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たまひよ「育業」応援プロジェクト

泣いた! 笑った! # 我 が 家 の 育 業 ス ト ー リ ー Instagram Twitter

投稿キャンペーン

結果
発表

たくさんのご応募ありがとうございました!※応募は締め切りました

2022年10月~2023年1月で実施した「泣いた!笑った!#我が家の育業ストーリー 投稿キャンペーン」では、1,100件を超える投稿をいただきました。ありがとうございました。 ※この企画は、東京都の募集する「育業」応援プロジェクトのひとつとして、たまひよが実施する取組みです。

結果発表

育業マンガ賞

6名さま

人気マンガ家の宮川サトシさん、
おぐらなおみさんが投稿された育業ストーリーを題材に
6作品をマンガ化!

  • 宮川サトシさん
  • おぐらなおみさん

育児は24時間休みなし
交代できると
見える景色も違う

投稿者
キョロ さん(@2Bnqlf

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話し合うことから
本当の「育業」が
始まった

投稿者
すす さん(@okmtuk

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家族の爪、
夫の顔が
パパの顔に
なったとき

投稿者
おかの さん
(@okano167)

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子育ては、
ママもパパも
「新人バイト」!?

投稿者
たまごやきすきぴ11m さん
(@oko_kawaisugi)

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僕だって、
育児の主役だ!

投稿者
pon さん
(@pon_northfield22)

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育業を通して、
世界の解像度が
変わった日

投稿者
CarboUdon/子育て中 さん
(@Suki_Yaki3)

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お助け家電賞シャープ ヘルシオ ホットクック
/KNHW16GW

10名さま

投稿者Takashi Imanishi さん(@takashiimanishi)

「愛おしい人と過ごす日々」

今後育業を取得しようか迷っている男性や、今ちょっとだけ育業に疲れてしまっている方にとって、少しでも「育業、悪くないかも」と思ってもらえたら嬉しいです。

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私は2022年10月から3か月半ほど育業に取り組みました。現在35歳の男性で、生まれた長男が第一子です。振り返ってみれば、たった3ヶ月半でも、ものすごく濃密で、ものすごく価値ある期間だったのですが、最初から全てが順風満帆というわけではありませんでした。

私は人生の優先順位の上位に仕事が来る人間だと思います。仕事がすごくできるわけでも、誰よりも長時間働くわけでもないけど、仕事でのパフォーマンスを上げる努力をしたい(しなければならない)といった思いは強く持っています。

そうした個性からか、あるいは今の会社史上初の男性育業取得者だからか、「この期間の経験を今後に活かさねば。ただ育児頑張っただけではだめだ」といった、ある種の強迫観念に取りつかれていました。
「育児は仕事の役に立つよ」といったことを、これまでの人生で折に触れ聞いていたことも影響しているかもしれません。

3ヶ月半の育業。キャリアが途絶える、と言ったら大袈裟ですが、一定期間職場を離れるのに不安がなかったわけではありません。営業先や社内業務を会社の同僚に引き継いでいく期間は、少しずつ自分の存在場所がなくなっていくようにも感じ、育業前の最終出社日には、これで色々な繋がりが消えてしまうのではないだろうかと、とても寂しかったのを覚えています。

無事妻の出産が終わり、妻が退院してからの日々は、本当に、想像以上に大変でした。
まとまった時間寝られない、やることは常になくならない、新しく覚える&習得することだらけ。

抱っこの仕方が下手なのか、最初は僕が抱っこしても絶対に泣き止まない息子。度々オムツが漏れてしまい、増える洗濯物。
溺れさせてしまわないかとヒヤヒヤしながら行う沐浴。寝不足の中でもやらないわけにいかない家事。
毎日がただただ高速で過ぎていき、疲れていくとともに、「何かを得ることなんて一切なくこの期間が終わるのでは…?」と不安も抱くようになっていきました。

育業のターニングポイントは、一か月ほど経過した時。朝4時ごろ、ルーティンのミルクやりの後にげっぷをするべく縦抱きをしていると、なぜか、涙が止まらなくなりました。悲しみではなく、息子に対する「愛おしい。離したくない」といった感覚が全身を包み、何とも言えない充足感でいっぱいになりました。
今でも、その時の感覚は鮮明に覚えており、これまでの人生では中々味わったことのない出来事でした。

