妊娠すると、とくに気になるのが「感染症」。中には妊娠中に感染すると赤ちゃんに影響を及ぼすリスクがあるものもあります。妊娠したら、赤ちゃんを守る気持ちを強めて、普段以上に感染症を予防する意識を持ちましょう。
サイト監修:
松田秀雄先生(松田母子クリニック院長)
1993年山形大学卒業後、2000年防衛医大助手。防衛医大講師を経て、2011年埼玉県所沢市に松田母子クリニックを設立。日本産科婦人科学会専門医、日本周産期・新生児医学会専門医、日本産婦人科医会副幹事長。
赤ちゃんが重症化しやすい 感染症
※生まれた赤ちゃんにかかわるもの。
妊娠中から知っておきましょう
2026年4月から
RSウイルスワクチン定期接種化!
「RSウイルス感染症」は、大人がかかると鼻水や軽いせき程度で済む、いわゆる風邪です。ところが、生後6カ月までの赤ちゃんが感染すると重症化しやすく、入院になることもあります。
2026年4月以降、妊婦さんを対象にワクチンの定期接種がスタート!
RSウイルスワクチンの
定期接種化を
知っていますか?
RSウイルスワクチンの定期接種化。産院でポスターを見た、など「よく知っている」が多いなか、「知らない」「よく知らない」人は全体の約34%ほどいました。
ワクチン接種は医療保険内で接種できることをたまひよの記事で読みました。次回の健診時に産院で話を詳しく聞きたいと思っています。
おなかの赤ちゃんへの影響が 心配な感染症
※ここでは一部を紹介します
主に妊娠初期に感染すると、
赤ちゃんに影響が出る心配が
妊娠20週ごろまでにママが初めて風疹に感染した場合など、赤ちゃんに難聴や白内障といった影響が現れる場合があります(先天性風疹症候群)。また、胎児形態異常や流産の原因になることも。主な症状は発熱、発疹、首のまわりのリンパ節の腫れなど。症状がほとんど出ないケースもあります。
妊娠中は風疹のワクチン接種ができないので、夫や家族がワクチン接種することが大切。とくに40代~60代の一部の男性は、子どものころにワクチン接種率が低かった世代なので注意を。
妊婦さんが「風疹」にかかった
場合のリスクについてどれだけ
知っていますか?

「まあ知っている」「よく知っている」人が約74%。妊娠中の「風疹」感染によるおなかの赤ちゃんへの影響は認知度が高い傾向です。今回の調査では、妊娠初期の健診時、抗体値が「基準値以下だった」人は約24%いました。
抗体値検査、再検査になり、結果待ち中です。妊娠中に罹患すると生まれてくる赤ちゃんに影響が出る場合がある。ワクチンがあるが妊娠中は打てないということは知っています。
生肉や土、ネコのふん
などが感染源に
生肉や土、ネコのふんなどに寄生しているトキソプラズマ原虫が体内に入ることで感染。妊娠初期に感染すると、流産の原因になることがあります。母子感染する確率は低いですが、水頭症などの先天的トラブルを引き起こす可能性も。ただし、初感染が疑われる場合には、薬剤を使用することで、胎内感染率を軽減できます。感染するとリンパ節の腫れ、発熱があることもあります。
肉類は十分に加熱してから食べましょう。猫を飼っている場合、トイレ掃除はマスクやゴム手袋を着用する、または家族にお願いして。ガーデニング時の土いじりも注意し、マスクや手洗いの徹底を。
「トキソプラズマ症」について
どれだけ知っていますか?

聞きなれない人も多い「トキソプラズマ症」。抗体検査を受けた人は全体の約34%でした。一方、「検査を受けたかわからない、覚えていない」という人も約34%という結果に。
抗体が0だったので、生肉は食べないようにと指導されました。自宅で植物の世話後「しっかり手を洗わなきゃね」と夫に言われて「これもか!」と気がつきました。
妊娠中に初感染すると
赤ちゃんに影響することが
ありふれたウイルスですが、妊娠中に初めて感染すると羊水量異常を引き起こしたり、赤ちゃんになんらかの障害が出る可能性があります。母子感染する確率は高くはないですが、妊娠中に感染しても風邪のような状態か症状がほとんどないため、気づきにくいです。手洗い・うがいなど基本の感染症対策を徹底しましょう。
成人女性の約30%は抗体を持っていないといわれています。上の子から感染する事例もあるため、子どもの食べ残しを食べるのは控えましょう。妊娠中は子どもと食べ物や食器の共有は避け、小まめな手洗いを心がけて。
「サイトメガロウイルス」に
ついてどれだけ知っていますか?

