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キンタロー。さん夫婦 「不妊の原因は男にもある。精子の検査だけは受けておいたほうがいい」妊活振り返りインタビュー

ちびキン。ちゃんも登場! キンタロー。さんのご主人は一般の方。撮影時は自宅にあったお面をつけて登場してくれました。


2020年1月に第1子が誕生したキンタロー。さんご夫婦。
2月にはテレビ番組内で不妊治療の体験を明かし、話題を呼びました。不妊の原因は夫の精子の問題。妊娠に至るまでの道のりと“夫婦で妊活"のホンネをたっぷり語っていただきました。
オンラインでの取材インタビュー前後編のうち、今回は<後編>をお届けします。

妊活振り返りインタビュー キンタロー。さん&キンタロー。旦那さん「妊活は女性だけの問題じゃない!男性不妊のことをきちんと知ってほしくて公表しました」 #2
※参考:「妊活たまごクラブ 不妊治療クリニック受診ガイド 2020-2021年版」

不妊治療は後ろめたいことじゃない

――こうしてキンタロー。さんご夫婦は顕微授精にトライ。

●キンタロー。旦那さん(以下旦那) 結果は2人で聞きに行きました。「妊娠しています」と言われて、「は~~っ」って。僕はもう声を上げて喜びたかったくらいだけど…。

●キンタロー。さん(以下キンタロー。) 診察室の外で「やったね~」「写真撮ろうか」とか大声で言うから、私は「いや、ここではダメだよ」って。不妊治療専門クリニックだから大喜びする空気じゃないし、妊活中は私もピリピリしていたから通っている人の気持ちもわかる。だから「はしゃいじゃダメ」と。クリニックを出て、車の中で「やったね!」って喜んで、お祝いにお肉を食べに行ったよね。

●旦那 うん。でも、妊娠がわかってからも「本当に妊娠しているのか?」と疑って、妊娠検査薬で調べていたよね。線が出て、めちゃくちゃ喜んでるのがおもしろかった(笑)。

●キンタロー。 そのくらい心配だった。苦労したぶん、本当なのか確かめたかったんだよね。

「不妊の原因は男にもある。子どもが欲しいと思うなら、男性も精子の検査だけは受けておいたほうがいい」(キンタロー。旦那さん)

――2020年1月、キンタロー。さんは第1子となる“ちびキン。ちゃん”を出産。2月に放送されたテレビ番組『直撃!シンソウ坂上』では不妊治療について明かしました。

●キンタロー。 公表することに迷いはありましたよ。できることなら公表せずにやり過ごしたいという思いもあったけれど、男性不妊に関して著名人で公表している方がすごく少ない。私たちが男性不妊という状況になったとき、無精子症を告白したダイアモンド・ユカイさんの記事を読んで「1人じゃないんだ」と心強くなったし、すごく救われたんですよ。だから私たちが公表することで、同じような状況の人に少しでも勇気を与えられたらと思って。もちろん旦那がイヤだと言ったらやめるつもりだったけれど、旦那は「大丈夫だよ」と言ってくれて。

●旦那 別に悪いことをしたわけじゃないし、僕だったら知りたい情報だと思ったから。不妊治療というものに対してあまり後ろめたく考えず、ネガティブな感覚を持ってほしくない、という思いもありました。僕は自分が経験するまで、不妊治療は女性の問題だと思っていたんですよ。でも、“不妊の原因は男にもある”。結婚して子どもを考えているのであれば「男性も精子の検査だけはしておいたほうがいいよ!」と強く言いたいです。

コロナ禍は“正しく恐れる”ことが大事

――出産からほどなくして、新型コロナウイルス感染症の感染拡大が起こりました。コロナ禍の今、キンタロー。さんはどんな育児をしているのでしょうか。

●キンタロー。 妊活中の人、妊娠中の人、子育て中の人、今はみんなが大変な思いをしていると思います。育児費用を考えると働かないわけにはいかないと思っちゃうんだけど、最優先すべきはやっぱり命。私も今は収入が減って不安になるけれど、子どものことを考えてリスクの高い仕事は断るという決断をしています。テレビもネットもコロナのことばかり。いろんな情報が行き交っていて、ずっと見ていると不安が増します。だから、あまり情報をかき集めすぎないほうがいいんじゃないかなと思います。手洗い・うがいを徹底するとか、自分にできることをやりながら“正しく恐れる”。それが大事なんじゃないかな。

