SHOP

内祝い

  1. トップ
  2. 妊娠・出産
  3. 日記・マンガ
  4. 今じんこ
  5. クラスの喋らない子…場面緘黙症って?[噛みしめ育児スルメ日記#4]

クラスの喋らない子…場面緘黙症って?[噛みしめ育児スルメ日記#4]

更新

こんにちは、男子2人を子育て中の今じんこです。 噛めば噛むほど味が出る、スルメのような育児を楽しんでいます!
突然ですが過去クラスの中に、ものすごくおとなしく一言も喋らない子がいた記憶はないでしょうか?
いま陽気に暮らしている私ですが、実は幼少期その「クラスで喋らない子」でした。

家庭では話すことができるのに、社会不安のために人前では話すことができなくなる「場面緘黙症(ばめんかんもくしょう)」という疾患です。
日本で場面緘黙症は200人に1人いると言われていて、幼少期にかかることの多い不安症ですが、大人になっても苦しむ人もいます。

私の経験談をもとに場面緘黙症の発症から克服までをお話するので、まだ世間的に認知度の低い場面緘黙症のことを多くの方に知ってもらえたら嬉しいです!

原因は先生からのいじめ。5才で場面緘黙症に

場面緘黙症を発症する原因は人それぞれで、元々の気質だったり特に理由は思い当たらない人もいるそうです。
私の場合は保育園の先生とクラスメイトからのいじめが原因でした。

家庭では明るくおしゃべりなのに、保育園にいるときは一言も言葉を発することができなくなりました。
「話さない」のではなく「話せない」のです。

言葉が話せないだけではなく、人前で体がこわばって動けなくなったり、無表情になってしまったり、症状や重症度は人によって様々です。

喋れなくてもコミュニケーションは可能!

私は音読や発表の場では声を出すことができました。(発表の場でも一切喋れない子もいます。)
友達には一言も喋れなかったけど、そんな私でも友人たちは受け入れてくれて、筆談や頷きでコミュニケーションをとれて仲良くしていました。

喋らないことを相手が受け入れてくれて初めてコミュニケーションが成り立つので、筆談でも頷きでも伝わればなんでもいい、というスタンスで接してくれた友人たちには感謝しかありません!

私の低すぎる自己肯定感を上げてくれた先生

学校の先生は大勢の生徒を相手にするので、リアクションのいい明るい子を主に相手にすることが多いように思います。
自己主張ができない私はクラスで意見を言う機会もなく、先生からは放っておかれがちでした。

そんな中、目立たずひっそりと過ごしていた私に積極的に話しかけ、気持ちを引き出そうとしてくれる先生がいました。
保育園で先生にいじめられ“先生”に対して不信感があった私ですが、「O先生は私のことが大好きなんだ」と思うことができてとても救われました。
先生は喋ることを決して強要したことはありませんが、私はその先生に対しては少しだけ言葉を発することができました。

自分を見てくれる、認めてくれる先生や友達がいたことが、場面緘黙症克服の大きなきっかけになりました。
徐々に人前での不安感が薄れ自分を出していくことができ、中学1年生の時に環境の変化とともに「自分を変えたい!」と奮起し、8年間続いた場面緘黙を克服しました!

場面緘黙症の子への接し方

場面緘黙症の子は、ただの人見知りや内気な性格だと勘違いされ、「返事もないしほっといて欲しいのかな」とまわりに思われがちです。
ですが本当は仲良くしたいけど言葉と態度に出せない場合がほとんどだと思います。
「なんで喋らないの?」「“あ”って言ってみて!」と言われることもありましたが、余計に緊張してしまい逆効果でした。

自分の居場所がある。安心して接することができる人がいる。そう思えることが場面緘黙克服のきっかけになっていくのだと私は思います。
緘黙児に対してはできるだけ特別扱いせず、しゃべらなくても気にしてないよ、というスタンスで、決して責めたりせず気軽に話しかけてあげて欲しいです。
場面緘黙症は本人だけが頑張って簡単に克服できるものではないので、周りの協力や理解が深まっていけばいいなと思います!

インスタグラムの「#場面緘黙症シリーズ」というタグで詳しく当時のことを書いているので、よかったらぜひ見てみてください。

→「噛みしめ育児スルメ日記」今までのお話はこちら

【今じんこ】
2013年うまれの長男、2015年年うまれの次男を子育て中。
フリーのグラフィックデザイナーで夫はコーヒー豆屋。
インスタグラムで絵日記描いてます。@imagineko

※この記事は、過去にたまひよONLINEで公開されたものです。

妊娠・出産の人気記事ランキング
関連記事
妊娠・出産の人気テーマ
新着記事
ABJマーク 11091000

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第11091000号)です。 ABJマークの詳細、ABJマークを掲示しているサービスの一覧はこちら→ https://aebs.or.jp/

本サイトに掲載されている記事・写真・イラスト等のコンテンツの無断転載を禁じます。