患者さんの体と心の負担を減らし、2004年から行っている高い技術の着床前遺伝学的検査を患者様に【神戸ARTクリニック】

シンプルで過ごしやすい雰囲気の待合室。大きな窓からは三宮をはじめ、神戸市街が一望できます
神戸ARTクリニック
住所:兵庫県神戸市中央区雲井通7-1-1 ミント神戸15階
電話番号:078-261-3500
交通:各線「三宮駅」よりすぐ
診療時間:月曜~日曜9:00~13:00、月曜~金曜17:00~19:00
休診日:土曜午後・日曜午後
https://www.ivf.co.jp/
Profile

理事長/大谷 徹郎 先生
1979年神戸大学医学部卒業。ワシントン大学医学部、ドイツ・キール大学医学部留学などを経て、1996年神戸大学医学部附属病院助教授。2000年より大谷産婦人科不妊センター院長。2011年神戸ARTクリニック開設。
19時まで診察しているので仕事帰りの通院も可能。アクセス便利なクリニック

患者さんの大切な卵や精子を扱う培養室には約10人の培養士が在籍
神戸、三ノ宮駅の目の前の複合ビル・ミント神戸内にある、神戸ARTクリニック。駅からのアクセスも良く、17時〜19時の診察もあるため、仕事帰りの通院も可能なクリニックです。同院では2004年から、胚の染色体異常を検査する着床前遺伝学的検査(PGT-A・PGT-SR)を実施するなど、幅広い検査と治療を行っています。
特に同院が2004年より行っているPGTは、当時は国内で実施している医療機関は他になく、日本全国から治療を求める患者様に対して、平等にPGTを行ってきました。月日の流れとともに国内の規制緩和も進み、2022年からは生殖補助医療を提供する全国の医療機関でPGTを行うことが可能となりました。そのような背景から、独自の啓蒙活動は一定の役割を終えたと認識し、今年より日本産科婦人科学会が認める「PGT‒A・SR承認実施施設」となり、PGTを患者様に提供しています。
理事長の大谷先生はご自身も不妊治療の経験があり「なかなか赤ちゃんを授かることのできない気持ちはよく分かります」と話します。
「流産は体だけでなく精神的なダメージも大きいと思います。流産率は女性が高齢になるほど上がります。PGTによって染色体異常のない胚を戻すことで、明らかに妊娠の可能性のない胚移植の回数を減らして、時間を有効に使えるのもメリットだと思います。」

体外受精の際に利用するリカバリールーム
同院には臨床遺伝カウンセラーが常駐しており、随時遺伝カウンセリングを受けていただくことができます。遺伝カウンセリングでは、PGTを希望する理由、染色体異常などご家族で共有する不妊の原因がないかを知るための家族歴、過去の不妊治療歴、妊娠歴などを詳しくうかがいます。そのうえで、PGTの方法、何が分かりどのような効果が期待できるのか、体外受精やPGTを受けることで生じるリスク、検査の限界など詳しくお話しします。
PGTを希望される方の状況は様々です。PGTの有効性、必要性も異なります。遺伝カウンセリングを受けた後、PGTをうけるかどうかお二人でよく相談して決めていただくことが大切です。
※PGT‒A・PGT‒SRは自由診療です。胚1ヶの検査は4万4千円(税込み)です。別途、体外受精・顕微授精、凍結・胚生検費用として合計約30万円(税込み)がかかります。

緊張せずに受けられそうな雰囲気の内診台
Point 二人目不妊の方も、受診しやすいクリニック
診察室があるフロアとは別の階に、キッズルームを設けています。部屋にはモニターがあり、番号で呼び出しされるので安心。二人目不妊の方も気兼ねなく受診できます。また、体外受精の説明会のほか、より詳しく聞きたいという方のための、カウンセリングも実施しています。
