずに受けましょう。
探索行動が盛んになります
人さし指でボタンを押したり、バチで太鼓をたたく、スプーン・フォークで食べる、クレヨンでなぐり描きをするなど、道具を使えるようになります。視点が高くなり、視野がいっそう広くなり高い所を見上げたり、上下左右に動くものを動きに合わせて目で追えるようになります。よちよち歩きながら、興味を持ったものに自分から近づき、触ったり見たりといった探索行動を繰り返し、まわりの世界を知っていきます。
意味のある言葉を1つか2つ話します
「ワンワン」「ブーブ」など、意味のある言葉を1つか2つ話せるようになります。「ないないしてね」とママが言うと、おもちゃを箱に入れるなど、言葉の意味もだいぶわかってきます。指さしが盛んになり、自分の知っているものや好きなものを見つけると、「アッ」と指をさしてママに伝えようとします。
自己主張が強くなり「イヤイヤ」が始まります
自分の思いとママの思いに違いがあることに気づき、「ママとぼくは違うよ」「ママの思いどおりにはならないよ」ということを主張するために「イヤ」「ダメ」などを連発するようになります。ただこのころは、まだ自分の思いをはっきりとは意識していないので、ママがほかのことで気をそらしたり、場面を変えたりすると忘れてしまったりします。
予防接種を積極的に受けましょう
1才から受けられるMR、水痘などの定期接種の予防接種のほか、任意接種のおたふくかぜも1才から受けられます。ここに挙げた任意接種で防げる病気は、どれも後遺症が残ったり、重症になることもある怖い病気。かかりつけ医と相談しながら、なるべく受けるようにしましょう。受けると決めたら、受けもれのないようにスケジュールをきちんと立てていきましょう。
よく見られている育児用語
1才~1才3カ月の赤ちゃん 発育・発達 ママの悩みQ&A
ママの悩みに医師・専門家が回答する「たまひよnet」の人気コーナー「ママの悩みQ&A」から「赤ちゃんの性別」に関するQ&Aをご紹介
- 1才の男の子です。バイバイやバンザイなどをいくら教えても、全然やろうとしません。音楽に合わせて体を動かしたりもしないため、発達が遅れているのか不安です。
- バイバイやバンザイなどのまねごとができるかどうかは、発達の一つの指標ではあります…
- 1才1カ月の女の子です。まだ、立っちもあんよもできず、移動手段はずりばいか、たまにひざをついたはいはいをするくらいです。つかまり立ちは10カ月で、つたい歩きは1才と遅めです。伝い歩きは、ちょっとはするものの、あまり積極的にはしません。ほとんど、つかまり立ちばかりです。保育園や子育て支援施設の集まりで、同じくらいの年齢の子たちが、歩いたり立っちしたりしていているのを見ると、ダメだと思いつつ、比べてしまい落ち込みます。
- 1才になったばかりの子どもで一人歩きができるのは半数です。お子さんは…
- 1才になる息子がいます。ですが、いまだに「マンマ、アー」としか言えません。1才になると、少しずつ言語が増えると聞きますが、大丈夫なのでしょうか?
- 歩き始めの月齢に個人差が大きいように、言葉の出る時期にも個人差が大きいです…