ひとりひとりの患者様のことを考え、治療に向き合う。不妊治療への想い【麻布モンテアールレディースクリニック】

メインフロアの５階以外に３階にも待合があります

麻布モンテアールレディースクリニック

住所：東京都港区麻布十番1-5-18 カートブラン麻布十番3階・5階
電話番号：03-6804-3208　
交通：東京メトロ南北線「麻布十番駅」4番出口より徒歩7分、都営大江戸線「麻布十番駅」7番出口より徒歩3分
診療時間：月・金曜9:00～13:00・14:00～18:00、火・木曜9:00～13:00・15:00～20:00、土・日曜9:00～13:00・14:00～16:00
休診日：水曜、祝日
https://www.monteart.jp/

Profile

院長／山中智哉先生
1998年山梨医科大学卒業。同大学産婦人科、国立甲府病院産婦人科、NTT東日本関東病院、不妊治療専門レディースクリニック等をへて、2019年6月、麻布十番にクリニック開院。医学博士、日本専門医機構認定産婦人科専門医。

プロとして最善を尽くす。妊娠率を高める治療との向き合い方

新たにフロアを増設。白と木目を基調とした待合室は開放的な空間で、光が差し込み温かみのある明るい雰囲気

不妊治療において大切なのは、『妊娠の可能性を最大限に引き出すこと』、そして『ご夫婦の希望を尊重しながら、最適な治療法を見極めること』です。医療者として、私は「どの治療方法においても最適な結果を導き出せるよう努める」ことを心がけています。

一般的な治療方法で結果が出る方もいれば、同じ方法でも思うような成果が得られない方もいます。そのため、妊娠に至っていないすべての患者様に対し、最適な選択を提案することを大切にしています。「最善の方法＝体外受精」とは一概に言えません。たとえタイミング法や人工授精を選択した場合でも、その中で最大限の工夫を追求することが重要だと考えています。

体外受精はタイミング法や人工授精に比べ妊娠率が高いため、選択される機会が増えています。また、保険適用の年齢制限が導入されましたが、年齢だけでなく、生活習慣、食生活、体重管理、基礎疾患のコントロールなど、妊娠に適した健康状態を維持することも重要な要素です。

どの治療方法を選択する場合でも、「一人ひとりの状況に応じた最適な治療を提供すること」を常に意識して治療に向き合っています。

体外受精におけるより良い選択。採卵日の調整でご夫婦の負担を軽減

診察室も新たにリニューアル。シンプルな空間でプライバシーもしっかり守られています

体外受精は「排卵誘発」「採卵」「培養」「胚移植」のプロセスを経て進められます。この中でも特に患者様に負担がかかるのが、「排卵誘発」と「採卵」です。「排卵誘発」には、「自然周期」と「刺激周期」の2種類があり、刺激周期はさらに低刺激・中刺激・高刺激の方法に分かれます。

病院や医師の方針によって選択されることもありますが、患者様の「卵巣の機能」や「どの程度の卵子数の採取が望ましいか」を考慮し、適切な方法を決定するとが重要です。

また、注射の頻度や通院回数など、患者様のライフスタイルに合わせた治療計画を立てることも、継続的な治療を進めるうえで大切になります。「採卵」は約10～30分で終了しますが、その後の体調管理のため、院内で2～3時間ほど待機していただくことが一般的です。この間に卵子と精子の状態を確認し、受精方法を含むその後の治療計画を検討します。採卵日は通常、月経開始からおよそ14日目前後となりますが、ピルを使用して月経の開始日を調整することで、採卵日を事前にコントロールすることが可能です。これにより、ご夫婦ともに仕事をしながらでも治療が受けやすくなります。

「高度な医療技術を維持することはもちろん、患者様の背景を考慮した治療を行うことが、安心感につながり、良い結果を生むと考えています。初診から患者様の状態をしっかりと把握し、最短で最善の治療計画を立てることを常に心がけています」