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「早く切って!と思わず医師に蹴りを…」「倒れるわけないじゃ~んと、笑ってた夫倒れる」爆笑出産エピソード。助産師さんに聞きました。

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病院で出産するのを待っているベッドの上に横たわっている妊婦。
flukyfluky/gettyimages

「たまひよ」アプリユーザーから寄せられた出産爆笑エピソード集です。大人気企画は今回でなんとエピソード8! なのに、どのお話も唯一無二なものばかり。出産って本当に奥深いなぁとしみじみしつつも、経産婦なら「わかる~」と、笑ってしまう体験談が満載です。総合病院・クリニック・助産院など様々な場所に勤務し、これまでに数千人の母子のケアに携わられた助産師の濵脇文子先生に聞きました。

だって辛すぎて……。医師や助産師さんをビビらせてしまった話

「長く陣痛に耐え、ようやくいきめる~となった時のことです。若い男性の医師がボソボソと、しかもすこぶる渾身丁寧に会陰切開の説明をしてくれました。私、イライラして『早く切って!』と、怒鳴りながら蹴りをいれました。反省しております。ごめんなさい」(なか)

「痛い!波が来たー!先生今!今麻酔して!麻酔!ほら!波が来たー!と、ずっと叫び続けて、助産師さんや看護師、先生の服や手を引っ張り回していました。……私の職業は看護師。……恥ずかしかったです」(ねね)

「医師から『今は力まない!』と、言われたけど『無理!!!』と、叫んでました(笑) その横では夫が優しく『がんばれ…』と、応援する、ほんとカオスな状況で、出産DVDをいただいたけど見れません(笑)」(ふうまま)

「血圧が高くなり蛋白尿も出ていたため、急遽入院で出産をすることに。『閉じている子宮口を開く処置をします』と、言われて、ろくな説明もないまま分娩台にあがって金具などを入れて処置が始まったのですが、これがほんとにほんとに痛い。ほぼ同時に陣痛も始まってとにかく辛い。そして腕には帯を巻いて自動で血圧を測っていたのですが、腕の締め付けにイラっとして『血圧計だけ自動やめろ!手動にしろ!!!』と、命令してました(笑)」(yrqn)

「陣痛中、痛がらない私を見て、医師が『ほんとに生まれそうなの?』と。思わず『こっちが聞きたいわ!』と、叫びました(笑)」(たまご)

「1人目は陣痛が長かったのですが、分娩台に上がるタイミングで頭が出てきました。細身だったようで、いきまなくてもあれよあれよとお産が進み、先生に『ちょっと待って!』と言われましたが、待て? どうやるの?と、なり、『やり方知らない! 無理!』と、つっこんでしまいました。
2人目で初めていきみました。ちなみにずっとうんこ出ると叫んで、夫が隣で爆笑してたな」(さわお)

「陣痛が長すぎて疲労困憊でヘロヘロな時に『頭が見えた!』として、分娩台へ移動。ゴールが見えた喜びから、余裕の表情でおしゃべりしながら分娩台に移った私。それまでとの変わり様がすごくて、助産師にビビられました(笑)」(ポム)

いろんな意味で『納得できないんだよなぁ』なお話

「1人目はずっと痛い痛いと叫び最後には体力なくなったので、2人目は叫ばないようにして体力を温存して頑張っていたら、緊急帝王切開になった(泣)」(R&N)

「私が通っていた病院は計画無痛分娩で38週に分娩日を決めます。ところが37週で陣痛がきたため痛みに耐えながら無痛分娩の説明を聞き、何枚もの書類にサインして、ようやく薬を入れた~と、思った10分後に出産。結局、3時間半で生まれました。
医師からは『産みやすい体質だね』と、言われるほどの超安産。しかしフルに痛みを感じての出産だったのに、無痛分娩費用7万円を支払いました。なんか納得できない」(かずりく)

「2週間前から陣痛バッグを用意。ネットで調べたアレコレを、大きなトートバッグにパンパンに詰め込んだのに、お産はとんとん拍子に早く進んでお水を3口飲んだだけでした」(けいママ)

○○だったらしいです。痛みで我を忘れて記憶にございません話

「全く記憶にないのですが、夫が到着した際に『もうやめるーーー!!!』と、叫んでいたらしいです」(風鈴)

「子どもが出てくる時、助産師さんに『あとはにゅるんって出るからね』って言われて、なぜか完全に出てくるまでずっと『にゅるん』と、叫んでいたらしいです」(ユズキ)

「立ち会いをしていた夫が、陣痛中に『大丈夫??』と、声をかけてくれたけど、『大丈夫なわけないやん!もっと違うこと聞けへんの??笑える話とかしてみてよ!』と、叫んでいたらしい(笑)」(saky)

「出産を終えた後、喉が熱く声も出づらかったため『異常だ!』と、助産師さんに伝えたら、『叫びすぎ』と、冷静に言われました」(ゆう)

出産っていろんな意味でアンビリーバボーな話

「陣痛で気を失い、その時に見た夢を、現実のこととして『○○へ行ってた~』と、助産師さんに意味不明に話していたらしいです(笑)
そんなこんなで無事に出産。健診でははっきり『女の子』と、言われていたので(出産2週間前にも!)、医師が処置中の助産師さんに『女の子だよね?』と、確認したら『男の子です』と返ってきて、みんなで『えええっ?』と、どよめきが起こりました。先生と『エコーでは割れ目あったよね』と、思わず確認しあいました。いちご柄や花柄で揃えたベビー服、似合わなかったわー(笑)」(あーやん)

