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[妊活] ルポ!不妊治療専門クリニックの培養室に潜入 実際の現場をレポート!

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もしかして不妊症かも?不妊治療を始めたい!と思っても、いったい不妊治療専門のクリニックってどんなところ?治療はどんな流れになっているの?などわからないことだらけ。
実際の不妊治療専門クリニックを例にその全貌をルポします。
今回は「培養室の実際の現場をレポート!」編です。

[妊活] ルボ!不妊治療専門クリニックの全貌 ~高度生殖医療の最前線

今回取材したのは… 浅田レディース名古屋駅前クリニック

■浅田義正 先生
浅田レディース名古屋駅前クリニック院長
浅田レディース勝川クリニック院長
医学博士、医療法人浅田レディースクリニック理事長。米国で顕微授精の研究に携わり、1995年、名古屋大学医学部付属病院分院にて、精巣精子を用いたICSI(卵細胞質内精子注入法)による日本初の妊娠例を報告。日本生殖医学会認定生殖医療専門医。
詳しくは、こちらから

【培養室に潜入!】実際の現場をレポート!

培養室で行われているのは、<体外受精のための培養>、<顕微授精>です。

最先端医療を細心の注意で

培養室で主に行われているのは、卵巣から採り出した卵子を受精させ、培養することです。これをオペ室で子宮に戻すのが「体外受精」です。この体外受精、従来は1個の卵子に精子を振りかけて受精させる方法が一般的でしたが、「精子が少ない場合などは、元気な精子を1個だけ卵子の中に注入して受精させる『顕微授精』を行います」と浅田先生。
これらの一歩手前の治療法が、女性の子宮の中に採取した精子を注入する「人工授精」です。

オペ室から培養室へ


オペ室で採卵された卵子を胚培養士さんが受け取っているところです。培養室とオペ室は写真右にある小窓でつながっていて、素早い処置が行われています。卵子は、卵子をとりまく卵胞液という卵子を包んでいた袋の中の液体とともに、ディッシュと呼ばれる容器に入ってます。

受精卵などの培養


卵子や精子の様子は常にモニターで確認しながら作業が行われます。


上の写真がインキュベーターと呼ばれる培養器。すべて個別になっており、ここで卵子や受精卵を培養していきます。

受精卵を保存


「ケーン」と呼ばれる容器に受精卵の入ったストローをセットして、タンクに入れて保存します。


タンクの中はマイナス196℃の液体窒素で満たされており、このタンクの中では、ほぼ永久保存が可能。

精子を洗浄

こちらは精子を洗浄するための遠心分離機。患者さんの精液は遠心分離機にかけて妊娠しやすい精子をより分けて使います。

胚培養士って何をする人?

★受精卵を育てるプロ集団

人工授精や体外受精などのデリケ ートな作業を伴う治療の現場に欠かせないのが、「胚培養士」と呼ばれる人たち。胚培養士は、採取した精子や卵子を観察したり受精させて培養したりといった、培養室で行われる生殖補助医療を専門に担当します。

セミナーや勉強会も行っています!


★受診を迷っている人も参加OK

こちらのクリニックでは、初診後受診前説明会を開催しています。治療方針を知ってもらい、納得すれば次のステップである治療に進む。また、AMH(アンチミューラリアンホルモンまたは抗ミュラー管ホルモン)セミナーも開催。「卵子の真実」「卵巣予備能※」について正しい知識を得ることができる。
※卵巣予備能とは、卵巣の中に残っている卵子の目安のこと

■撮影(一部を除く)/河合蘭
■取材・文/長谷川華

▼『妊活たまごクラブ2018-2019年版』は、妊活に役立つ情報が一冊に詰まった妊活スタートブック。

[妊活]赤ちゃんを授かった私たちだから言える「不妊治療リアル体験ヒストリー」

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