妊娠初期はいつからいつまで?初期症状・つわり・気をつけること【医師監修】
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妊娠おめでとうございます。妊娠初期は、ママの体が出産に向けて少しずつ変化していく時期です。つわりなど体の変化に加え、産院の受診や生活で気をつけたいことなど、気になることが増えてくる時期でもあります。
この記事では、妊娠が判明したらやるべきこと、起こりやすい症状、つわり、日常生活で気をつけたいことを医師監修のもとわかりやすく解説します。
妊娠初期とは?いつからいつまで?
妊娠初期は、一般的に妊娠13週まで(※)を指します。この時期はホルモンの変化が大きく、体調や気分、食事のとり方、生活リズムまで影響を受けやすくなります。
妊娠週数は、最後の生理が始まった日を「0週0日」として数えるのが一般的です。
妊娠4〜7週ごろに妊娠がわかり、妊娠8〜11週ごろにつわりがつらくなることが多く、12〜13週ごろに少し落ち着く人もいます。ただし、つわりの症状や強さには個人差があります。
※妊娠初期の定義について、たまひよでは『産科婦人科用語集・用語解説集(日本産科婦人科学会)』に従い13週6日までとしています。
(妊娠15週までを「妊娠初期」とする考え方もあります。妊娠と診断される妊娠2カ月から10カ月までを3区分すると、妊娠初期は2・3・4カ月となるためです)
妊娠が判明したらまずやるべきこと
妊娠検査薬などで妊娠がわかったら、うれしさと同時に「何から始めればいいの?」と迷う人も多いでしょう。まずは、体調の変化に気をつけながら、受診のタイミングを確認し、生活の基本を整えていくことが大切です。
(1)受診のタイミングを確認する
妊娠の兆しがあり、妊娠検査薬を試して「陽性反応」が出たら、早めに産婦人科を受診しましょう。
妊娠検査薬は、受精卵が子宮以外の場所に着床した場合(異所性妊娠=子宮外妊娠)でも、陽性反応を示します。早期の診断や治療が必要な場合もあるため、陽性反応が出たら、早めに近くの産婦人科を受診し、正常な妊娠かどうか確認をしてもらうことが大事です。
(2)気になる症状がないかを見る
妊娠初期には、眠気やだるさ、吐きけなどの症状が出ることが多いです。一方で、出血がある(量が多い)、腹痛が強い、水分がとれない、症状がだんだん悪化するといった場合は、すぐに産婦人科を受診しましょう。
(3)生活習慣を見直す
妊娠がわかったら、飲酒や喫煙はただちに控え、市販薬やサプリメントも自己判断で使わないようにしてください。持病などで薬を飲んでいる場合は、自己判断でやめず、処方した医師と産婦人科に相談しましょう。
(4)妊娠初期に必要な情報を確認しよう
妊娠が確定すると、必要な手続きはどうするのか、仕事をしている場合は職場にいつ報告するのか、里帰り出産をするのかなど、考えることの多さに驚く人もいるでしょう。さらに、この時期はつわりで体調がすぐれないことも多いため、必要な情報はパパや家族と分担しながら、自治体や企業などが発信している情報を上手に活用して乗り切りましょう。
妊娠初期に起こりやすい主な症状
妊娠すると次のような症状が出る場合があります。症状については個人差が大きいので、複数の症状が出る人もいれば、全く出ない人もいます。ただし、出血や強い痛みを伴う場合は、よくある変化と決めつけず産婦人科に相談しましょう。
- □眠い
- □だるい
- □頭痛がする
- □疲れやすい
- □おりものの量が増えた
- □食欲がない
- □吐きけがする
- □便秘になった
- □熱っぽい
- □胸が張る など
妊娠初期のつわりはいつから?どんなときに受診する?
