育児用語辞典
自律神経
赤ちゃんは自律神経が未発達です
自律神経とは、人間の体を維持するために意思とは関係なく働いている神経です。たとえば、心臓が動く、胃や腸が動いて食べ物が消化される、暑いときには汗をかいて体温を調節する、発熱してウイルスを攻撃する、などです。これだけでもわかるように、私たちの健康を保つためには、自律神経が正常に機能していることが必要です。ただし、赤ちゃんは自律神経が未発達。体温調節がうまくいかなかったり、夜泣きをしたり、便秘になりやすいのはそのためです。
朝起きたら、日の光を浴びましょう
赤ちゃんの自律神経を整えるには、朝起きたら窓を開けて日光の光を浴びることがおすすめです。目から光の刺激が入るとそれが脳に伝わり、セロトニンが活性化されます。セロトニンには自律神経を整える働きがあります。また、朝日を浴びることで体内時計がリセットされ、活動と休息のリズムが生まれるため、よい睡眠にもつながるのです。もともと人の体は日中活動し、夜は眠って休むというリズムに合わせてつくられています。夜遅くまで起きているなどで生活のリズムが乱れると、自律神経も乱れて赤ちゃんの健康にさまざまなトラブルが起きやすくなるので注意しましょう。