【出産準備】安全・快適な住環境のポイントをチェック!
FamVeld/gettyimages
出産後のママやパパが、家事や育児中に感じるストレスのひとつとしてあげるのが、「掃除がしづらい」「間取りが使いづらい」といった室内環境の問題です。赤ちゃんが安全で快適に過ごせるように、またママやパパもできるだけストレスなく子育てを楽しむためにも、妊娠中の今から室内の環境を整えておきましょう。
先輩ママに聞きました 〜室内環境のストレス〜
先輩ママへのアンケートで、「産後のお世話や育児が始まってストレスを感じたこと」を聞くと、室内環境がイライラにつながっている声が多く聞かれました。
「家事中に泣いた子どものところに焦って行くたびに、ソファや棚にぶつかってイライラすることがあります」
「ものが多くて、掃除機をかけるのがとても面倒です」
「リビングが狭いので、昼寝も寝室に子どもを寝かせていましたが、気になってのぞきに行ってばかりいました」
「慣れない育児でへとへとで、食器を洗わずに寝てしまうこともしばしば…。忙しいパパには頼めないし、すごくストレスでした」
産後は、赤ちゃんが生まれる前には気づかなかった家具のレイアウトや間取りの使いづらさ、家事の効率の悪さなどに不満が増えていく傾向があるようです。
気をつけたい! 室内での事故
赤ちゃんは運動機能の発達とともに事故に遭う危険も増えていきがちです。事故の起こりやすいシーンも今のうちに知っておきましょう。
消費者庁では、「子どもを事故から守る!事故防止ハンドブック」の中で、生後0〜3カ月の頃に起こりやすい事故として以下を紹介しています。
■うつ伏せで寝て、顔が柔らかい寝具やぬいぐるみなどに埋もれて窒息
■ベッドと壁の隙間などに挟まれる
■家族の身体の一部で圧迫される
■ミルクの吐き戻しによる窒息
■入浴時に溺れる
■ベッドやソファからの転落
生まれてくる赤ちゃんがこういった事故に遭わないようにしたいですよね。そのためには、妊娠中に住環境を整えておくことが大切です。
安心・快適な環境づくりのポイントをチェック!
ママやパパが心穏やかに子育てに集中できるよう、「赤ちゃんにとって」はもちろん、「ママやパパにとって」も安心・快適な環境になっているかという視点をもって、室内環境を整えましょう。
ママやパパ、お世話をする人にとって安心・快適な室内環境をチェック!
□家事・育児に無駄な導線がない
*導線に問題があるときは、家具の配置を変えるなどして、動きやすいレイアウトに変更しましょう。
□掃除がしやすい
*家の中を見直して、不要なものは今のうちに処分しておきましょう。
□家事のストレスがない
*片付いていないクローゼットやキッチンの引き出し、食器棚など、掃除以外にも家事で不快を感じることがあれば今のうちに改善しておきましょう。
□家事を手助けしてくれる家電の購入
*コードレス掃除機は、子どもの食べこぼしをさっと掃除できるなど、育児期に人気の家電です。ほかにも、食器洗い機や衣類乾燥機、お掃除ロボットなども便利です。
□誰が見ても物のありかがわかる
*出産後は、パパや両親が家事を担うことが増えるもの。物のありかがわかるように整理をしておきましょう。
赤ちゃんにとって安心・快適な室内環境をチェック!
□ママやパパの目が届きやすい
*赤ちゃんの様子が確認しやすい場所に、赤ちゃんのスペースをつくりましょう。
□直射日光や西日が当たらない
□適度な温度・湿度である
□風通しがよい
□エアコンの風が直接当たらない
*赤ちゃんは体温調節が苦手です。日当たりや温度・湿度などには気を配りましょう。
□日中は明るい場所である
*生活リズムをつくるためにも、日中は明るい場所で過ごすようにしましょう。
□まわりに背の高い家具や落ちてくるものがない
*地震に備えて、窓にも飛散防止シートを貼るなどの対策を。
□誤飲や窒息、やけどにつながるものは赤ちゃんの手の届かないところにある
*誤飲や窒息、やけどは、重大な症状を引き起こす可能性が。危険なものは、手の届かないところに移動しましょう。
□おもちゃは対象年齢のものだけを配置
*年上の子どものおもちゃには、小さな部品が含まれていることがあります。対象年齢になるまでは、赤ちゃんの手の届かないところに保管し、遊ばせないようにしましょう。
赤ちゃんとの安心・安全・快適な新生活をサポートする〈こどもちゃれんじbaby〉
赤ちゃんが生まれてからすぐの時期は、子育てに不慣れなことで、大変に思えることも多いかもしれません。でも、ママ・パパとしての生活リズムが安定してきたら、心にゆとりがうまれ、親子でふれあう遊びの時間が楽しくなっていきます。
〈こどもちゃれんじbaby〉では、親子の時間をより豊かに楽しくするために、五感を刺激する玩具、0歳から楽しめる絵本、子育て情報誌をセットでお届け。さらに、教材と連動したアプリで成長を引き出す遊びをナビゲートします。月齢に合わせた教材が毎月届くので、赤ちゃんにとって安心安全な遊びの環境を作ることができます。
〈こどもちゃれんじbaby〉の玩具や絵本は、赤ちゃんが安心して遊べるように、厳しい基準を設け、専門機関の検査をクリアした安全な教材だけをお届けします。また、離乳食や医療情報、事故予防など、月齢ごとに気になるテーマを専門家や、先輩ファミリーの体験談などでわかりやすく解説します。
出産後は〈こどもちゃれんじbaby〉の教材を使って、安心・安全で、赤ちゃんの成長につながる遊びを楽しんでくださいね。
文/井上裕子(Cue’s Inc.)
取材協力/こどもちゃれんじ