妊娠初期に多くの妊婦さんが経験するのがつわりです。一般的には妊娠5週ごろから症状が出始め、妊娠16週ごろまでに落ち着く人が多いとされますが、始まる時期も終わる時期も人によって異なります。
つわりには、吐きけ、においで気分が悪くなる、食べられない、空腹になるとつらい、唾液が気になるなど、さまざまな症状があります。軽い食事ならとれる、水分がとれている、横になれば少し楽になるといった場合は、無理をせず、休みながら様子を見ましょう。
危険なつわり「妊娠悪阻(にんしんおそ)」について
つわりの症状が重く、水も飲めないような病的な状態を「妊娠悪阻(にんしんおそ)」といい、治療が必要になります。下記のチェックポイントに1つでも当てはまる場合は、すぐに受診しましょう。
- □空腹、満腹を問わず吐きけが起こり、食べ物も水も口にできない
- □起きているとフラフラし、めまいや頭痛が起こる
- □数日の間に5%以上の体重が減少。(体重50kgであれば2.5kg以上)
- □吐いたものに胆汁や血液が混じることがある
- □トイレに行っても尿が少ない、または出ない
- □日常生活が送れない
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妊娠初期に気をつけること
妊娠初期は、見た目の変化が少ない一方で、体の中では大きな変化が起こっています。体調に合わせて無理のない過ごし方に切り替えていくことが大切です。
(1)つわりや体調の変化に合わせて食事と水分をとる
妊娠初期は、つわりで食べられるものや量が変わることがあります。この時期は栄養バランスを完璧にしようとするよりも、まずは食べられそうなもの、飲めそうなものを口にすることが優先です。脱水症状を避けるために水分はしっかりとりましょう。ただし、何を食べてもつらい、水も飲めないなどの症状がある場合、すぐに産院を受診しましょう。
(2)仕事や家事を抱え込みすぎず、休息を優先する
疲れやすい、眠気が強い、体調が安定しないと感じるときは、無理をせず体を休めることが大切です。家族や職場に相談できることがあれば、早めに共有しておくと過ごしやすくなります。
(3)出血や腹痛などの受診すべきサインを見逃さない
出血量が多い、腹痛が強い、不快な症状が続く、だんだん悪化するといった場合は、よくある不調と決めつけず産婦人科に相談しましょう。
(4)薬の使用は主治医と相談した上で
妊娠中は薬の服用がおなかの赤ちゃんに影響することも。ただし、持病があったり体調が悪いときは薬の服用が必要な場合もあります。市販薬だけでなくサプリメントも含めて、心配なものは自己判断せず主治医に相談しましょう。
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妊娠初期の週数別の変化(ママの体とおなかの赤ちゃん)
妊娠4週~13週の週数別のママの体の変化とおなかの赤ちゃんの成長の様子を確認しましょう。
【妊娠4週目~妊娠7週目】妊娠の兆候、つわりが始まる人も。早めの産院選びを
ママの体の変化
・子宮はひと回り大きくなり、膀胱を圧迫するために頻繁に尿意を催すことがあります。
・早い人はつわりが始まります。
・乳房が張り、乳頭が敏感に。
・生理予定日ごろに、生理と間違えるような少量の出血が起こる人もいます。体の微妙な変化を感じたら、妊娠の確認、流産の可能性も考えて早めに受診しましょう。
おなかの赤ちゃんの様子
・妊娠7週ごろには2頭身に。手足の区別もついてきます。
・胎盤のもとになる組織が形成され始め、へその緒になる組織が発達します。
・この時期は器官形成期といって赤ちゃんの主な器官の基礎がつくられます。脳や脊髄、目や耳の神経などが急速に発達。心臓、肝臓、胃などの臓器の分化も始まります。
・目、口、鼻も大まかですが、形を整え始めます。
■妊娠4週~7週の週数別の基本情報を見る
【妊娠8週目~妊娠11週目】つわりがピークを迎える時期。まだ胎盤が完成していないので無理は禁物
ママの体の変化
・妊娠11週のころ、子宮は握りこぶし大ぐらい。
・妊娠8~9週目がつわりのピークになるママが多いでしょう。
・便秘がちになるママも。
・子宮が大きくなるときに、子宮の筋肉が引っ張られるため、脚のつけ根の靭帯(じんたい)が痛むことも。
・まだ胎盤が完成していません。無理は禁物。下腹部の痛み、出血があったら受診を。
おなかの赤ちゃんの様子
・妊娠10週以後、胎芽(たいが)から胎児と呼ばれるようになります。
・しっぽは完全になくなり、頭、脚、胴が発達して3頭身に。
・まぶたや唇などができてきます。
・手足の指が分かれ、つめが生え始めます。
・肝臓、胃、腎臓などが働きだし、赤ちゃんは羊水を飲み、尿を排泄し始めます。
■妊娠8週~11週の週数別の基本情報を見る
【妊娠12週目~妊娠13週目】つわりがおさまり始める人も
ママの体の変化
・おなかのふくらみが外からもわかるようになります。
・子宮による膀胱(ぼうこう)への圧迫が少なくなり、尿もれや頻尿などの症状が緩和されることもあります。
・つわりがおさまり始めるママもいます。
・基礎体温が下がり、体のだるさがとれてきます。
おなかの赤ちゃんの様子
・器官の形成が終わり、これからは体や手足の骨、筋肉などが発達していきます。
・羊水の量が増え、その中で手足を動かすようになります。
・皮膚は不透明で厚くなります。
・男女の外性器ができます。
・目は閉じていますが、口は開けたり閉じたりしています。
■妊娠12週~13週の週数別の基本情報を見る
専門医が回答!妊娠初期の気になる症状Q&A
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妊娠初期に気になるさまざまな症状について笹森先生に聞きました!
