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集まった1000件を超えるエピソードに共感と感動の声続々。「#我が家の育業ストーリー」受賞作がマンガに!【東京都「育業」応援プロジェクトレポート③たまひよ】

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審査員の方々が集まった選考会の様子

2022年6月、東京都が育児休業の愛称を「育業(いくぎょう)」とすることを発表しました。そして、東京都と企業・国・インフルエンサーがコラボして2022年からさまざまな「育業推進キャンペーン」を実施中です。

「たまひよ」ではそのコラボ企画の一つとして、「#我が家の育業ストーリー投稿キャンペーン」を実施。2022年10月21日〜2023年1月31日に「育業」をテーマにしたエピソードを募集し、なんと1100件以上の投稿が集まりました。2023年2月上旬に行われた審査会の様子をレポートします。

「育業マンガ賞」6名と、そのほか各賞80名の受賞エピソードが決定!

育業マンガ賞の作品

「育業」は、育児は「休み」ではなく、「未来を担う子どもを育てる大切で尊い仕事」ととらえ、社会のマインドチェンジをめざす取り組みの一つです。
その愛称と理念を広く浸透させ、だれもが育業しやすい社会をめざすため、たまひよが実施した「#我が家の育業ストーリー投稿キャンペーン」には、赤ちゃんと家族のかわいらしい写真や、「あるある!」と共感できるエピソード、思わずホロリと涙してしまう体験談など、「育業」によって生まれた家族のリアルな物語が寄せられました。

2月上旬に都内で行われた審査会では、それらの投稿の中からプロのマンガ家がエピソードをマンガ作品にする「育業マンガ賞」6名、「お助け家電賞」10名、「おかいもの賞」20名、「たまひよ賞」50名が決定。

育業マンガ賞「育児は24時間休みなし 交代できると見える景色も違う」

マンガ 宮川サトシ

マンガを読む

育業マンガ賞「話し合うことから 本当の「育業」が 始まった」

マンガ おぐらなおみ

マンガを読む

審査員を務める4児のパパで俳優の杉浦太陽さん、『男性の育休』著者の天野妙さん、『パパの家庭進出がニッポンを変えるのだ!』著者の前田晃平さんらが、集まった数々のエピソードに目を通し「泣ける!!」「どれもいい・・・」「選べません」と感動のため息をつきながらも審査にあたりました。

【結果発表】#我が家の育業ストーリー その他の入賞作品や7名の審査員からのコメントはこちら

楽しさも大変さも、社会のみんなで共感して支え合いたい

真剣な表情で投稿されたエピソードを審査する杉浦さん。

杉浦さんは「パパからの投稿が思ったより多くて、自分も同じ気持ちで子育てしていたな、とすごく共感できた」と話します。

「育業をしやすい社会に向けて動き始めていることを実感しました。それに実際経験した人のエピソードは説得力があります。育児の楽しさも大変さも含めて先輩たちのストーリーを知るだけでも、心構えができますよね。何もないところを歩くのは怖いけど、先輩たちが作った道をたどり、経験を参考にしてみんなで支え合いながら進んでいくために、このキャンペーンはすごく意義があると思います。

これから結婚や子どもを持ちたいと思っている人にはぜひ読んでほしいし、職場の人や同僚に見せるのもいいと思います。これから少しずつ令和の育児スタイルが確立されていくのかなと感じました」(杉浦さん)

このキャンペーンが時代の変化を後押しするきっかけに

「『子どもを持って社会のやさしさに気づいた』というエピソードに共感した」と天野さん、前田さん。

投稿には「会社で男性の育休取得第1号になった」という人からのエピソードもありました。3歳の女の子のパパである前田さんは「勇気あるパパたちの行動が社会を変える」と感じたそうです。

「私は娘が生まれたとき2カ月の育業をしましたが、そのとき働いていたのは男性も育業するのが当たり前の職場でした。でも、もし育業する人が少ない職場に勤めているときに子どもができたら、第1号になる勇気があったかどうか・・・。

男性が育業しづらい理由には、“職場に言い出しづらい雰囲気がある”ことが多いので、勇気を持ってファーストペンギンとなるパパたちを尊敬します。そして、そのパパたちに続いて、周囲も少しずつ『じゃあおれも・・・』となっていく、その積み重ねが、遠回りなようで、もっとも着実に社会を変えていく力になると思います」(前田さん)

14歳、10歳、6歳の3児のママで、6歳の子が今年保育園を卒園するという天野さんは、「パパたちの姿に時代の変化を感じる」と言います。

「投稿には自分のころのことを思い出して泣けるものもたくさんあったし、『子どもが泣きやんでくれない』など、パパならではの育児の大変さがわかるものもあって、新たな視点に気づくことができました。

私は子ども3人で14年間保育園に通っているんですが、保育園の送迎をするパパが増えたことに変化を感じます。それにお迎え時間も変わりました。いちばん上の子のとき私はサラリーマンをしていて、お迎えは19時15分ころでした。その時間にわが子のほかに5人くらいの子どもがお迎えを待っていました。今、6歳の子どものお迎えは18時30分になり、わが子以外に5人ほどの子どもがいます。こう見ると、お迎えの時間は全体的に45分くらい早まっているとわかり、この十数年で働き方改革が少しずつ進んでいると感じます」(天野さん)

各賞の結果発表ページはこちら

育業マンガ賞に選ばれた他4作品は3月中にたまひよONLINEにて順次公開します。お楽しみに!


お話/天野妙さん、杉浦太陽さん、前田晃平さん 撮影/アベユキヘ 取材・文/早川奈緒子、たまひよONLINE編集部

「#我が家の育業ストーリー」に寄せられた投稿は、ママ・パパの育業エピソード以外にも、おばあちゃん・おじいちゃんや、ママ・パパのきょうだい、地域の人など、周囲の人との絆(きずな)を作りながら、多様な育業のあり方が見えました。未来を担う子どもや子育て世代に対して寛容な社会になっていくことを期待し、「たまひよ」は今後も発信を続けたいと思います!

●記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

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