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つわりで動けない…食事は?抱っこは?【上の子お世話アイディア集】

更新

妊娠中の女性の滝
Milatas/gettyimages

「妊娠は病気じゃない」と言いますが、それは「病気じゃないから大事にしなくていい」ということではなく「病気のように治療して治るものではないので、周囲のいたわりが重要」という意味だとも言われます。例えばつわりの時期はどれだけ辛くても避けようがないもの。だからこそ周囲、特にパパには全力でいたわってほしいものです。

かつて、全国のウィメンズパーク会員に「あなたのつわりはどんな症状だった?(※複数回答可)」というアンケートを実施したところ
1位 吐きづわり 44.5%
2位 においづわり 39.4%
3位 食べづわり 36%
※口コミサイト「ウィメンズパーク」会員3535名回答。2017年8月実施。

との結果に。
およそ半数のママが「吐きづわり」を経験したとか!

吐きづわりの程度も人によりますが、日常生活を送るのも厳しいという人も。そんな中、第二子以降の妊娠となるとつわりで苦しみながら上の子のお世話もすることに。つわり中の上の子のお世話、みんなどうやって乗り切っているのでしょうか?『ウィメンズパーク』から参考になりそうなアイデアを探してみました。

つわり中の食事づくり、どう乗り越える?

つわりがひどいときは食べ物を見るのもツラいもの。大人だけなら「好きなように食べて」と言える食事づくりも、子どもがいるとなると必須です。夫や家族が毎日食事の準備を頼むのが難しい場合、どうやって乗り切れば?

「温めるだけ」食材をストック

「3人め妊娠中です。しんどい時は手抜きします。宅配で温めるだけ、揚げるだけでOKなものを注文しておいたり、スーパーでカット野菜パックを買って炒め物、焼きそばなど。あとは少し調子がいいときに、ほうれん草を大量に茹でて冷凍しておくといろんな簡単料理に使えるし栄養もとれます」

週末の作り置きをパパにお願い!

「朝食は夫に頼み、お昼は保育園の給食を食べているからと、夜は本当に簡単に。味付け肉を焼いて、ご飯と味噌汁が定番でした。ただマスクをして味付け肉を焼くのも無理になってしまったときは、週末夫が作り置きしてくれたおかずをチンする方法に」

好きな香りのマスクでツラさを軽減

「現在3人目を妊娠中です。調理中や子どもに食べさせる時は必ずマスクしています。
においもマシですし、もし好きな香りのアロマがあればマスクに振りかけておくと一日中つけられました。どうしても作れないときは素うどんのときもありましたが子どもはすくすく育っています!」

つわりで動けないのに「遊んで!」にはどう対応したら?

ママが妊娠中でも子どもの「遊んでほしい」気持ちは変わりません。つわりで体を動かすのもままならないとき、どうやって子どもの「遊んで」に対応すれば?

古新聞をビリビリが意外と役立ちました

「上の子のお世話をしながらのつわり…。ぐったりするほど体調が悪いときは無理せず身体を休めていました。古新聞などを破って散らかすなど家では普段はさせない遊びをするように。破いた新聞は小さな袋や大きな袋に詰めてボールやクッションとして再利用。どうにもならない日は、一時的なものだと割り切ってテレビにもお世話になっていました」

一時保育や支援センターも活用を

「1歳5カ月の子を抱えてのつわり。しかも上の子のときよりもツラい……。そこで週1で一時保育のお世話になりました。同じ園を利用していたので、全く泣かずたくさん遊んで食べて帰ってきてくれます。お友達が一緒なのも楽しかったようです。それ以外の日は人の少ない公園に出かけてひたすら歩かせることに。私はベンチに座って見守るのみ。近所の支援センターも、つわりがツラいと伝えると職員の方が見守ってくれたのでよく連れていきました」

頼れるなら実家も頼って!

「週に一度は一時保育。ほかの日は家でDVDを見せたり、ひとりで遊んでくれるように新しいおもちゃを頻繁に導入したり。実家が車で30分なので週1、2日は行きました。つわりが収まったらたくさん遊んであげることにして、つわり中は頼れるところはすべて頼っていいと思います」

「抱っこ抱っこ」攻撃はどうかわす?

上の子がまだ抱っこをせがむ年齢で、2人目の妊娠がわかるのもよくあることです。「重いものを持つ」ことも気になるところではありますが、初期はつわりでしんどいですし、妊娠が進むとお腹が出てきてしまい…。妊娠中の「抱っこ」はどう対応すればうまくいくでしょうか?

楽しく歩いてくれるような工夫を

「上の子は3歳児。2人目妊娠がわかってから抱っこをせがんで歩きません…。特に幼稚園の帰りは抱っこをせがむことが多いです。“お腹に赤ちゃんがいるから”というと嫌がるかと思い“ママ、お腹が痛いんだ”と同情を求めたり、“○○まで競争しよう!”とゲーム形式にしたり、歩くことをほめちぎったりしてなんとか乗り切っています」

最終的には物で釣るのもアリでしょう!

「わが家も妊娠中に抱っこ抱っこで困りました。当時2歳児14kgです。徒歩5分ほどの保育園の送り迎えも、買い物もお出かけも抱っこ抱っこ! しかもパパは嫌と…。結局“歩いて保育園行けたら新しいおもちゃ買ってあげるね”“チョコレート食べていいよ”と物で釣りましたが臨月になる頃には自分で歩いてくれるようになりました。抱っこなどできないことは我慢してもらいましたが、ほかの場面でスキンシップ多めを心がけました」

年齢や性格によっては説明で理解してくれることも

「次男妊娠中は、抱っこ紐を使っておんぶで対応。ただしどうしても動いてくれない時だけです! 外で歩いてくれない時はベンチなどを探し、座った状態で抱っこをしていました。なぜ座ってではないとダメなのかの説明ももちろんしました。月齢や子どもの性格にもよると思いますが、うちは理解をしてくれたようです」

上の子のお世話をしながらの妊婦生活、ママひとりで乗り切るのは無理なもの。パパはもちろん、親戚やまわりのママ友、自治体のサービスなど頼れるものはすべて遠慮なく使うのがよさそうですね。大切なわが子たちと自分の身体のためですから!
(文・古川はる香)

※文中のコメントは、『ウィメンズパーク』の投稿を再編集したものです。

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