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話題の妊活コミック作者・目野真琴さんリアルな不妊治療サイドストーリー「体外受精に進むまで」

更新

※目野真琴「構わないでくれ、今日は妊活って気分じゃない」より
※目野真琴「構わないでくれ、今日は妊活って気分じゃない」より


不妊治療を実際に体験した人にしかわからない、妊活をめぐる「あるある」な戸惑い。
精液を人肌の温度に保ちながらクリニックに運ぶ…、夫婦生活の日を医師に管理される…、ときには「今日は妊活って気分じゃない!」って日もあるよね!
話題の妊活コミック『構わないでくれ、今日は妊活って気分じゃない。』作者・目野真琴さんがコミックエッセイには描ききれていない、リアルな不妊治療サイドストーリーを伺いました。

目野真琴さんの不妊治療サイドストーリー<前編>では、妊活をはじめたきっかけや、体外受精に進むまでの経緯を妊活たまごクラブがお聞きしました。

「目野真琴さん リアルな不妊治療サイドストーリー」 #1
※参考:「妊活たまごクラブ 不妊治療クリニック受診ガイド 2021-2022」

後悔しないために体外受精にステップアップ

※目野真琴「構わないでくれ、今日は妊活って気分じゃない」より
※目野真琴「構わないでくれ、今日は妊活って気分じゃない」より


――子ども好きで早く欲しいと考えていた夫に対し、漫画家としてまだまだ仕事をしたく、具体的に子どものイメージが描けなかった目野さんの新婚時代。その気持ちが変化してきたのは、結婚してから4~5年たったころ。

●目野真琴さん(以下、目野) 「出産した友人の子どもと接することが増え、うちの夫婦に子どもがいたらどんな感じになるのか、想像するようになりました。それに親せきの『子どもはまだ?』の圧もありましたし。そのあたりから夫婦で子どもについて話す機会が多くなりました」

――まずは自己流のタイミング法を半年ほど試すも、うまくいかず通院を決意。

●目野 「我流の妊活よりはクリニックなら私たち夫婦に合う指針を示してくれるだろうから、もっと頑張れるだろう、と。具体的な目標を設定してくれるほうが自分には合っていると思ったんですね」

――そこで近所にある有名な不妊治療クリニックへ。すると意外な指導が。

●目野 「33歳だったせいか、医師には『まだ若いから』とタイミング法と私の体の検査をすすめられました。またタイミング法か、と思わなくもなかったですが、人工授精や体外受精にステップアップする勇気はまだなかったですし、先生の指導なら自己流より効果があると信じて従いました」

――タイミング法と同時にすすめられたのが子宮卵管造影検査。それも治療の一つだと言われたこと、子宮卵管造影検査の翌月に妊娠した友人がいて希望が持てたため、いざ挑戦をしました。でも妊娠のゴールデン期間といわれる、検査後の半年間には宿らず。妊活に少し疲れた目野さんは、いったん不妊治療を休む選択をします。

●目野 「通院はお休みしていましたが、自己流のタイミング法は試みていました。子どもをあきらめる気持ちにはなれないのに、子ども関係の情報が入ってくるとつらいのでいっさいシャットアウト。そういう矛盾した行動をしているのもしんどかったんです」

通っていたところとは別の、体外受精に強いクリニックの説明会へ

※目野真琴「構わないでくれ、今日は妊活って気分じゃない」より
※目野真琴「構わないでくれ、今日は妊活って気分じゃない」より


――ずるずると妊娠への未練を引きずり続ける気持ちを変えたかったとき、2人目妊活中の友人から2人目のときは最初から体外受精をするという話を耳にします。そこで目野さんも体外受精へのステップアップを考え始め、通っていたところとは別の、体外受精に強いクリニックの説明会に訪れます。

●目野「そこで漠然と『子ども、できるかも』って自信がわいたんです。それでも授からなかったら、子どもがいない生活でもいいと吹っきれるかもしれない。後悔しないためにも体外受精を決意しました」

――転院先の医師は穏やかな性格で、目野さんいわく「その先生に出会えただけでもラッキー」と思えるくらい相性がよかったそう。体外受精という明確な目標があったため、割りきって不妊治療を進めていきます。

●目野「最初の採卵は3個とも空胞でした。でも空胞ならしかたない。次に行こうってすぐに気持ちを切り替えられました」

『不妊治療は妻だけ頑張ってもうまくいかないんですよね。夫が積極的にかかわってくれれば、夫婦仲はもっとよくなる気がします』

※目野真琴「構わないでくれ、今日は妊活って気分じゃない」より
※目野真琴「構わないでくれ、今日は妊活って気分じゃない」より


――2回目で無事3個採卵でき、医師や胚培養士さんからも順調だと言われていた矢先、まさかの自然妊娠が判明!

●目野 「毎月の通院もなく、いつもよりストレスはなかったし、確かに元気でした。だけど不妊の原因は私にあるのでは、と感じていたので自然妊娠したのが本当に自分でも不思議です」

――自然妊娠であったものの、約2年間の不妊治療は決して無駄な経験ではなかったと目野さんは話します。

●目野 「もともと会話の多い夫婦でしたが、子どもについてすごく話し合えたのはよかったです。夫とは長いつき合いですけど、『この人、こんなふうに考えているんだ』って、あらためて知ることができましたから。そう、不妊治療は妻だけ頑張ってもうまくいかないんですよね。夫が積極的にかかわってくれれば、夫婦仲はもっとよくなる気がします」


目野真琴さんインタビュー<後編>では、コミックより”あるある”なシーンを選り抜いた目野真琴さん妊活tips5をご紹介します。
ぜひご覧ください!

●目野真琴さん妊活ヒストリー

●19歳・・・夫と交際を開始する

●28歳・・・結婚

●32歳ごろ・・・自己流タイミング法を試し、排卵日検査薬でチェックすることを半年ほど続ける

●33歳ごろ・・・クリニックへの通院を始め、不妊治療を開始する

●34歳・・・子宮卵管造影検査後の半年、タイミング法を試みるも妊娠せず。医師にステップアップをすすめられる

●妊活を半年ほど休む

●体外受精に強いクリニックに転院する

●35歳・・・自然妊娠で娘を出産する

■目野真琴さん Profile

漫画家。作品に『構わないでくれ、今日は妊活って気分じゃない。』(講談社)のほか、『僕がモブであるために』(双葉社)がある。マンガPark(白泉社)にて『乙女ゲーに転生したけど非攻略キャラ狙いです!?』を好評連載中!

目野真琴さんTwitterはこちらから

●『構わないでくれ、今日は妊活って気分じゃない。』

深刻になりがちな不妊治療をめぐる夫婦の戸惑いを笑いに包んで届けるコミックエッセイ。効率を追い求めるあまり置いてけぼりになりがちな、肝心の赤ちゃんに会いたい気持ちを思い出します。1,100円/講談社刊


●構成・文/津島千佳

※記事内容、日付、監修者の肩書、年齢などは掲載当時のものです。

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