育児用語辞典
8~9カ月の赤ちゃん 生活・お世話
赤ちゃんの様子
行動範囲が広がる半面、危険も増えます
はいはいができるようになると、行動範囲が広がり、自分で楽しいことを見つけていきます。興味を持ったものに自分から近づいてなんでも触り、口に入れようとするのでますます安全な環境づくりが大切になってきます。
「自分で食べる」への第一歩を踏み出します
運動量が増えてくるので、離乳食を食べる量が増えてきます。手先が器用になってくるだけにスプーンやフォークを自分で持ちたがったり、皿に手を伸ばしたり、手づかみ食べをするようになります。これまではママに食べさせてもらうだけだったのが、「自分で食べる」に向かっての一歩を踏み出します。
お世話のポイント
はいはいできるスペースを確保しましょう
はいはいができるようになると、赤ちゃんはうれしいもの。足腰や手や肩の力をつけるためにも、十分にはいはいのスペースを確保してあげましょう。おうちの事情でそれが難しかったら、近所の児童館や子育て支援センターなどに出かけて、好きなだけはいはいさせてあげるのもひとつの方法です。
ママやパパもはいはいして安全確認を
危険なものは、赤ちゃんの目線にならないと見えません。ママやパパもはいはいをしてみて、おうちの中をチェックしましょう。赤ちゃんが頭をぶつけそうな家具があったら、角にクッションになるものを取り付けたり、電気コードは家具の後ろに隠す、コンセントの差し込み口にはカバーをつけるなどの工夫が必要です。
やりたがることはやらせてあげて
離乳食のときに赤ちゃんが自分でスプーンを持ちたがったり、手づかみ食べをしたがったら自由にやらせてあげましょう。赤ちゃんに食事用エプロンをつける、テーブルの下にビニールシートを敷く、汚れたらすぐにふけるように台ぶきんやおしぼりを用意しておくなどの対策を立てるといいですね。
コップやストローの練習を始めても
唇をしっかり閉じて舌を上あごに押しつけて飲み込む動きができるようになるので、そろそろコップやストローの練習を始めてもいいでしょう。歯が生え始めた赤ちゃんは、まだ歯磨きは不要ですが、口の中をきれいにする習慣を始めましょう。
赤ちゃんの好奇心を刺激するような遊びを
記憶力がさらに育ってくるので、いろいろな「いないいないばあ」を楽しめるようになります。はいはいで移動しながら、カーテンやふすまを使っていないいないばあをするなど、これまでママがやって見せていただけだったのが、赤ちゃん自身がいないいないばあができるようになります。ママが赤ちゃんの好奇心を満たすようなオリジナルのおもちゃを作ってあげたり、危険のない日用品で自由に遊ばせてあげるといいでしょう。
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