【妊娠日記出産~産後編】なんとか臨月まで持ちこたえて、無事出産できました!<渡邊宰野さん第9回>
妊娠中のリアルな生活や体の変化を追いかける「たまひよ妊娠日記」。
渡邊宰野さんは、妊娠29週から37週直前まで切迫早産(せっぱくそうざん)で入院していましたが、当初の希望通り、パパが立ち会って無事出産できました。ただ、生まれた赤ちゃんが生後3日目で発熱したので、一時はとても心配だったそうです。
渡邊宰野さん(32才)&維士(いと)くん
公務員。家族は夫と長男の葵士くん(あおしくん・1才9カ月)。「妊娠中はずっと入院していて、1日1日なんとか命をつなぐような気持ちでいたので、“糸をつむぐ”という意味合いで“維士(いと)”と名づけました」
パパの出勤前に陣痛が。昼過ぎには赤ちゃんが誕生しました!
早朝に始まった陣痛。パパが出勤前だったので、一緒に産院へ向かうことができました。もともと切迫早産で子宮口は開き気味だったのですが、産院到着時には4㎝開いていました。医師からは「午前中に生まれるかな~」と言われましたが、10時ごろに陣痛が遠のいて、あれっ!? 前駆陣痛(ぜんくじんつう)だったの?と、思う場面も。でも、1時間後には再び陣痛がやってきました。昼過ぎに人工破膜(じんこうはまく)をしてからは、ぐんぐんお産が進んで、あっという間に子宮口全開に。私はいきみを逃すことばかり意識していたので、力を抜いているうちに、するっと生まれた印象です。
赤ちゃんが生まれた瞬間、助産師さんが「かわいい赤ちゃんが生まれましたよ~」と教えてくれましたが、赤ちゃんの泣き声が聞こえなかったので、私は「まだ泣いてない! まだ泣いてない!」と言いながら、ちょっとパニックに。赤ちゃんが飲んでいた羊水(ようすい)を吸い出す処置が終わったら、元気な泣き声が聞こえてきて、安心しました。
【出産日】38週4日
【お産の始まり】陣痛
【お産のスタイル】経腟(けいちつ)分娩
【所要時間】3時間31分
【赤ちゃんの出生体重】3214g
【夫の立ち会い】あり
生後3日目にNICUのある病院に搬送
息子は生後3日目に発熱し、救急車に乗ってNICU(新生児集中治療室)のある病院に転院。一時はどうなることかと不安でしたが、生後7日目に無事退院できました。
ねんねスペースはリビング横の部屋
私はベビーベッドの横にマットレスを敷いて寝ています。長男はパパと寝室。
沐浴(もくよく)タイムは気持ちいい~♪
お湯につかると、ふぉ~っと気持ちよさそうな表情になります。
レンタルしたベビーラック&チェアが便利!
長男のときは使わなかったけど、今回はコンビのベビーラック&チェアを半年間レンタル。私が入浴している間も、ここに乗せていると安心です。
1才の長男は、お兄ちゃんぶりを発揮!
長男が弟にチュッとキス。泣いているときは頭をなでたり、弟をかわいがってくれています。
家族4人の新生活が始まりました♪
妊娠中は私が約2カ月間の入院(途中、転院)。産後は赤ちゃんが転院してNICUに入院。いろいろあったけど、やっと家族4人そろっての新生活が始まりました。
監修/中川一平先生(産婦人科医・帝京大学医学部附属病院 産婦人科)
撮影/橋詰かずえ まとめ/栗本和佳子、たまごクラブ編集部
●掲載している情報は2023年11月現在のものです。