育児用語辞典
一人遊び
1つのことに集中する力が育ってきた証拠です
赤ちゃんは9カ月ごろから、少しずつ一人遊びができるようになってきます。一人遊びができるということは、赤ちゃんが1つのことに集中する力が育ってきていることです。赤ちゃんが集中しているときは、あえて声をかけずに見守ってあげましょう。
見守りながら、かかわってあげることが必要
ただ、一人遊びができるからといって、赤ちゃんをほうっておいていいということではありません。このころの一人遊びは、もってもほんの少しの時間。ふと振り返ってママに何かを訴えたり、遊びの区切りがついて手持ち無沙汰になったりすることもあります。ママに共感してほしそうなときは、「おもしろいね」と声をかけてあげたり、遊びが途切れたときは次の遊びを提供したりするなど、かかわってあげることが必要です。1才半ごろからは、まねっこ遊びや見立て遊び、ごっこ遊びなど自分なりのイメージの世界で遊べるようになります。そうなると、一人遊びができる時間が少しずつ長くなっていきます。ママは赤ちゃんのイメージの世界を壊さないように見守ってあげましょう。