あとで調べたら、オキシトシンという脳内物質の影響のようです。
一つの生命体を、ただ愛おしいと思うこの出来事によって、「まあ、可愛いよね」くらいでしかなかった息子の存在が、大きく変化したきっかけでした。
(これ以降、妻からは「普段から抱っこする時間が増えたね」と言われました。)

息子が刻一刻と変化していく成長を間近で見られることは、この上ない喜びでした。
また、その成長の軌跡は、妻と共有できる大切な思い出でもあります。何年たっても、この思い出を作れたことは、私にとっての財産になると思います。

元々考えていた「育業期間を仕事に活かさなきゃ」といった気負いは、この出来事を境に少しずつ薄れていきました。
もしこの育業期間が仕事に活きなくても、むしろ何らかの形で仕事にマイナスに働いたとしても、それはそれでいいんじゃないかと思えるくらい、強烈な経験でした。妊娠出産で特に体が変化しない男性も、一定期間・時間を育児に費やせば、こうした経験ができるのかもしれません。
むしろ、これでようやく「父性」が芽生えるのだと思います。

自分以外の誰かを愛おしいと思う。その愛おしい人と、一緒に過ごせる喜び。
生きてる上での幸せは、意外とすぐそばにあるかもしれない。
これに気づけたことが、育業に取り組んでの一番の収穫だったと思います。

杉浦 太陽さんよりコメント

育児の大変さがわが子への愛おしさに変わった瞬間はぼくも忘れられません。

投稿者みさみさ さん(@6o1aUpHfKpWmCd7)

夫の育業明け、私が産後うつに。すると

「育業を延長したら」と夫の上司。
「私もみるわ」とお隣さん。
「ファミリーサポートもありますよ」と保健師さん。

人がつながり、地域がつながり、社会がつながる。
そこで本当につながったものを絆と呼ぶのだと感じた。

天野 妙さんよりコメント

社会全体で子育てをしている。それこそが「絆」だと感じ、心が温まりました。

投稿者土星さん。(@crystal8indigo)

ゴミ収集車の方が、毎日笑顔で手を振ってくれること。

電車も車掌さんに手を振ると振り返してくれること。
パトロールカーも消防車の方も。

子どもと過ごして初めて知りました。
子どもの小さな手に、温かい返答をくださる街の人たちにいつも感謝でいっぱいです。

前田 晃平さんよりコメント

子どもができて初めて社会のやさしさに気づいたことにすごく共感しました。

投稿者明太先生 さん(@mentaisensei1)

パパねんねはいつも大泣き。
泣き疲れてやっと寝るの繰り返し。パパも心の中で涙

そして、生後約1年半。

涙のねんねは200日以上。
今日初めて涙なしの寝かしつけに成功しました
パパは布団の中で泣いていますみなさん祝ってください。

柏原 杏子編集長よりコメント

育児をしないとわからない大変さが、短い文章の中に凝縮されています。寝かしつけ成功に拍手!

投稿者あーたま亭 さん(@aatamatei)

2歳差で2人目が産まれた我が家。
上も下も手がかかり、上の子が可愛いと思えなくなるほど病んでた私。
このままではまずいと思い泣きながら夫にSOSを出しました。

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夫はいつも仕事から帰ってきての可愛い子どもたちしか見たことがなかったので夫は育業を取得して、初めて日中のイヤイヤ期や癇癪、赤ちゃん返りで手がつけられない上の子の姿を知りました。

育児や家事を一緒にやれたこと以上に、子どもの可愛い姿だけが育児じゃないことを知ってもらえたことが私の中ではすごく大きかったです。

育児は楽しいことも、大変なこともありますが、あのときの育業が夫をともに育児をしていく戦友にしてくれ、白目になりそうな大変なことも含めて夫と協力して笑い話にしながら共に楽しめるようになったと思います。

中西 和代編集長よりコメント

物理的な負担だけでなく、精神的な負担も2人で共有するのが育業の大きな意義ですね。

投稿者ふじぼう さん(@fujibou180424)

「 我が家の萌えアングル」

育業を始め、子どもと一緒の時間が増えると
かわいい〜!!!って思う瞬間が多々ある。

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おしゃぶりをチュパチュパやっている時。
必死にミルクを飲んでいる時。
うつ伏せを頑張っている瞬間。

そんな瞬間瞬間に立ち会うことができるのが「育業」だ。

成長している、まさにその瞬間に立ち会うことが出来る。

家族の数だけ、かわいい瞬間というのが異なってくると思うが、周りに全く理解されない「我が家の萌えアングル」がこれだ・・・!!