妊活中のプライベートショット

妊活中のプライベートショット


●キンタロー。 「妊活中はけんかすることも。ギスギスした夫婦間の溝を埋めるべく、旦那がおいしいごはん屋さんに連れていってくれました♪」

キンタロー。さんご夫婦に伺いました!【妊活Q&A】

――妊活中に「やってよかった」ことはなんですか?

●キンタロー。 タイミング法を2~3回試しても授からなかったとき、「とりあえず検査を受けておこう」と早めにクリニックに行ったのがよかったなと思います。東尾理子さんの「2回くらい試してダメだったらすぐ病院行ったほうがいい。時間は限られているから」という言葉に説得力があって、おしりに火がつきました。本当は入籍後すぐに妊活したかったのにだいぶ延びていたから、自分の中にあせりもあった。だから「早く病院へ」という気持ちになれました。

●旦那 僕も、妻と一緒にクリニックに足を運んだこと。最初は妻に「来るよね?」と言われてついていった感じだったけど、クリニックに行けば状況が把握できるし、診察が終わったら「昼メシ一緒に食べようか」と2人の時間もつくれるし。行けるときは全部行ったことが、よかったなと思います。

――妊活中に「つらかった」ことはなんですか?

●旦那 目の前で注射を打たれること(笑)。あとはけんかになったとき、原因を追求すると男性不妊のことが見え隠れして、「こっちが引かなきゃいけないんだろうな」と思っちゃうこと。自分が正しいと思っていても、ガーッとは言えなくなっちゃう。そういう気持ちに折り合いをつけられたのは「子どもが欲しい」という強い気持ちがあったからです。

●キンタロー。 私は旦那の精子の数に一喜一憂しちゃうのがつらかった。奇跡的に多く採れた日は「いっぱい受精卵をつくれるかも」なんて淡い期待をして、「今日は3匹」と言われると絶望的な気持ちに。当たり前に赤ちゃんを授かれると思っていたけれど、「もしかしたら授かれないかも」。赤ちゃん連れの人を見ると、「私はこんなふうに歩けないのかも」と複雑な気持ちになって、そんな自分にまた嫌気がさしました。

――キンタロー。さんご夫婦にとって妊活はどんな時間でしたか?

●キンタロー。 夫婦として試される時間、自分自身の人間としての器も試される時間。私はまだまだ器が小さいなと思いました。でも、妊活をしたからこそ人の痛みがよりわかるようにもなりました。世の中にはまだまだ「妊活って何?」という人がたくさんいるけれど、身をもって不妊治療を体験したことで「赤ちゃんを授かることは当たり前じゃない」ということを学んで、よりいっそうありがたみをもって毎日を過ごせるようになりました。当たり前じゃないということを知ることができた、貴重な時間だったと思います。

●旦那 僕にとっては耐えうる時間、精神を成長させてくれる時間、かな。あと、僕は妊活を始めてから家のことをやるようになりました。今までは「やってほしい」だったのが、「自分がやらなきゃ」という気持ちが芽生えてきた。大切な時間でした。

キンタロー。 Profile

Kintaro Profile

1981年生まれ、愛知県出身。社交ダンスの講師などを経て2011年、お笑いタレントに転身。一人コントやモノマネなどで人気に。芸人としての活動以外にも舞台、ドラマ、声優など、幅広く活躍中。2015年に結婚、2020年1月に長女を出産。妊活体験や育児を綴った夫婦それぞれのブログも好評。

『キンタロー。の人生はキンキンキラキラや~』

『キンタロー。の旦那です。』

●撮影/長野奈々子
●取材・文/本木頼子

※記事内容、日付、監修者の肩書、年齢などは掲載当時のものです。

▼『妊活たまごクラブ 不妊治療クリニック受診ガイド 2020-2021』は、妊活から一歩踏み出して、不妊治療を考え始めたら手に取ってほしい1冊。

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