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育休復帰後の選択肢とは? 次のステップへ進むために

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大企業からスタートアップ、ベンチャー企業まで経験したなかで、企業の規模に問わずジェンダー問題を深く感じたことをきっかけに、「自分らしく働き続けるには」を常に考え続けてきた志賀祥子さん。理想のライフワークバランスが実現できる環境を自ら作ろうと決意し、2015年に独立。現在はブランディングプロデューサーとして活躍しながら、企業の女性活躍推進、キャリアデザインサポートにも取り組んでいます。そんな志賀祥子さんが自ら実践する「自分らしく働く!」ための思考術を本コラムでは紹介していきます。

第5回目の今回は、産後のセカンドキャリアの選択肢について聞きました。

自分にとっての選択肢って?

産後のキャリアにおいて、「先を見据えるにも、自分にどんな選択肢があるかわからないんです」という声が、運営するプレママ・働くママが集まるコミュニティ「Mrelations PLUS(エムリレーションズ プラス)」でも聞こえてきます。

仕事に復帰する際には、フルタイムか時短勤務かという働き方に対することを考える機会があると思います。一方で、復帰後のキャリアの可能性や選択肢について考える機会は少ないかもしれません。

では、選択肢とはなんでしょうか?「役職」をもつか否か?という二択になることもあるでしょう。子育てとの両立で働き続けるなかで、ライフステージによってもワークライフバランスは変わっていきますよね。

そこで、自分にはどんな選択肢があるのかを考えてみましょう。

自分の武器を正しく知り、次のステップへ

今まで培ってきたキャリアやスキル・経験を、産後のキャリアへ生かすにはどうしたらいいでしょうか。子育てをしながらキャリアに挑戦するということは、時短勤務など一時的に時間に制限がある中で挑戦していくということにもなりますよね。

そこで、考えたいのは2つ。
1つは、今までのキャリアを継続して、さらにキャリアアップしていくという選択肢。
これは、役職やポジションなど今までの経験を活かして、さらに上を目指していくこと。昇進昇格を狙っていくことも1つですし、その仕事をより極められるポジションにいくこともあるでしょう。

そして2つ目は、今までのキャリアを活かして新たな領域に挑戦するという選択肢です。例えば、出社がマストである職種から、リモートワークの出来る職種に職種転換することもそうでしょう。その場合は、「今」の自分が新たなことに挑戦する余裕があるのかも考える大事なポイントです。子育てをしながら新たな挑戦をするには、強い意志が必要です。

このように、選択肢を考える上で大事なのは、どちらが今の自分に合っているかということ。
それは環境も然り、自分の気持ちも然り。無理をして途中で挫折してしまったり、体調を崩してしまっては元も子もありません。

・今までのキャリアを継続して、専門性を極めていく
・今までのキャリアを活かして、仕事の幅(領域)を広げていく


実は「Mrelations PLUS」では、主にこの2つのパターンで産後のセカンドキャリアを築いている女性が多く集まります。今の自分の「武器(強み)」を正しく知ると、今の自分がどちらを選択すればよいか見えてくるはずです。

いつ始めても遅いことはない

無理して始めから高めのハードルを設定する必要はありません。子どもが小さいうちは、少しずつ今出来ることから始めていくのも良いでしょう。「やる」か「やらない」かではなく、少しずつ始めていくことでもいいんです。そうすることで、将来の選択肢や可能性が広がるはず。

育休復帰を直近に、または、復帰して周囲と比較してしまったり、焦る気持ちもあると思います。そんなときは、周囲と比べるのではなく、自分と向き合う時間を意識的に作ってみてください。1日5分でも良いので、「今の自分は、現状をどう思ってる?どう変わっていきたいと思っている?」と自問自答してみましょう。自分にとっての選択肢や可能性を考える第一歩につながることを願っています。

志賀祥子

PROFILE
1986年生まれ。東京都出身。上場企業からスタートアップまで様々な企業で経営企画・広報に従事。企業規模に問わずジェンダー問題を深く感じ、2015年に将来の育児期を見据えて独立しリモートでのコンサルティング事業を立ち上げる。出産を経て、2019年に株式会社MaVieを創業。ブランディングや戦略コンサルティングの支援を行う傍ら、働く女性を取り巻く社会課題の解決を目指したコミュニティやパーソナルブランディングの提供を行う。ブランディングやコーチングのメソッドを取り入れた「自分らしさ」を明確にする独自のカリキュラムは幅広い女性に支持されている。プライベートでは一児の母。

■Instagram @shoco_shiga

■メディア出演・掲載
日本経済新聞/日経DUAL/日経doors/日経WOMAN/日経xtech/NIKKEI STYLE/
TBSグッどラック!/テレビ朝日 スーパーJチャンネル/Markezine/FNN PRIME NEWS など

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ストレスフルな環境に、移住を決意。新しい地で子育てと仕事を再スタートした家族に取材

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