【妊娠日記9カ月】NICUのある病院に転院しました<渡邊宰野さん第7回>
妊娠中のリアルな生活や体の変化を追いかける「たまひよ妊娠日記」。
妊娠34週の渡邊宰野さんは、妊娠29週から切迫早産(せっぱくそうざん)で入院中です。今まで以上に早産の可能性が高くなったので、33週に個人産院からNICU(新生児集中治療室)のある病院に転院したそうです。
渡邊宰野さん(32才)
公務員。家族は夫と長男の葵士くん(あおしくん・1才6カ月)。それまで長男の育休でしたが、妊娠6カ月から職場に復帰。その後、妊娠8カ月に切迫早産と診断され、入院と同時に産休に。「長男のときは里帰り出産でしたが、今回は里帰りしません」
緊急搬送で大きな病院に転院しました
妊娠29週に入院してからずっと安静にしていましたが、切迫早産の症状が進行してしまい、33週にNICUのある大きな病院へ緊急搬送となりました。今度の病院は子どもの面会が禁止されています。転院直前に1才6カ月になった長男と会ったのを最後に、しばらく会うことができなくなりました。
転院後の入院生活も以前と変わらず、張り止め薬を点滴し、基本的にはベッドで寝たきり。トイレ以外はすべて車いすで移動です。ただ、転院前は個人産院の個室だったのでまわりを気にせず過ごせましたが、今度は大部屋なので勝手が違います。ビデオ通話も電話も不可なので、家族との連絡はLINEのみ。長男の写真や動画を時々送ってもらっています。
先日、友人が安産祈願のお守りを郵送で送ってくれました。手紙や友人の子どもの描いた絵も同封されていて、とてもほっこりした気持ちになりました。
最初に入院した個人産院の食事
食事がおいしいと評判の産院だけあって、見た目も味も満足。ひたすら安静の日々の気分転換になっていました。
出産準備の買い物は夫と母にお願い
長男は冬生まれだったので、新生児サイズの衣類はお下がりが活用できそうもありません。必要な衣類を母に頼んで買ってきてもらいました。そのほかの準備もパパと連絡を取り合いながら進めていきたいです。
監修/中川一平先生(産婦人科医・帝京大学医学部附属病院 産婦人科)
まとめ/栗本和佳子、たまごクラブ編集部
●掲載している情報は2023年9月現在のものです。