夏にはじめると長引くことも?! おむつはずれは「春スタート」がおすすめのワケ

おむつはずれは春から始めることがおすすめと言われていますが、皆さんご存知ですか?
今、春から始める家庭が増えていて、おむつはずれは個人差がありますが、3~6カ月ぐらいではずれるケースが多いので、4月から始めれば夏にははずれる子も。春からのおむつはずれに、チャレンジしてみませんか。
春から始めると時間に余裕が!「冬に持ち越して一時中断」も避けられる
おむつはずれは、暖かくなる季節がベストシーズン。最近は、春から始めるケースも増えているといいます。理由の1つが、春だと薄着になるので、トイレに連れて行ったときズボンなどが脱がせやすく、失敗しても洗濯物がすぐに乾くためです。
また夏からスタートして難航すると、冬に持ち越してしまい、寒い冬の季節に一時中断するケースもあるようです。再開は次の春や夏になってしまいます。3歳の子をもつママからは次のような声も聞かれます。
●昨年の夏、おむつはずれにチャレンジしましたが、気が向くと補助便座に座る程度しか進みませんでした。結局、冬になって寒くて中断。今年の春から、またチャレンジしようと思います。
●2歳半の夏から、おむつはずれをしていますが、なかなか進まず冬になってしまい休みました。冬は、トイレも廊下も寒くて、子どものやる気もダウン。布パンツになってカーペットを汚されるのも困るので、冬は避けたいです。
春からおむつはずれをスタートするママやパパのなかには、こうした「冬への持ち越し」を避けるねらいもあります。
おむつがとれる期間は個人差がありますが、3~6カ月ぐらいかかることが多いです。たとえば4月からおむつはずれをスタートしても、11月までは8カ月あるので、余裕を持って進められます。
トイトレ成功のカギは、スモールステップで楽しく進めること!
おむつはずれは、スモールステップで楽しく進めていくことが成功のカギ! 急にトイレに連れて行くと、怖がったりしてうまくいかないので、まずはSTEP1から始めてみて。
【STEP1】絵本やDVDで「トイレでおしっこ」の流れを理解する
トイレをテーマにした絵本やDVDで、「トイレでおしっこをする」一連の流れを理解させることが第一です。
【STEP2】トイレに座って少し待つ
絵本やDVDでトイレに興味を示したら、親子で一緒にトイレへ。補助便座に座って、少し待つ練習からスタート!いくらママやパパが体を支えているといっても、補助便座がない状態で座らせるとおしりが落ちで不安定になり、トイレを怖がる原因になるので要注意。
【STEP3】自分からトイレに行く習慣をつける
トイレでおしっこが何回か成功したら、トイレに行く習慣づけを。公園に行く前、おやつの前など、子どもが楽しみにしている生活習慣とセットにしてトイレに誘うと、習慣化しやすいです。またトイレでおしっこができたら、ごほうびシールを貼(は)れるなど環境を整えると、やる気アップにつながります。
<こどもちゃれんじ ぽけっと>では、トイレを列車に見立てた教材で、2歳・3歳のおむつはずれを応援! 絵本やDVDで、トイレ列車に興味を持ったら、次はトイレに挑戦。手のひらサイズの音声付きエデュトイ「しまじろう みみりんと いっしょにトイレ♪」が、楽しくトイレに座って待てるようにサポートします。
春のおむつはずれが楽しく進められる4月開講号は、ただ今受付中です。
「保育園に通っている場合は、おむつはずれはどうしたらいいの?」「保育園の任せていていいのかな?」と悩むママやパパもいると思います。しかし園に任せっぱなしでは、おむつはずれはなかなか進みません。ポイントは、園と家庭が連携して進めていくこと。家庭でも、トイレに行く習慣づけが必要です。
取材・文/麻生珠恵
取材協力/こどもちゃれんじ
※文中のコメントは口コミサイト「ウィメンズパーク」の投稿からの抜粋です