【Q】茶色いおりものが出てきました。これも出血なの?
【A】おりものに少量の血がまじることで、茶色く見えているのでしょう。
妊娠初期の少量出血は珍しいことではなく、それほど心配はありませんが、茶色いおりものであっても続く場合、出血量がどんどん増えていく場合、生理2日目のような多めの出血になった場合、腹痛を伴う場合は、産院に連絡して次の健診を待たずに受診を。
症状が軽度で次の健診を待つ場合は、胎盤形成に伴い、子宮内にできる絨毛膜下血腫という血のかたまりや子宮頸管ポリープなどが原因となっていることも考えられるので、健診時に出血があったことを医師に報告し、診察を受けると安心です。
【Q】妊娠がわかってから軟便が続いていて、時々下痢になることも。整腸剤も飲んでいますが、あまりよくなりません。
【A】食事の内容や服装も見直してみて
妊娠初期にはホルモンの影響で腸の働きが弱くなり便秘になることが多いのですが、乳製品が多いなど食生活の内容によっては軟便や下痢になることもあります。バランスのとれた消化のよい食事を心がけ、体を冷やさないように服装にも気を配って。医師に相談しながら様子を見ていきましょう。
【Q】妊娠してから頭痛がするようになりました。ときには発熱も伴います。何が原因ですか?
【A】ホルモンバランスの変化などさまざまな原因が考えられます。
妊娠中はホルモンのバランスも変化し、頭痛の症状が出る人もいます。個人差もあり、妊娠初期で治まることもあれば、妊娠中ずっと継続することもあります。 感染症や血圧が高いということがなければ大きな問題にはなりませんが、日常生活がつらいときは、医師に相談しましょう。脱水による血栓症を防止するため、水分をしっかりとり、無理のない生活を心がけましょう。
【Q】吐きけはだいぶ治まってきたのですが、今度は食後の胃痛、胃の膨満感がつらくてしかたないです。
【A】逆流性食道炎の可能性も
妊娠初期はとくにホルモンの影響で胃腸の働きが悪くなります。つわりと思っていたら、実は逆流性食道炎だったということもあります。つらくて我慢できない場合は、妊娠中でも使用できる胃薬があるので、医師に相談しましょう。食事は一度に食べる量を減らし、消化のよいものを何回かに分けて食べるとよいでしょう。よくかんで食べることも大切です。
【Q】胸の張りというか痛みのようなものが急になくなりました。流産の可能性もあるのでしょうか?
【A】感じ方や持続期間には個人差があります。
妊娠初期の胸の張りや痛みの感じ方や持続期間には個人差があります。おなかの赤ちゃんの心拍が確認できているのであれば、あまり気にしないようにしましょう。 腹痛や出血、おりものがいつもと違うなどの症状が現れたら、産院に連絡し指示を仰いでください。
【Q】1日だけですが夜、30分くらい腹痛が続きました。出血はないのですが、心配です。
【A】痛みが続く、強くなるようなことがあれば受診を
子宮が大きくなるにつれて、腹痛を一時的に感じることがあります。現在、下痢や便秘などの症状はなく、痛みがおさまっているということなのであれば、心配はいらないと思います。
痛みが続く場合や強くなる場合は、産院での診察を受けましょう。
監修/笹森幸文先生 胎児イラスト/かとうともこ 図表/はしもときみえ 文/たまひよONLINE編集部
ママが「妊娠した?」と感じる前から、体の中ではさまざまな変化が始まっています。ママにとって妊娠初期は、そうした変化に体が慣れず、つわりなどでつらいことも多い時期。
ですが、おなかの中では赤ちゃんが着々と育っています。おなかの赤ちゃんのことを第一に考え、なるべくリラックスした気持ちで過ごしましょう。
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妊娠8週前後の妊婦さんに「つわり、ラクになるワザあれば教えて!」とアンケートを実施。「食べたいもの、食べられるものが毎日コロコロ変わる」という声もあるように、個人差がかなり激しいつわり。生活での工夫やおすすめの食べ物などを紹介します。
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冷たくて、匂いが少なくて、さっぱり系は神食材。
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と、さまざまな声が寄せられました。
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※体験談コメントはアプリ「まいにちのたまひよ」内、同じ出産月のママ・妊婦さん・パパ同士で情報交換できるコーナー(ルーム)に寄せられた投稿を再編集したものです。
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ここでは「妊娠超初期」とは妊娠が判明する前の妊娠0ー3週頃のことを指します。生理予定日付近からそれ以降に妊娠検査薬で確認することで、妊娠がわかる人が多いですが、生理予定日前から基礎体温の変化や出血・眠いなど体調の変化が感じられる人も。
そんな「妊娠超初期」の体の変化や気をつけたいことをまとめました。

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