「知らない」「よく知らない」が約70%という結果ですが、上の子がいる妊婦さんには認知度が高め。「産院からパンフレットをもらって知った」「食事は、家族で大皿から個人の箸で取って食べるスタイルから最初から小皿に分けるスタイルに変えた」という声も。
2人目を妊娠中です。上の子のおむつ替え後は手洗いを徹底します。粘液や唾液、食事のお世話後も気をつけるようにしています。
ほかにも気をつけたい
感染症
「麻疹」「単純ヘルペス」「梅毒」「水痘(水ぼうそう)」「伝染性紅斑(リンゴ病)」
などがあります。「インフルエンザ」や「ノロウイルス」
などのほか、引き続き注意したい「新型コロナウイルス」、また「マイコプラズマ」「百日咳」
も近年は流行傾向にあります。
感染症やその影響について 正しく知ろう

感染症予防の
ためにできること

菌やウイルスは目に見えないので、妊娠中は“感染リスクのある場所”に近づかないようにし、外出する際はマスク着用、帰宅時は手洗い、うがいを心がけましょう。妊婦さんだけでなく、夫や家族の感染対策も大切です。
また、妊娠中にワクチン接種できるものは実施し、赤ちゃんとママを感染から守りましょう。
心配ごとや不安があったらかかりつけの医師やスタッフになんでも相談してください。
構成/たまひよONLINE編集部 参考/『初めてのたまごクラブ』2026年春号

妊娠すると、とくに気になるのが「感染症」。中には妊娠中に感染すると赤ちゃんに影響を及ぼすリスクがあるものもあります。妊娠したら、赤ちゃんを守る気持ちを強めて、普段以上に感染症を予防する意識を持ちましょう。
サイト監修:
松田秀雄先生(松田母子クリニック院長)
1993年山形大学卒業後、2000年防衛医大助手。防衛医大講師を経て、2011年埼玉県所沢市に松田母子クリニックを設立。日本産科婦人科学会専門医、日本周産期・新生児医学会専門医、日本産婦人科医会副幹事長。
赤ちゃんが重症化しやすい 感染症
※生まれた赤ちゃんにかかわるもの。
妊娠中から知っておきましょう
2026年4月から
RSウイルスワクチン定期接種化!
「RSウイルス感染症」は、大人がかかると鼻水や軽いせき程度で済む、いわゆる風邪です。ところが、生後6カ月までの赤ちゃんが感染すると重症化しやすく、入院になることもあります。
2026年4月以降、妊婦さんを対象にワクチンの定期接種がスタート!
RSウイルスワクチンの
定期接種化を
知っていますか?
RSウイルスワクチンの定期接種化。産院でポスターを見た、など「よく知っている」が多いなか、「知らない」「よく知らない」人は全体の約34%ほどいました。
定期接種化の前に出産予定。やむを得ず、自費でワクチン接種しました。
ワクチン接種は医療保険内で接種できることをたまひよの記事で読みました。次回の健診時に産院で話を詳しく聞きたいと思っています。
おなかの赤ちゃんへの影響が 心配な感染症
※ここでは一部を紹介します
主に妊娠初期に感染すると、
赤ちゃんに影響が出る心配が
妊娠20週ごろまでにママが初めて風疹に感染した場合など、赤ちゃんに難聴や白内障といった影響が現れる場合があります(先天性風疹症候群)。また、胎児形態異常や流産の原因になることも。主な症状は発熱、発疹、首のまわりのリンパ節の腫れなど。症状がほとんど出ないケースもあります。
妊娠中は風疹のワクチン接種ができないので、夫や家族がワクチン接種することが大切。とくに40代~60代の一部の男性は、子どものころにワクチン接種率が低かった世代なので注意を。
妊婦さんが「風疹」にかかった
場合のリスクについてどれだけ
知っていますか?

