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子どもが20才になるまで記録できる「母子健康手帳」が登場

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妊娠が確定し、自治体に「妊娠届」を提出するともらえる母子健康手帳。一般的な母子健康手帳の記入欄は6才までですが、20才になるまで記録できるタイプも販売されています。

成人した子どもへ、20年間の記録をプレゼント!

「子どものとき、風疹(ふうしん)にかかったことあったかな?」など、大人になってから自分の病歴を調べるときの手がかりになるのが、親の記憶と母子健康手帳。でも、親の記憶というのは案外あいまいで、あてにならないことが多いものですよね。そこで頼りになるのが、自分の母子健康手帳です。出生の記録や受けた予防接種、かかった病気、身長や体重の推移など、さまざまな情報が記録されています。こまかく書き込まれたお母さんの文字から、親の愛情を感じたことのある人も多いのではないでしょうか。

ただ、一般的な母子健康手帳の記録は6才まで。それ以降の情報は残せません。一方で、現在では日本脳炎や二種混合ワクチンなど、6才以降にも受ける予防接種があるのも事実です。また、6才以降にかかった記録を残しておいたほうがいい病気も多々あります。

6才以降も予防接種や病歴を記録できる



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一般社団法人「親子健康手帳普及協会」(東京都港区)が作製した「20年をつづる母子健康手帳」は、子どもが20才になるまでの病歴やワクチン接種履歴を記録できるので、大人になってからの健康管理に役立ちます。

年齢に応じた子どもとの接し方も解説



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「20年をつづる母子健康手帳」は、B6版で136ページ。乳児期の発育・発達や育児のポイントのほか、幼児期や小学生、思春期以降も、年齢に応じた子どもに対する接し方が解説されています。さまざまな問題が深刻化する前に専門機関に相談できるよう、専門機関の連作先や、かかりつけ医の連絡先を記入できる欄も。虐待予防や発達障害の早期療育につなげることができます。

また、ページの下段には、メモ欄が多く設けられています。これは、育児中のママが遭遇する思いがけない出来事や不安などを思うままに書き込めるスペース。手帳を開いて自分の気持ちを書きつづることで心を整理し、落ち着いて適切な対応をするためのものです。

成人したわが子にメッセージつきでプレゼントできる



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「20年をつづる母子健康手帳」の最終ページには、20才になった子どもへのメッセージが書き込めるスペースが。20才の記念に、この母子健康手帳をプレゼントできるしくみです。使い込まれた手帳を子どもが手にしたとき、20年間の親の思いや苦労を知り、深い愛情を実感できるのではないでしょうか。

この「20年をつづる母子健康手帳」は、ご登録の自治体で配布されていない場合、自分で購入することができます(全国の「ベビーザらス」店舗または「トイザらス・ベビーザらス オンラインストア」)。価格は430円(税込み)。
すでに6才までの母子健康手帳を持っている人は、今までの記録をコピーしてこの手帳に貼れば、通常の母子健康手帳として使用することが可能です。

ここで紹介した内容以外にも、海外旅行の注意点や、働くママの授乳方法など、現代のライフスタイルに合わせた情報も充実。妊娠・出産・育児のテキストとしてもおすすめです。(文・たまごクラブ編集部)

●問い合わせ先:一般社団法人「親子健康手帳普及協会」(tel:080-2371-0977)

※記事の内容は掲載当時のものです。以降変更されることもありますので、ご了承ください。

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