育児用語辞典
鼻水・鼻詰まり
発熱や下痢を伴うときなどは早めに受診を
赤ちゃんの鼻の穴は小さく、粘膜が敏感なため、ちょっとした気温の変化やほこりなどの刺激でも鼻水が出ます。そんなときは鼻水吸い取り器で、取り除いてあげましょう。鼻水が出ていても元気や食欲があれば、しばらくは様子を見ます。眠れないほど鼻詰まりがひどいときや、食欲がなく機嫌が悪いとき、発熱や下痢を伴うときなどは、早めに小児科を受診しましょう。
湿度を上げて、空気をきれいに
室内の空気が乾燥していると、鼻詰まりを悪化させる原因になります。加湿器を使ったり、部屋にぬれタオルを干して、室内が乾燥しないように工夫しましょう。エアコンや暖房器具を使うときは、1日に数回は窓を開け、新鮮な空気を入れ替えましょう。
おふろの湿気で鼻を潤し、鼻くそを取る
鼻水が固まった状態のまま無理に取ろうとすると、鼻の粘膜が傷つくことがあります。浴室の蒸気などで十分にふやかしてから、綿棒などで取るようにしましょう。
鼻水吸い取り器などを使って鼻を吸うのも一つの方法
市販の鼻水吸い取り器などで、できるだけ鼻水を取り除いてあげましょう。力いっぱい吸いすぎて、鼻の粘膜を傷つけないように注意してください。赤ちゃんが嫌がるときは、無理に吸う必要はありません。