「まあ知っている」「よく知っている」人が約74%。妊娠中の「風疹」感染によるおなかの赤ちゃんへの影響は認知度が高い傾向です。今回の調査では、妊娠初期の健診時、抗体値が「基準値以下だった」人は約24%いました。
抗体値検査、再検査になり、結果待ち中です。妊娠中に罹患すると生まれてくる赤ちゃんに影響が出る場合がある。ワクチンがあるが妊娠中は打てないということは知っています。
生肉や土、ネコのふん
などが感染源に
生肉や土、ネコのふんなどに寄生しているトキソプラズマ原虫が体内に入ることで感染。妊娠初期に感染すると、流産の原因になることがあります。母子感染する確率は低いですが、水頭症などの先天的トラブルを引き起こす可能性も。ただし、初感染が疑われる場合には、薬剤を使用することで、胎内感染率を軽減できます。感染するとリンパ節の腫れ、発熱があることもあります。
肉類は十分に加熱してから食べましょう。猫を飼っている場合、トイレ掃除はマスクやゴム手袋を着用する、または家族にお願いして。ガーデニング時の土いじりも注意し、マスクや手洗いの徹底を。
「トキソプラズマ症」について
どれだけ知っていますか?

聞きなれない人も多い「トキソプラズマ症」。抗体検査を受けた人は全体の約34%でした。一方、「検査を受けたかわからない、覚えていない」という人も約34%という結果に。
抗体が0だったので、生肉は食べないようにと指導されました。自宅で植物の世話後「しっかり手を洗わなきゃね」と夫に言われて「これもか!」と気がつきました。
妊娠中に初感染すると
赤ちゃんに影響することが
ありふれたウイルスですが、妊娠中に初めて感染すると羊水量異常を引き起こしたり、赤ちゃんになんらかの障害が出る可能性があります。母子感染する確率は高くはないですが、妊娠中に感染しても風邪のような状態か症状がほとんどないため、気づきにくいです。手洗い・うがいなど基本の感染症対策を徹底しましょう。
成人女性の約30%は抗体を持っていないといわれています。上の子から感染する事例もあるため、子どもの食べ残しを食べるのは控えましょう。妊娠中は子どもと食べ物や食器の共有は避け、小まめな手洗いを心がけて。
「サイトメガロウイルス」に
ついてどれだけ知っていますか?

「知らない」「よく知らない」が約70%という結果ですが、上の子がいる妊婦さんには認知度が高め。「産院からパンフレットをもらって知った」「食事は、家族で大皿から個人の箸で取って食べるスタイルから最初から小皿に分けるスタイルに変えた」という声も。
2人目を妊娠中です。上の子のおむつ替え後は手洗いを徹底します。粘液や唾液、食事のお世話後も気をつけるようにしています。
ほかにも気をつけたい
感染症
「麻疹」「単純ヘルペス」「梅毒」「水痘(水ぼうそう)」「伝染性紅斑(リンゴ病)」
などがあります。「インフルエンザ」や「ノロウイルス」
などのほか、引き続き注意したい「新型コロナウイルス」、また「マイコプラズマ」「百日咳」
も近年は流行傾向にあります。

感染症予防の
ためにできること

菌やウイルスは目に見えないので、妊娠中は“感染リスクのある場所”に近づかないようにし、外出する際はマスク着用、帰宅時は手洗い、うがいを心がけましょう。妊婦さんだけでなく、夫や家族の感染対策も大切です。
また、妊娠中にワクチン接種できるものは実施し、赤ちゃんとママを感染から守りましょう。
心配ごとや不安があったらかかりつけの医師やスタッフになんでも相談してください。
構成/たまひよONLINE編集部 参考/『初めてのたまごクラブ』2026年春号



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定期接種化の前に出産予定。やむを得ず、自費でワクチン接種しました。