この瞬間に立ち会えた時、夫婦揃って

「もちもちだぁ〜!!!」

っと悶えている(笑)

そして立ち会えた時に写真を撮って、夫婦で送り合っています(笑)

この、鏡餅のような、大福のような、スライムのような、なんとも言えないモチモチ感。

神モチアングルと我が家では呼ばれてます笑

育業を取得しなければ出会えなかった神アングル。ずっと眺めていられます。

投稿者うまんちゅ@男性の家庭進出 さん(@umanchutia)

3歳、1歳、0歳の子育て。
夜中に0歳が泣く。つられて3歳が起きて泣く。

1歳が寝てる隣の部屋に0歳を避難。1歳も起きて泣く。

三兄弟夜中にみんなで大合唱。
パパもママも寝不足で大号泣。

育業とってよかった

投稿者yoyo さん(@__n.a777)

写真は第一子の里帰り出産を終え 自宅に戻る新幹線での1枚
母が娘を抱いてくれているところです

地元が山形で東京に住んでいた私は里帰り出産のため産後1ヶ月まで山形の実家で過ごしました。

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母も育児に専念するためにと職場に相談して『長期休み』いわゆる『育業』をとってくれました。

初めての子育てに私は毎日てんやわんや。特に寝かしつけは毎晩格闘でした

母と2人体制で抱っこで寝かしつけをして布団への着地に失敗したらバトンタッチ
寝かせることに成功したときの安堵感や達成感は今でもはっきりと覚えています

私も母も毎日寝不足だったけれど、日中交代で休んだり、ときには愚痴をこぼしたりと心と身体の健康は保てていたなぁと思います。

そして気がつけば1ヶ月が経ち里帰りは終了。
寂しさを抱えながら母に付き添ってもらい新幹線で東京へ戻りました

東京での暮らしが無事にスタートしたかと思えばあっという間に母が帰る日を迎えました。

客間から聞こえてきたのは母が鼻をすする声。
荷物をまとめながら背を向けていたけれどすぐに泣いているとわかり私ももらい泣き、、母に気づかれないように泣きました

その後はあえて普段通りに過ごしたのですが 母を駅まで見送ったときに母がかけてくれた「こんな経験させてくれてありがとう」の言葉にとうとう涙腺崩壊。

里帰り中、母と二人三脚で育児をして(父は基本娘を可愛がるだけ笑) 2人して寝不足になりながらも毎日笑いが絶えなくて楽しかった日々を思い出しまた涙

主人が近くにいなくてもいつもポジティブに 育業できていたのは間違いなく母がいたからなのに母に娘の成長を近くで見せてあげられないなんて…こんなにもつらくなるとは思ってもいませんでした

里帰り出産中の『育業』を通して私は改めて子どもという存在の大きさ子どもを産んで育てることの尊さそして母の愛と偉大さを知りました。

私にとって母と一緒に『育業』した時間はこれからもずっと忘れられない大事な思い出です

投稿者明杉 ひのき@2児のパパ さん(@akasugihinoki)

「パパが育業を取った」と産婦人科で話したら凄く褒めてくれてたと教えてくれた。
そう言えば私も保育園で送り迎えした際に先生から育業を褒めてくれた。
産まれる前は育業を取ることについて迷っていたが、こんな風に色んな人から褒めて貰えると取って良かったと思える。

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ここまで書いて気付いたが、そう言えばママも育業中だった。
ママは褒めて貰ってないのに嫉妬したり理不尽に感じたりしないのだろうか。

「みんな【育児】じゃなくて【育業】を褒めてるだけやろ?なんとも思わん」と言われた。
何だか釘を刺された気分になったがママは何を伝えようとしたのだろう。
カウントダウンまでに考えをまとめなければ。

育業を取って終わりじゃない。
私はそう気を引き締め直し、開けようとしていた缶ビールをそっと冷蔵庫に戻した。

投稿者育業パパ さん(@ikuziganbaruzo)

僕が父親になる。
父親といえば、僕の父親は仕事をとにかく頑張って、午前様が当たり前で、僕らを養ってくれた。
それが僕にとって父親の背中だ。

僕は、僕の父親の背中と別の背中を見せるのが怖かった。
育児も怖かった。妻に任せてしまえばそれでいいと思った。

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僕は育業しないで、妻に任せても誰にも後ろ指をさされることはない。
でも、日に日に大好きな妻のおなかは大きくなり、手を当てると息子が動くようになった。
それがとても愛おしくて、一緒にいたくなって、2ヶ月だけの育業を職場に申し出た。

