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【東京都】目的は「妊娠」でなく「出産と子育て」。 そのための最短ルートを提案してくれるクリニック

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不妊治療を考えたときに最初に気になるのは、「不妊治療専門クリニック」っていったいどんなところ? どんな治療が待っているの? わかりやすい説明が事前に聞ける? ということ。行ったことのない場所だからこそ、事前に不安が解消できるといいですよね。
不妊治療専門クリニックと一言でいっても、実は治療方針や雰囲気もさまざまです。そこで、初めての人でも2人目不妊でも安心して行けるクリニックを妊活たまごクラブ編集部がレポートします。今回は東京・品川にある「浅田レディースクリニック」を取材しました。 連載「潜入! 妊活を応援するクリニックってどんなところ?」第9回。

待ち時間を有効に使える待合室

「浅田レディース品川クリニック」は、数々のオフィスが立ち並ぶ品川駅から徒歩3分。まずは、広い待合室が目に飛び込みます。Wi-fi完備、電源のあるデスクも配置され、待ち時間も仕事をしたり、PC作業をしたりして過ごすことができます。
この春から、土日祝日診療がスタート、加えて週に4回20:00まで診察が受けられることになり、より仕事をしながら妊活ができる体制が整いました。

予約、呼び出しはすべてオリジナルの「浅田アプリ」で

クリニックでは名前を呼び出されることはありません。クリニックオリジナルの「浅田アプリ」をダウンロードすることで、予約、呼び出しはアプリで完了。その他、お知らせを受け取ったり、先生の説明動画を見たりすることもできます。
また、院内の動線も他の患者さんと鉢合わせになることがないよう配慮されています。

ロスタイムを少なくするための医療機器も万全

なるべく通院回数を少なくし、仕事と両立しやすい治療を目指しています。治療にはホルモン検査が不可欠です。浅田レディース品川クリニックでは18分でホルモン値などがわかる機器を導入。診察を受けるときにはすでに血液検査のデータが揃っているので、検査結果をもとに治療の戦略が立てられるようになっています。

施術経過を確認できる手術室

不妊治療には何かと不安が付きまといます。そんな不安を少しでもなくそうと、採卵などを行う手術室の天井にはモニターを配置。ここには超音波の画像がそのまま映し出されたり、体外・顕微受精で移植を受けるときに、リアルタイムで胚の画像を確認したりすることもできます。また、手術室内は清浄度の高いクリーンルームになっています。

「見えるラボ」で培養室の仕事をオープンに

院長の浅田義正先生は、不妊治療に携わって35年。日本で初めて精巣精子を用いた顕微授精による妊娠を成功させた、第一人者です。それだけに胚培養士の育成には力を注いでいます。また、不妊治療クリニックの心臓部とも言える培養室が見えず、卵子、受精卵がどう扱われているかわからない、という心配を払拭しようと、培養室をガラス張りにして見学ができるように。「生命を育む森」をコンセプトに設計された培養室は、木や緑があちこちにあしらわれ、目にも優しい空間です。

豊富な実績をもとに治療を提案してくれる先生

院長の浅田義正先生にとって、品川のクリニックは、愛知県春日井市と名古屋市のクリニックに次いで3院目。体外受精の実績はすでに2万6000人以上にのぼります。
「ゴールは妊娠ではなく、その先に出産して子育てをしていってもらうことだと考えています。当院には看護師をはじめ、体外受精コーディネーター、心理カウンセラーなどさまざまな面からサポートするスタッフがそろっているので、安心して治療を受けにきてください」。

編集部より一言

豊富な実績を持つ浅田先生は、ドクター、胚培養士など後進の育成にも時間をかけて熱心に取り組んでいるので、信頼のおける治療が受けられるクリニックと感じました。

撮影/花田 梢 取材/中島博子

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