【成長日記8カ月】ずりばいで動き回るように<中村琉仁くん第13回>
赤ちゃんの成長や生活の様子を毎月リポートする連載企画「たまひよ成長日記」。
絵本の端っこをかむのがブームの琉仁(るいと)くん。絵本を口に入れてしまうこともあるそうで、かみちぎらないかママ・パパはヒヤヒヤ。ますます目が離せない琉仁くんの様子を紹介します。
中村琉仁くん&智美さん&悠人さん
会社員のパパと専業主婦のママ。パパは毎朝、琉仁くんと遊んでから出勤するのが日課。その間、ママも家事がスムーズにできて助かるそう。
人見知りや場所見知りが出てきました
ずりばいができるようになりました。行動範囲が広がったため、連日様子を見ながら模様替えや配置換えをして、危険を回避するようにしています。とくにリモコンが好きで、手の届くところに置いておくとすぐ手に取ってなめてしまうので、高いところへ置くよう気をつけています。
人見知りや後追いも激しくなってきて、家では離乳食の準備をしているときに泣きながらキッチンまで来ることも。外では、初めてショッピングモールの遊び場に行きましたが、場所見知りで泣いてしまいました。
粗みじん切りの食材が食べられるように
あいかわらず食欲旺盛! 離乳食の進み具合も順調で、粗みじん切りの食材も嫌がることなく、もぐもぐおいしそうに食べています。
ずりばいで泣きながら追いかけてきます
不安なのか、私がそばを離れると泣きながら追いかけてきます。日中、私1人のときは、家事がなかなかスムーズに進まず、困ってしまうことも。
外食するときはおやつが手放せません
リフレッシュを兼ねての外食で、息子も食べたがるときは、おやつを与えることも。「ハイハイン」や「くちどけおこめぼー」など、握れるスティックタイプのベビーフードがお気に入りです。
体重の増え方がゆるやかに
中村琉仁くんの発育曲線
中村琉仁くん8カ月 ある1日の様子(&ママ・パパの様子)
[小児科医・若江先生のアドバイス]人見知りや場所見知りは、無理に慣れさせようとしなくてOK
行動範囲が広がるにつれ、けがや誤飲が増えます。連日確認しながら安全対策をしているのは素晴らしいですね。触ってほしくないものを手の届かないところに置くことも大切です。
人見知り、場所見知り、後追いもこの時期ならでは。いずれ落ち着くので、嫌がることは避け、無理に慣れさせようとせずつき合っていきましょう。
[小児科医・若江先生のQ&A]赤ちゃんのねんねについて教えて!
【Q】横向きで寝ることが増えたけれど大丈夫?
これまではあお向けで寝ていたのですが、最近は横向きで寝ることが増えました。赤ちゃんにとっては、どの向きで寝るのがいいのでしょうか?
【A】横向きが落ち着くなら、あお向けに戻す必要はありません
横向きで眠っている琉仁くんをあお向けに戻すと、どうなるか見てみましょう。また横向きに戻るのであれば、それが眠る姿勢としていちばんいい状態なのでしょう。
あお向けで眠ると、窒息の危険性や突然死症候群(SIDS)のリスクが減少するのは確かです。しかし、それを気にして一晩中あお向けに戻すことを繰り返せば、ママ・パパが睡眠不足になり、ストレスも増します。琉仁くんにとっていちばん落ち着く体勢で寝かせてあげれば問題ありません。
監修/若江恵利子先生(小児科医・医療法人恵徳会 あさかクリニック 理事長)
まとめ/坂井仁美、岩﨑 緑、ひよこクラブ編集部
●掲載している情報は2023年3月現在のものです。