今や出産準備の一つ!?「子どもの教育資金」妊娠中から始めて効率的に準備する方法とは?

教育資金のことは赤ちゃんが生まれてから、と思っていませんか? 早くから積み立てを始めたほうが家計に負担がかかりにくく、効率的に準備することができます。妊娠中から加入できる学資保障もあるのでぜひチェックしてみて。
\教えてくれたのは/

ファイナンシャルプランナー・大竹のり子さん
CFP®認定者・1級FP技能士。エフピーウーマン代表取締役。雑誌や講演、メディア出演を通じて“女性が正しいお金の知識を学ぶことの大切さ”を伝えている。プライベートでは2人の女の子のお母さん。
まずは教育資金について知ることからスタート!

文部科学省「平成30年 子供の学習費調査」、(株)セールス手帖社保険FPS研究所『ライフプランデータ集2020年版』(大学生の教育費総額)をもとにJA共済連試算。
※自宅通学の場合。※万円未満を切り捨てて記載しているため、各項目の合計値は一致しません。
※児童手当の支給と教育無償化については考慮していません。
Q.教育資金はどのくらい必要だと思う?
A.すべて国公立でも1000万円以上。貯蓄は300万~500万円を目安に
「高校までの学費は日々の家計から出し、大学の学費の一部(300万~500万円)を貯蓄から賄うのが理想。出産後から毎月1万円ずつ積み立てると18才で200万円ほどに。児童手当を貯め続けても約200万円になる(※)ので、それだけで約400万円貯蓄することができます」(大竹さん)
※2022年1月現在の制度が継続した場合。児童手当には所得制限がかかり、扶養親族などの人数と所得額により定められます。

Q.学資保障と銀行預金どっちで準備する?
A.どちらも上手に活用したメリハリをつけた準備が理想です
「学資保障なら貯まるペースが明確な上に、保障もついているので、万が一のときの備えに。また、決まった年齢から毎年一定額を受け取ることができます。ただし途中で解約すると元本割れしてしまうことも。たとえば500万円を貯めるなら、300万円は学資保障で無理せず確実に、残りは流動性のある銀行預金と、両方を組み合わせた貯め方なら安心です」(大竹さん)
しっかり計画を立てるなら妊娠中の今がチャンス!
「教育資金のいいところは計画が立てやすいところ。まずは、将来大学に行くのか行かないのか、一人暮らしか自宅から通うかなど、大まかなプランを立てるところからスタート。何年後にいくらかかるかから逆算して月々の貯蓄額を決めましょう」と大竹さん。出産後は赤ちゃんのお世話でバタバタしてしまうため、時間に余裕のある妊娠中にしっかりプランを立てることが大切だと言います。
「私立の中高の学費にお金を使ってしまい、大学は奨学金で行ってもらったというケースも耳にします。奨学金は教育ローンとは違って本人名義の借金。できることなら大学卒業までを見据えた資金計画を立ててあげたいですね」
計画的&確実に準備をするなら学資保障を活用するのも一つの手段。「学資保障は、親の死亡や後遺障害の状態になった場合でもきちんとお金を用意できるところが銀行預金にはないメリット。返戻率をチェックして100%以上のものを選ぶようにしましょう。返戻率は、 ”契約者の年齢が若い “& ”加入するタイミングが早い “ほうが、そして ”積み立てを早く終える “ほうが高くなる傾向にあります。私自身の経験ですが、子どもが大きくなるほど教育費以外にも出費が増えるので、小学校卒業までに積み立てを終えるのも賢いやり方だと思います」
数ある学資保障の中でも、子育て期のママから選ばれ、2021年度の「マザーズセレクション大賞」を受賞したJAの「こども共済」は、学資と保障、どちらも充実させたい人におすすめ。高い貯蓄性で効率的に教育資金の積み立てができるのはもちろんのこと、親だけではなく子どもが万が一のときにも保障が備わっているのが特長です。ほかにも学資金の受け取りを中学、高校、大学プランから選べたり、75才まで契約できたりと、柔軟性の高さも魅力。出産予定日の140日前から加入することができます。この機会に、生まれてくる赤ちゃんの将来について、夫婦で話し合ってみては?

たくさんのママに選ばれている!JAの「こども共済」って?

※マザーズセレクション大賞とは、子育て期のママ達が「自分で使ってみて、他のママにも推薦したい、便利で役に立つ商品・サービス・施設」に投票し、得票最多の商品を選定したもの。一般社団法人日本マザーズ協会調べ。2020年9月~2021年8月(総計延べ2万54票)
口コミに投票したママたちが感じるJAの「こども共済」の魅力とは? お金のことは苦手というママも、あれこれ心配なママも、“任せられる!”理由がありました。
\マザーズセレクション大賞に寄せられたママたちの声/
Q.選んでよかった!と思うところは?
Mama’voice「JAは身近な存在。親身になってくれるから心強い!」
JAの問い合わせ窓口は全国に約6670店舗あり、約2万人いるライフアドバイザーが相談に乗ってくれます。相談しやすい身近さは、地域に根ざして活動するJAならではの魅力。
Q.JAの「こども共済」を選ぶ理由は?
Mama’voice「『学資はJAがいいよ』とママ友にすすめられたから」
ほかにも、「いろいろな人からのすすめがあった」「親がやっていたから」など、口コミで選んだママが多数!“学資はJAが強い”イメージがあるなど、信頼性の高さで選んだ人が多いようです。
Mama’voice「貯蓄と保障がついていて、もしものときの備えになるから」
契約者にもしも(※1)のことがあった場合は、以後の共済掛金が免除(※2)になった上で、予定どおり学資金を受け取ることができます。また、子どもに万が一(※3)のことがあった場合の保障もついているなど、充実した保障内容も選ばれている理由!
※1 死亡、所定の第1級後遺障害の状態、所定の重度要介護状態、または災害による所定の第2級~第4級の後遺障害の状態になったときをいいます。
※2 共済掛金払込免除不担保特則を付加する場合を除きます。
※3 病気または災害で、所定の第1級後遺障害の状態・所定の重度要介護状態のいずれかに該当する場合のこと。
0才から加入できる「医療共済」も同時に備えよう
●ご加入にあたりましては、お近くのJA(農協)へお問い合わせください。
読者モデル/加藤友美さん&礼(れい)くん(3カ月) 撮影/成田由香利
協力/JA共済