「陣痛のピークはくるがなかなか生まれず、急に助産師さんから『うんちするみたいにしゃがんでみよー』って言われ、え??今??この状況で??と戸惑いつつも起き上がろうとしたけどできなくて『やっぱ無理でーーす』って倒れた(笑) 助産師さんも『だよねー。 一瞬いけるかなーって思ったけど(笑)』 いやいや、一瞬でもいけないっす」(さぼさん)

「緊急帝王切開になりました。麻酔であれだけ痛かった陣痛がなくなり思わずウトウト。しかし医師の『今から子宮切開します!』と、はっきり聞こえた声に、条件反射で思わず『はい!』と、元気よく返事してしまいました。恥ずかしかった…なぜ、なぜ返事しちゃったかなぁ…」(さち12/18)

「酸素マスクをつけていたんですが、どんどんズリ上がってアイマスク状態に。『赤ちゃん出るからおへそ見て!』と言われ、『見えません…』と、答えたところで直してもらえました」(のん)

「コロナ禍だったのでひとりで出産に臨みました。産んだ瞬間、安堵感からか喜びが増幅して産後ハイになり、まだ分娩台の上にいるのに夫、実家、祖父母、職場までいろんなところに電話報告してしまいました。今考えると病院や助産師さんにご迷惑をおかけしたと思い、恥ずかしいです」(ゆきまる)

「割と安産だったのかな?と思って助産師さんに聞いたら、『出血多かったし、吸引分娩だし、安産ではなかったよ』と言われ、無知って最強だなと思った」(さんさん)

「普段の生理痛が酷すぎて陣痛に気づきませんでした。病院に着いた時には子宮口が5cm。それでも普通に荷ほどきをして、入院の準備をしている私の姿を見て、助産師さんたちがザワついていたと後から聞きました」(けろ)

「出産前、陣痛の痛みには私は耐えられると信じていました。でも考えが甘かった。痛すぎて、夜中のトイレで『まだ出てこんぢゃろがー』って、何回かブチ切れてました。助産師さんに聞いたら『廊下までバッチリ聞こえてましたよー』と、笑顔。恥ずかしかったです。
結局、促進剤を使うことになったのですが、痛みとともに勝手に身体が震える。助産師さんに『力が入りすぎてるのよー、リラックスしてー』といわれ『絶対に力を入れてません! 勝手に震えるんです!』と、反論したけど、翌日見事に全身筋肉痛(笑)」(すーさん)

出産に立ち会う夫にもドラマがあった編

「コロナ禍だったので、全員マスクをしての出産でした。ほんと暑くて苦しくて、夫に『汗拭いて!』と言ったら、まさかのチョンチョン拭き。テレビの医療ドラマでナースがドクターの汗を拭く時の様な感じです。思わず『そうじゃない!!』と怒ると、しばらく考えた夫はフェイスマスクで汗だくの助産師さんの汗を拭こうとする(笑)  
なんで助産師さん? 医療ドラマの影響受けすぎ! 痛み耐えている嫁の汗をしっかり拭け! こいつアホか! と、イラつきましたが、今では楽しい笑い話になっております」(れいママ)

「陣痛中、ずっと夫が『もうすぐお寿司たべられるよ』を、連呼していました。夫なりに応援していたらしい(笑)」(なっちゃん)

「陣痛が始まり、立ち会う夫を呼ぶために病院から電話をしました。電話が繋がったのと同時に陣痛がきて『う、生まれる!早く!! 』と、叫んだ私。夫が大慌で駆けつけましたが、まだ全然で、長らく廊下で待たされていました」(はな)

「母が私を産む時に父が倒れたという話を聞いて笑っていた夫ですが、私の出産の立ち会いで倒れてました(笑)」(どんぐり)

「出産は自由でいいのです。エピソードをみんなで共有しましょう」と、専門家

「今回も楽しいエピソードが集まりました。私もこれまでに何千もの出産に立ち会っていますが、毎回ドラマがあり、どれも唯一無二のすばらしい物語だと感じています。

そもそも出産は自由でいいのです。

日頃は優等生な大人が、痛みで理性がぶっとんで本性が丸出しになる。それがお産であると、ベテランの医師や助産師ほどよく知っているからです。
『あなたの出産は〇〇だったわね~』なんて、軽口で語れるものではないのです。

叫びまくってしまった、助産師や医師に反論してしまった、として『思い通りの出産ではなかった』と、後悔している経産婦さんがときどきいますが、そういった経験こそ是非に多くの人に語ってほしいと思います。

我を忘れた出産エピソードは、ポジティブな笑い話として受け継がれるべきだし、多くの人が共有することで経産婦さんは『私だけじゃなかった』として、勇気をもらえますし、これから出産を迎える初産婦さんにとっては、不安を軽くすることができます。

出産って自由なんだよって多くの人に知ってほしいと思います」(濵脇文子先生)

濵脇文子(はまわき ふみこ)

助産師・保健師・看護師。大阪大学招聘准教授。星薬科大学非常勤講師。総合病院・クリニック・助産院など様々な場所に勤務。母と赤ちゃんの笑顔が大好きで、数千人の母子のケアに携わります。産前産後ケアセンターの立ち上げに参加したり、民間企業での事業開発など多方面で活躍。自治体の講演や各種メディア執筆では、ひとりひとりのペースにあわせた母に寄り添う姿勢と、明るく軽快な語り口で人気を博します。

文/和兎 尊美

※文中のコメントは「たまひよ」アプリユーザーから集めた体験談を再編集したものです。
※記事の内容は2023年6月の情報で、現在と異なる場合があります。

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