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「子ども欲しいかもしれない」2人のこと。part1

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メディアで引っ張りだこの人気エッセイスト・犬山紙子さんと、現在は主夫として家事や育児を担当している夫の劔 樹人さん。妊活を経てママ・パパになったお2人に、妊活中の本音や生活の変化、子どもが生まれてからの夫婦関係などをセキララに語っていただきました。

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子どもを持つべきかどうか「人に聞いても答えは出ない」という答えが出ました── 犬山紙子


―2017年に著書『私、子ども欲しいかもしれない。』を出版した犬山さん。「子ども、どうしよう!?」の気持ちに夫婦でどのように向き合ったのでしょうか。

犬山 結婚したのは32才のとき。実は私、結婚前に卵巣のう腫の手術をしているんです。そのときもつるちゃん(※劔さんのこと)は友だちとして支えてくれて、つき合うときには私のことをほとんど知ってくれていた。年齢も年齢だから「結婚するのかな」という予感はありました。

 それまで僕は自分のやりたいようにしかやってこなかったし、仕事も忙しいし、自分は家庭を持つようなタイプじゃないと思ってた。ただ、彼女と一緒にいると「ちょうどいい感じだな」と思っていました。だから「結婚しようか」となったときは「そうだね」って。

犬山 プロポーズは私から。そこについてきてくれた感じだよね(笑)。

 だから僕は偉そうなことが言えないんだけど(笑)。

犬山 そんな感じで結婚したけれど、子どもを持つかどうかに関しては私、ホントにどっちがいいかわからなかった。「欲しい」とはっきり思えない一方で、タイムリミットはあると感じていて。卵巣の手術をしたとき「手術後1年間は子どもができやすい」とお医者さんに言われていたので、その間かなり悩みました。
「今つくらないと後悔するんじゃないか」「でもまだ心から欲しいと思えない」……その間で、ずーっと悩んでた。結局その1年間は子づくりしなかったんですけど。

 僕も「欲しい」「いなくてもいい」どっちの気持ちもあったかな。でも彼女に自分の意見を押しつけないようにしようと思っていたので、何も言いませんでした。

犬山 お互いに悶々(もんもん)としてたよね。
そんな中で「子ども欲しいかも」と思うようになったのは、姉の子どもに接したことから。私、子どもが全然好きじゃなかったんだけど、甥っ子や姪っ子と接するうちに「かわいい」と思えるようになりました。ただ、それと同時に「子育ては死ぬほど大変だな」という思いも生まれた。
「めちゃくちゃかわいいから欲しい」という気持ちと、「こんなに大変なの、無理!」という気持ち。「欲しい」「無理」、さらに悩む、みたいな(笑)。
ちょうどそのころ、私のテレビのレギュラーの仕事がたくさん決まって、「これですぐ妊娠して産休となると、今の仕事を失うんじゃないか」という恐怖もあって。結局、「この1年は子どもはつくれないね」という話をしたね。

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 うん。僕も、それはそれでOKという感じ。子どもが欲しい気持ちがなかったわけじゃないけれど、自分のやりたいこともあったし、当時の生活には満足していたし。

犬山 2人での生活にすごく満足してたよね。ただ、私には「今はあんまり子どもが欲しいと思っていないけど、このまま進んだら子どものいない人生に後悔するんじゃないか」というおびえもあった。
それで「ホントのところ、みんなどうなんだろう?」というのを知りたくて『私、子ども欲しいかもしれない。』を書いたんです。いろんな立場の人に話を聞いてみて、「これだけ聞いても自分は『欲しい』『欲しくない』どっちかわからない。人に聞いても答えが出ないんだ」という答えが出ました。そして、「ここまで真剣に悩んでいるということは『欲しい』という気持ちもそこそこあるのかもしれない」と。だから、とりあえずゆる~く妊活してみることにしました。避妊をやめて、「子どもができたら育てる」「できなかったら夫婦2人の人生を楽しむ」。結局、自分で決められないから「体に答えを出してもらおう」って。

 僕もそれでいいと思った。「子どもがいてもいなくても、どっちでもいいよね」って。

犬山 とはいえ、生理が来るとちょっとショックで。それで初めて「私、子どもが欲しいほうに傾いていたんだ」って気づいて、それからは排卵日を調べたりしました。基礎体温も測ろうと思ったんだけれど、2日目くらいで面倒くさくなっちゃって。つるちゃんにはボクサーパンツじゃなくてトランクスをはくように頼んだよね。

 「キ○タマ冷やせ」って(笑)。もともとトランクスだったけど。

犬山 自分は何もしないくせに、つるちゃんには「冷やせ」とか「精子はあんまりためるな」とかミッションを与えて(笑)。私は“情報収集”という名の妊活をしていました!

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犬山紙子(KAMIKO INUYAMA)
エッセイスト、コラムニスト。1981年生まれ、大阪府出身。東京で6年間のニート生活を送っていたころに出会った“美人なのに恋愛下手な友人たち”を描いたブログを書籍化した『負け美女』(マガジンハウス)で2011年にデビュー。2014年に結婚、2017年に長女を出産。その後はテレビ、雑誌、WEBなどで幅広く活躍中。妊娠・出産・育児の本音に迫った近著『私、子ども欲しいかもしれない。』(平凡社)も話題に。

劔 樹人(MIKITO TSURUGI)
1979年生まれ、新潟県出身。大学時代からベーシストとして音楽活動を開始。2009年~2013年、ロックバンド「神聖かまってちゃん」のマネージャーを務める。犬山との結婚を機に主夫に。現在は主夫業の傍らミュージシャン、漫画家としても活躍中。著書に『あの頃。男子かしまし物語』(イースト・プレス)、『高校生のブルース』(太田出版)、『今日も妻のくつ下は、片方ない。』(双葉社)。



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