【離乳期でも楽しみたい!】パンでかんたん!みんなの手作りバースデーケーキアイデア
お祝い事にあるとうれしいケーキ。でも離乳期は食べられるものが限られているから、難しいかな…とあきらめていませんか? 実はほんの少し工夫するだけで、赤ちゃんでも食べられるケーキを作ることができるんです! 今回はSNSで見つけた、かんたんにマネできて見た目もかわいい離乳食ケーキをご紹介します。
※赤ちゃんに食べさせる際には、月齢やお口の大きさ、誤飲・誤えんしないように小さくするなどに気を付けてあげましょう。
いつもの離乳食が盛り付け次第でお祝いバージョンに早変わり♪かんたんハーフバースデープレート
まずはハーフバースデーからご紹介! ハーフバースデーではケーキは難しいという場合も、工夫次第で素敵なお祝いプレートができます。
お皿をキャンバスに!アートな離乳食で食べる意欲も高まりそう!
お皿に描いた赤ちゃんの似顔絵とメッセージがとっても素敵なこちらは、とろとろの離乳食だからこそできるお祝いプレート! おかゆの白に、トマトや小松菜、かぼちゃ、にんじん、じゃがいも、キャベツなど、野菜の自然な色が映えてやさしい印象です。
食材のペーストはまとめて作って冷凍しておき、当日は解凍して、スプーンとつまようじで描いたそう。写真はおかゆですが、パンがゆもとろみがあるので作りやすくておすすめですよ。
クマの器に入れて、すりおろしにんじんで顔を描くだけ。かんたんなのにかわいい!
お祝いはしてあげたいけど、あまり時間がかけられない…というママやパパには、かわいい器を使ったこちらのアイデアがおすすめ。入れるだけでクマの形になる器に10倍がゆを入れて、つまようじなどでとろとろのにんじんをちょん、とのせていくだけ。あっという間にかわいいクマちゃんの出来上がり!
こちらもおかゆをパンがゆにして作っても◎! 今は比較的リーズナブルにかわいい器をそろえることができるので、赤ちゃんの好きな乗り物や動物などをモチーフにした器を選ぶと、喜んでくれそうですよね。
食パンが大活躍!1才のバースデーは離乳食ケーキでお祝い♪
1才のお誕生日には、赤ちゃんが大好きな食パンを使ったケーキがおすすめ! 赤ちゃんが好むほんのりした甘みと、やわらかさと、また型抜きしやすい扱いやすさで、バリエーションが楽しめます。
食パン×水きりヨーグルトで定番のデコレーションケーキが完成!
見た目は完全にケーキ! でも実は、コップで丸くくり抜いた食パンに、水きりヨーグルトを重ねた、1才でも食べられるケーキ。食パンのほのかな甘みと、ヨーグルトのまろやかさで、赤ちゃんもおいしく食べてくれそう。記念写真もバッチリですね。
上にのったいちごは丸ごと一粒ですが、食べるときにはのどに詰まらせないよう小さくカットして。いちごの代わりに、赤ちゃんが好きな果物をのせてあげてもいいですね。
▼他にも!食パンとヨーグルトを使ったケーキをチェック
ロールサンドを重ねるだけで、豪華なタワーケーキ風
食パンに卵やジャムをのせてくるくる。手でつまんで食べやすい大きさにカットしたロールサンドを重ねて、リボンやフルーツで盛り付けをしたら立派なタワーケーキのよう!
赤ちゃんが好きな具材を選んで、一緒にくるくる巻いても楽しめそうですね。
ジュレ&手作りゼリーで本格的な1才バースデーケーキも!
まるでお店で売られているようなこちらのケーキも、基本の材料は食パンと水きりヨーグルト。水きりヨーグルトには角切りしたいちごとバナナ、市販のジュレを混ぜているそう。上には、レンジで温めて裏ごししたいちごを水で伸ばしてゼラチンで固めた自家製ゼリー。飾り用のいちごをハート型にカットしているのもかわいいですね!
