【長野県】「遠方でも通いたい!」人多数。熱意ある先生に出会える、長野県内で貴重な不妊専門クリニック


今回は長野県・佐久市にある「佐久平エンゼルクリニック」を紹介!
不妊治療を考えたときに最初に気になるのは、「不妊治療専門クリニック」。
いったいどんなところ? 自分にもわかる説明が聞ける? など不安を抱いている人も多いはず。
不妊治療専門クリニックとひとくちにいっても、実は治療方針や雰囲気もさまざまです。そこで、初めての人でも安心して行けるクリニックを妊活たまごクラブ編集部がレポートします。連載「潜入! 妊活を応援するクリニックってどんなところ?」第4回
長野東信部では唯一の「不妊治療専門クリニック」
長野といっても長野市からも松本市からも距離のある長野県の東信部佐久市にある「佐久平エンゼルクリニック」。お天気が良いと遠くには浅間山を望めるという、見晴らしのいい立地です。長野東信部では不妊治療専門とするクリニックはないため、不妊治療は初めての人をはじめ、タイミング法や人工授精を経験しても授からず、最後の砦として遠方からやってくる人も多いそう。それだけに「うちに来たからには必ず赤ちゃん(エンゼル)を授かってほしい」という院長・政井先生。クリニック名の名づけにその思いが表れています。
あえて病院っぽさをなくした、楽しめるインテリア
院内に入って驚くのは、どこかのペンションを訪れたかのようなインテリア。ひとりひとりが座れる心地よいチェアに鳩時計やステンドグラスが配置されて、緊張する気持ちを和らげてくれます。「せっかく遠くから治療に来てくれているので、少しでも気持ちをリラックスしてほしい」という政井院長の気づかいがここでも感じられます。
診察はカウンセラーとのコミュニケーションからスタート
クリニックは、HPが充実しているのも特徴。初診時はHPよりあらかじめ問診票をダウンロードして既往歴などを記入し、なるべく滞在時間を少なくする工夫がされています。診察時は、院内に常駐する不妊カウンセラーと面談。治療の流れをはじめ、治療にかかる費用の相談ができるほか、先生には聞きにくいこともここで話す人が多いそう。また、先生をはじめカウンセラーの方が、妊娠するために摂りたい栄養の勉強も定期的にしているので、食事のアドバイスを受けることもできます。治療費用については、HPにいくつかシミュレーションが掲載されているので、目安にすることも可能。
治療は「オーダーメイド制」をモットーに
不妊治療というと、タイミング法からスタートしてその後、人工授精→体外受精とステップアップしていくのが一般的。ただ政井先生曰く「治療をタイミング法から一段ずつステップアップしていくことが、必ずしもベストな選択ではありません。段階を踏んでいくことが時間やお金の無駄になることも多いからです。わざわざここに来てくださっているので、患者さんの治療に対する考え方、ご本人の既往症などをふまえてその方にとってベストな選択をご提案します」とのこと。
体外受精の際は最新の設備で対応
いざ、体外受精や顕微授精となった場合、通常は定期的に説明会が開催されていますが、現在はコロナ禍のため、動画で流れをつかんでもらっているそう。実際の治療は、県内で初導入された設備をはじめ、最新機器と高度な技術で対応しています。
ひとりひとりの希望に寄り添ってくれる院長
医師からの一言
佐久平エンゼルクリニック 院長 政井哲兵先生
「当クリニックは都心の大手のクリニックに比べると規模が小さく、医師は私一人で対応していますす。そのため、毎回先生が代わることもなく一貫して私が治療をさせて頂きます。それだけに患者さんひとりひとりに向き合えると考えています。敷居が高いところではないので、気軽にクリニックに来てください」。
編集部チェックポイント
東京をはじめ、近郊の不妊治療専門クリニックに勤務されていた政井先生。その経験と先生の熱意で訪問する患者さんも多いようです。遠方から通院を検討している人は、充実したHPでクリニックの実績や、方針をしっかり確認してみてください。
取材・文/中島博子
佐久平エンゼルクリニック