もうこれヒューマンドラマでしょ!? 怪獣と戦うだけじゃない!隊長と個性豊かな隊員たちとのコミュニケーションを描いたウルトラマンシリーズ最新作が話題。その3つの理由とは?
7月にスタートした最新作『ウルトラマンブレーザー』が前例のないキャラクターでママ・パパの人気に。毎週土曜日の朝には関連ワードがトレンド入りしているとのことで、たまひよWebがピックアップ。過去シリーズから、よりハートフルなヒューマンドラマに仕上がっている『ウルトラマンブレーザー』の人気のワケを3つの点から考察しました!
考察1)新ウルトラマンはパパ!
今回の主人公「ヒルマ ゲント」は、特殊怪獣対応分遣隊(SKaRD)の隊長でパパ。ウルトラマンシリーズでは、初の中間管理職の設定です。上官からの無理難題や個性豊かな隊員たちにもまれながら家族と地球を守るため戦っている姿は、設定こそ怪獣災害に立ち向かう特殊部隊というSFの世界であるものの、同世代の働くママ・パパが共感できるストーリー構成になっています。主人公は、ヒーロー作品ファンにもおなじみの人気俳優 蕨野友也(わらびの ともや)さん。正義のために「俺が行く。」とリーダーシップを発揮するかっこよさと、ユーモラスなキャラクターを併せ持った愛すべき「ヒルマ ゲント」を巧みに演じています。
奥さんと子どもとのシーンはまだ出てきていないので、これから家族と過ごす「ヒルマ ゲント」が登場するのか否かはベールに隠されています。今後の気になるところです。
考察2)怪獣型のロボットも登場!
ゲント隊長が「ウルトラマンブレーザー」に変身するのは、「正義のために強く力を欲した」とき。光の力を宿した結晶体「ブレーザーストーン」に強く願いを込めながらブレーザーブレスに装填すると「ウルトラマンブレーザー」に変身します。そのポーズがなんとも特徴的。どんなポーズなのかは本編でぜひチェックを。
そして、忘れちゃいけないのが、23式特殊戦術機甲獣アースガロンです。ゲント隊長率いる「SKaRD」が扱う主力巨大兵器が今作では登場します。2足歩行怪獣型で、口から放つ荷電粒子砲「アースファイア」、両手の「アースガン」、尾っぽにはミサイルを装備する特戦獣です。「ウルトラマンブレーザー」と一緒に、怪獣たちとどんな戦いを見せていくのか、そこも見どころの一つになりそうです。
考察3)人間とウルトラマン、家族、同僚と司令官との関係性など、もはやヒューマンドラマ!
隊長で家族がいる主人公がウルトラマンの前例がないだけに、ゲント隊長と関わる隊員や司令官とのシーンも今までにない展開に。「人間とウルトラマン」、「人類と怪獣・宇宙人」、「親と子ども、家族」、「同僚と上官」との関係性、「コミュニケーション=対話」の大切さを色濃く演出しています。現実社会でも起こりうるシチュエーションが所々にちりばめられているので、単なるヒーローアクションドラマではなく、ヒューマンドラマとして楽しめるはず。
最後に、主人公の蕨野友也さんのコメントを紹介します。
「ウルトラマン。今も世界中で愛され続けている存在。子どものときは学校に被っていく赤白帽子を半分にして行き帰りの山の中でよくモノマネをしていました。あの頃は神秘的で圧倒的な強さだけが頭に残っていて、いつか自分も大切な誰かを守れる存在になりたいと感じていたのかもしれません。
あれから数十年。私自身も結婚をし、まるで巡り合わせかのようなタイミングでウルトラマンブレーザーが私の所へ来てくれました。大人になった今、あの思い出への恩返しをしたいと思います。大切な人と出会い、守る強さ。子どもたちには『いつか』、大人には『今できる事』を感じていただきたいです。今までにないウルトラマン、きっとみんなの心に残る『ウルトラマンブレーザー』をどうぞご期待ください」。
ぜひ、家族と世界を守る「ウルトラマンブレーザー」と「ヒルマ ゲント」の活躍を家族で見守ろう!
協力/ウルトラマンブレーザー製作委員会