手が込んでいる分、赤ちゃんも大喜びで食べてくれたそう。こんなにかわいいと、大人も一緒に食べたくなりますね。
食べられる花を飾って華やかさアップ!
こちらも食パンと水きりヨーグルト、いちごで作ったシンプルな1才バースデーケーキですが、デコレーションに食べられる花(エディブルフラワー)を加えるだけでグッとおしゃれに!
赤ちゃんにはエディブルフラワーは食べさせなかったとのことですが、きれいな花に興味を持っていたようです。1才のバースデーはもちろん、ひなまつりやクリスマスなどの行事にもおすすめですね。
市販のお菓子でデコレーションも楽しい!
食パンと水きりヨーグルトでかんたんに作れるとはいえ、見た目をきれいに整えるのは意外と難しいことも。そんなときにおすすめなのが、ケーキの周囲を市販のお菓子で覆うアイデア。
こちらはミルクに浸したビスケットと水きりヨーグルトを重ねたあと、ケーキの側面に水きりヨーグルトを塗って市販のお菓子をくっつけたそう。水きりヨーグルトの水分と最後に結んだリボンのおかげで、お菓子がケーキにしっかりくっつくので、手先の器用さに自信が持てないママやパパでもマネしやすいです。もちろん、ビスケットの代わりに丸くくり抜いた食パンを使っても作れます。
写真のように、転がりやすい果物をのせやすいのもいいですね。こちらもぶどうを粒ごとのせていますが、食べるときには小さく切って、のどに詰まらせないよう注意しましょう。
食パンの切り方やフルーツの盛り付けを変えれば、イベントケーキも作れる!
1才でも食べられる、食パン×水きりヨーグルトのケーキ。食パンを四角く切って、いちごのスライスをウロコのように並べれば、こいのぼりケーキが完成! 目は、チーズとのりで作ったそう。
材料と作り方は同じでも、盛り付けを工夫するだけでお祝いのバリエーションが増える離乳食ケーキ。やわらかくて、好きな形にくり抜いたり、カットしたりと扱いやすい食パンがベースだから、アイデア次第でたくさんのバリエーションが作れそう! 今回紹介したアイデアを参考に、バースデーはもちろん、行事ごとにいろいろな離乳食ケーキを作って、赤ちゃんと一緒に楽しんでくださいね。
ほのかな甘みの超熟シリーズは離乳食ケーキにぴったり!
ふんわりやわらかくてアレンジしやすい食パン。なかでも、余計なものが入っていないPascoの「超熟」シリーズは、離乳食ケーキにぴったり。小麦本来の自然な甘みを感じられるのも、赤ちゃんにおすすめの理由です。
そのまま食べてもおいしいから、離乳食ケーキを作ったあとは、赤ちゃんの離乳食としてどうぞ。
超熟(6枚スライス)
独自の「超熟製法」で、小麦本来の自然でほのかな甘みと、しっとり、もっちりとした食感が特長。シンプルな味で、アレンジの幅が広がります。
超熟 国産小麦(5枚スライス)
国産小麦の小麦粉を100%使用、バターを使ったこだわりの山型食パンです。「超熟製法」と国産小麦による、もっちりとした食感が特長。トーストするとバターの香りが広がります。
赤ちゃんが食べられるケーキの紹介も♪パンで離乳食づくりを応援!
(免責)
この記事は離乳食作りの楽しみ方を紹介しています。材料や分量、レシピなどは、赤ちゃんの月齢、成長に合わせることが大切です。
【初めての食材の食べさせ方について】
1回の離乳食で食べさせる初めての食材は1種類とし、食物アレルギーに注意をして少量ずつ食べさせるのが基本です。食べ慣れた食材となら混ぜてもいいでしょう。
提供/敷島製パン株式会社(Pasco)
【監修】
中村美穂先生:管理栄養士、フードコーディネーター、国際薬膳調理師。保育園栄養士として乳幼児の食事作りや食育活動、地域の子育て支援事業に携わった経験を活かし、料理教室や書籍等のレシピ提供を行う。2児の母。HP:おいしい楽しい食時間(https://syokujikan.com/)