産前にチェック! はじめてのおもちゃと絵本の選び方
赤ちゃんが生まれたら必要になる寝具やベビーチェア、ベビーカー、肌着やウエア、ファーストトイなど…。いろいろと比較検討しながら、必要なものを揃えているところでしょうか。産後は赤ちゃんのお世話で忙しく、買い物にも出かけづらくなるものです。産前に日用品以外にも、ファーストトイや絵本も検討しておいた方が安心です。そこで今回は、赤ちゃんの発達を促すおもちゃや絵本の選び方についてご紹介します。
みんなの遊び&おもちゃ選び「困った!」体験談
●はじめての子なので、どんなものを喜ぶのか、何を買ってあげたらいいのか正解がわからず…お店でさんざん見て結局買わずに帰ってしまった(toyo)
●ネットで評価がよかったおもちゃを買ったが、あまり興味を示さず放置気味。少し早かったのかも…。(ハナちゃん)
●譲り受けたプレイジムが劣化していたようで、赤ちゃんが遊んでいるうちにパーツがちぎれてびっくり。(ゆいパパ)
赤ちゃんをおもちのおうちのかたにアンケートをとったところ、さまざまな困りごとの声が出てきました。おもちゃ選びは子どもとの相性や発達・安全性など、いろいろ考えることがあって奥が深いようです。
そもそも、なんで赤ちゃんにおもちゃや絵本が必要なの?
おもちゃや絵本を通して世界を知っていく
赤ちゃんは好奇心のかたまり。身近にあるものを見たりさわったり、音を聞いたりしながら、周りの世界がどうなっているかを理解していきます。玩具や絵本を使うことで、色や素材、音…たくさんの刺激にふれられます。赤ちゃんの「見たい」「さわりたい」気持ちを高めるので、意欲を高める効果も。赤ちゃんにとって遊びは、成長に欠かせない大切な栄養のひとつです。
体の機能や感性、知性を伸ばすことができる
気になるおもちゃに手を伸ばしたり、動きを目で追ったり素材やしかけを確かめたり…。赤ちゃんの興味を引き出すおもちゃは、手指や体を使って試行錯誤することで能動的な動きを促します。また絵本の読み聞かせは、さまざまな世界観で豊かな心と言葉の土台に。想像力を育むきっかけにもなります。おもちゃや絵本を通した遊びの中で得られるさまざまな体験が、赤ちゃんの感性・知性・運動機能を伸ばすことにつながります。
生後2〜3カ月頃までにファーストトイを用意しよう
新生児期を過ぎ、少しずつ昼間起きている時間が増える2〜3カ月頃になると、喃語を発したり泣いておうちのかたを読んだりと、赤ちゃんからおうちのかたとのコミュニケーションを求める様子が見えてきます。その頃までにファーストトイを用意すると、赤ちゃんとのコミュニケーションを楽しみながら、よりよい発達を促すことができます。
はじめてのおもちゃ・絵本を選ぶ基準:3つのポイント
ポイント1:安全性が高いもの
なめたり、引っ張ったり…。五感をフルに使って予想外の行動をとる赤ちゃん。赤ちゃんが直接ふれるものには、万全の安全性が保たれているかをチェックする必要があります。購入前後に、以下について問題がないか確認しましょう。
☑︎なめても害のない素材か
☑︎飲み込めない大きさか
☑︎引っ張っても壊れないか
☑︎本の角などで、手を傷つけないか
☑︎耐久性のある素材が使われているか
ポイント2:五感を使ってたっぷり楽しめるもの
2〜3カ月頃の赤ちゃんは、ものを目で追ったり注目したりします。気になるものには手を伸ばし、握ったり振ったりなめたりして遊ぶ様子がみられます。五感をフルに使って身のまわりのものを確かめている赤ちゃんには、さまざまな素材や感触、音を体感できるものがおすすめです。
ポイント3 親子の愛着関係が深まるもの
2〜3カ月頃の赤ちゃんは、ママやパパに語りかけられること自体を喜びます。また、スキンシップを通して「愛されている」という安心感が育ちます。はじめての絵本は、優しく語りかけることができ、スキンシップをしながら楽しめる絵本を用意しましょう。
ずばり、2〜3カ月頃におすすめのファーストトイは?
産後は赤ちゃんのお世話に追われ、なかなか買い物にいく時間もとれなくなるように。そんなときにおすすめなのが〈こどもちゃれんじbaby〉です。お子さんの発達に合った知育玩具と絵本が自宅に届くので、おもちゃ選びに費やす時間を親子のかけがえのない時間に使えます。
こだわり1:五感を刺激する知育玩具と読み聞かせ絵本をセットでお届け
五感で楽しむ 6WAYへんしんジム
ねんね期の赤ちゃんの感性・知性・運動機能を刺激するベビージム。ねんねの赤ちゃんの体の動きに合わせて回る「おひさまメリー」や音が鳴る「りすのラトル」など、楽しいしかけがいっぱい。寝返り期にはアクティビティマットへ、おすわり期には座って遊べるBOX型に変身するなど、成長に合わせて長く遊べます。
★先輩ママの声
「家事や食事の準備で手が離せないときにも、ジムに寝かせるとご機嫌に。メリーを眺めてニコニコ、ことりさんをバシバシつかむなど、ひとり遊びをしてくれました」(Hちゃんママ)
スキンシップ絵本「タンタンタン」
赤ちゃんをピアノに見立てておなかをポロポロロンと優しく叩いたり、手を一緒に叩いたりと、ふれあいができる絵本。絵本を読みながら赤ちゃんの手や足にふれる動作を自然に促され、スキンシップを楽しみながら親子の愛着関係が深まります。
★先輩ママの声
「見て楽しむだけでなく、絵本のまねをしながらスキンシップができたのがよかったです。『ポロロン』など楽器の擬音語がいっぱいで読んでいても楽しいです」(Mちゃんママ)
こだわり2:厳しい安全基準の徹底
玩具制作のプロや専門家とともに設計し、試作品を使ってモニター調査や商品安全の専門部門での審査と各種テストを実施。
これらのテストをクリアした商品の素材、強度、形状の安全性を専門的な検査で繰り返し確認してから、お手元にお届けします。
めまぐるしく成長する0歳の時期に、親子の遊びを通して、赤ちゃんの世界を楽しく広げてあげたいですね。
取材・文/井上裕子(Cue's inc.)
取材協力/こどもちゃれんじ