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妊娠用語辞典

子宮奇形

自然分娩が可能な場合もあります

 子宮奇形には以下の5つのタイプをはじめ、さまざまな種類があります。
(1)重複子宮(ちょうふくしきゅう)……独立した子宮が2つあり、子宮口も腟も2つ存在するもの(2)双角双頸子宮(そうかくそうけいしきゅう)……1つの子宮の中に2つの内腔が存在し、子宮口も2つあるもの(3)双角単頸子宮(そうかくたんけいしきゅう)……子宮自体がハート形をしていて子宮内腔がくびれているもの(4)完全中隔子宮(かんぜんちゅうかくしきゅう)……子宮の形は正常でも内腔に壁があるもの(5)不完全中隔子宮(ふかんぜんちゅうかくしきゅう)……内腔の壁が不完全なもの
 子宮奇形があると、子宮内腔そのもののスペースが狭いために、流・早産を起こしやすいといわれています。重複子宮の場合、比較的正常な妊娠経過をたどることが多いのですが、赤ちゃんがいないほうの子宮が分娩の障害につながることも。双角子宮や中隔子宮(子宮が2つに分かれている)は、流・早産を招きやすく、微弱陣痛や胎児の位置異常(骨盤位=こつばんい)なども起こりやすくなります。 しかし、実際に流・早産や、トラブルが起こりやすいかどうかは、子宮の変形の度合いや子宮そのものの発育にも関係してきます。子宮が十分に発育している人は、多少変形があっても、ほかの部分がそれを補うくらい十分に伸びるので、赤ちゃんをきちんと包み込むことができるからです。 子宮奇形がある場合、多少、赤ちゃんが小さめになる傾向がありますが、安静を心がけて医師の指導を守れば、状態によっては自然分娩も可能です。

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