本当はもっと育業を取りたかったけど会社に遠慮した。けど、上司が僕の心中を察してくれ、本当は何ヶ月とりたいの?と聞いてくれた。その時、年度末いっぱいまで取りたいです!と反射的に言ってしまった。とにかく、子供と沢山一緒にいて、育業をしたいと思った。そして、運命の日がやってきた。妻がいっぱい、いっぱい頑張ってくれて2人の息子が誕生した。 僕と妻は相談して、片方だけに役割を固定化するんじゃなくて、2人とも同じことが出来る様にした。 ミルク、ゲップ、寝かしつけ、オムツ… 生後2ヶ月、片方が出かけても問題なくもう片方が見れるようになった。
育業なんだから、リスク分散をしないといけない。片方だけしかできなかったら倒れた時に困る。

僕は、いろんな背中を息子に見せたいと思う。育業をしている背中も仕事を頑張ってる背中も。
共通してる事は、怖くたって自信がなくたって、何かのせいにして逃げない。
そんな背中を見せたい

おかいもの賞アカチャンホンポ商品券1万円分

20名さま

たまひよ賞たまひよの絵本セット

50名さま

審査員総評

審査員の方々が集まり、選考会を実施しました。
素敵なエピソードばかりで本当に迷いました!審査会の様子についての記事を読む

杉浦太陽さん

どのストーリーも共通の答えは「育業してよかった」でした。これから育業する人は勇気をもらえるはずです。

杉浦さんインタビュー記事はこちら

俳優、タレント。4児のパパで「たまひよ好きなパパランキング」では2021、2022年と2年連続1位。
杉浦太陽 Instagram

天野妙さん

選考中、マスクが湿るほど泣きました。パパからの投稿は、男性たちの心の葛藤を知ることができ、視野が広がりました。

合同会社Respect each other代表、みらい子育て全国ネットワーク代表。著書『男性の育休 家族・企業・経済はこう変わる』(PHP新書)
天野妙 Twitter

前田晃平さん

皆さんのリアルな育児体験を知れてよかったです。どれもすてきなエピソードで日本の未来は明るいと感じました。

内閣官房こども家庭庁設立準備室参事官補佐。著書『パパの家庭進出がニッポンを変えるのだ!』(光文社)
前田晃平 note

宮川サトシさん

どの投稿も育業期間中にご夫婦で気づかれたことが客観的に言語化されていて、投稿すること自体がすでに価値のある行為のように思えました。あ、漫画も一生懸命描いたのでぜひ!

岐阜県出身。2013年マンガ家デビュー。『母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。』(新潮社)は大きな話題となる。現在は雑誌『モーニング』(講談社)にて『ワンオペJOKER(原作)』を連載中。2児のパパでもある。
宮川サトシ Twitter

おぐらなおみさん

子育ては人生最大のピンチでもありますが、パートナーとの絆が深まるチャンスでもあるんだなあと思いました。

イラストレーター&マンガ家。長女26才、長男20才のふたりの母。2011年『働きママン1年生』(メディアファクトリー)にて仕事と育児に奮闘する毎日を描き、話題となる。著書多数。
おぐらなおみ Twitter おぐらなおみ blog

『初めてのたまごクラブ』
『中期のたまごクラブ』
『後期のたまごクラブ』
編集長・中西和代

良いエピソードばかりで選ぶのが本当に難しかったです。「育業」の形はひとつではない、と強く感じました。

『初めてのひよこクラブ』
『中期のひよこクラブ』
『後期のひよこクラブ』
編集長・柏原杏子

わが子への愛情、周囲の優しさ、パートナーの新しい一面など、育業を通じて一人一人が違った発見をされていることに感動しました。

たくさんの素敵な育業ストーリー本当にありがとうございました 全投稿はこちら※ハッシュタグが正しくついていない場合は表示されない場合があります

育業ってなあに?

2022年6月、育児休業の愛称を「育業(いくぎょう)」とすることを東京都が発表しました。
育児は、「休み」ではなく、「未来を担う子供を育てる大切で尊い仕事」ととらえ、社会のマインドチェンジを目指す取組みのひとつです。

その愛称と理念を広く浸透させ、誰もが育業しやすい社会を目指すため、東京都が企業・国・インフルエンサーとコラボして2022年から様々な「育業推進キャンペーン」を実施しています。

ここでは「育業」に込められた思いや、「育業応援プロジェクト」についての記事を紹介します。

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