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妊活を始める今だから再確認したい!月経が重くてつらいのは病気かも…

出血量の多い月経(過多月経)は、婦人科の病気がおもな原因ですが、血友病などの血が止まりにくい病気が関係することもあります。ここでは気になる「血友病」について、専門医に詳しく伺いました。

■長尾梓先生
医療法人財団荻窪病院血液凝固科の医師。日本エイズ学会認定医・指導医、日本血栓止血学会認定医など、一貫して血液研究を専門とし、その研究に対して世界的な受賞歴も多数ある

こんな症状を感じていたら要チェック!

□月経の日数が7日以上、だらだらと続く
□月経血量が多く、ナプキン1枚あたり2時間持たない
□100円玉大以上のレバー状の血のかたまりが頻繁に出る
□貧血を起こしやすい
□青あざができやすい
□ケガをすると、血が止まりにくいと感じる
□近親者に血友病や血が止まりにくい病気の方がいる

妊活を始める今、確認しておきたい。自分の月経と血友病のこと

「妊娠と月経は、とても密接な関係にあります。妊活をスタートする際に、もし月経に関する不調を感じているなら、まずは早めに婦人科などの専門医に相談することが大切です」と語るのは、血液の専門医である長尾先生です。先生によると、不調のサインはさまざまですが、とくに注目してほしいのが、出血量です。「正直、月経の出血量が他人と比べて多い、少ないというのは、比較できないだけにわかりにくいですよね。ただ、量が多くて貧血になるなど、つらい思いを『しょうがないから』と、あきらめているのは絶対にNG。もしかしたら、なんらかの病気が関係している可能性があるからです」と、注意喚起を促します。中でも、一般的にあまり知られていないのが「血友病」との関係性です。

「出血すると血が止まりにくい血友病は男性に多い病気ですが、家族に血友病患者がいると、女性でもその症状を受け継いでしまうことがあります。それを『保因者』と呼びますが、その場合、事前に出産計画を専門医に相談することが重要です。問題は保因者であることではなく、自分が保因者であることを知らないということです」と強調します。安心して出産計画を立てるためにも、気になることは専門医に相談してみましょう。

こちらをチェック

赤ちゃんを迎える準備をするためにも、知っておきたいQ&A

「自分は大丈夫?」と感じたら、大切なのは正しい知識を持つことです。その上で、婦人科医や血液内科などの専門医に相談してみましょう。

Q1.血友病ってどんな症状がある病気なの?
A1.血が止まりにくいのが特徴的で血液の凝固因子が不足している病気です

血友病は「血液凝固因子」と呼ばれるタンパク質の一部が不足しているため、血が固まりにくく、ケガなどで一度出血すると止まるまでに時間がかかるという、かつては難病でした。ただ最近では治療薬の種類も増え、適切な止血治療が進化し、一般の人と変わらない生活を送ることができます

Q2. 血友病って遺伝なの?どれくらいの患者数がいるの?
A2. 遺伝による先天性と後天性があり、推定の患者数は6000人以上です

血友病には、遺伝がかかわる「先天性血友病」と、そうではない「後天性血友病」があります。「先天性血友病」は男性に発症することがほとんどで、女性ではまれです。現在でも患者数の少ない病気(希少疾患)の一つで、令和元年(2019年)に行われた全国調査(※)では、国内の患者数は6,596人と報告されています
※引用先:血液凝固異常症全国調査 令和元年度報告書

Q3. 自分で重い症状は感じられない。でも、遺伝していたら、出産などに影響がある?
A3. 血友病と診断されるほどではないものの、遺伝的な素因を持つ女性を「保因者」といい、出産時や産後に大量の出血を伴うことも!

遺伝的に血友病の素因を持つ女性を「保因者」と言います。日常生活に支障が出ることはほとんどありませんが、知らないまま分娩や手術、ケガなどをすると、出血が止まらないことがあるので注意が必要です。実際に保因者と知らずに出産して血がなかなか止まらず、緊急輸血が必要になったケースもあります

Q4. もし、自分が「保因者」なら子どもに遺伝する?
A4. 生まれてくる赤ちゃんが男児の場合、2分の1の確率で血友病になります

保因者から生まれてくる赤ちゃんが男児だった場合、2分の1の確率で血友病となるため、出産前から赤ちゃんが出血しないように、医師に相談して計画を立てておく必要があります。まずは自分が保因者かどうかを知るために、家族や親せきに血友病の患者がいるか、家族の病歴を確認しておくことが大切です

Q5. 「保因者」かどうか、調べる検査はあるの?
A5. どのくらい血が止まりにくいかを調べる「血液凝固検査」と血友病の遺伝的な素因を調べる「遺伝学的検査」があります

採血して「血液凝固因子」の活性を測る「血液凝固検査」と、遺伝的素因を調べる「遺伝学的検査」があります。「血液凝固検査」は生理周期などのさまざまな理由で大きく変動することから、日時を変えて複数回採血を行います。また「遺伝学的検査」は、同じ家系の血友病患者について血友病の原因となる遺伝子変異を調べてから、自分の遺伝子にも同じ変異がみられるかを照合。気になることがあれば、血液内科などの専門医に相談してみましょう

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もっと詳しい情報はwebサイトへ

病気に必要なのは正しい知識を持つことです。気になる症状があれば、まずは下記のweb サイトをチェックしてみて! また、月経過多は、婦人科の病気が関係していることが多いので、まずは、妊活でお世話になっている婦人科の先生に相談することから始めましょう。

詳しくはこちら

撮影/合田和弘 ヘア・メイク/太田絢子  
協力/中外製薬

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