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「しかってますよ!オーラを出す」1歳からの「ダメの伝え方」にはコツがある!【専門家】

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子どもが1歳ごろになるころから、「子どもにダメって言っていいの? どう伝えるの?」というお悩みをママ・パパからよく聞きます。そこで、「ダメ」を上手に伝えるコツを乳幼児の発達に詳しい塩﨑尚美先生に教えてもらいました。

「ダメ」と言うのはNGではない!伝えるときの表情を意識して

1歳ごろから自我が芽生え始めるため、子どもに「なんでも自分でやりたい!」という欲求が出てきます。それは心の成長の証し。けれど、それに伴って、ママ・パパが「ダメ」というシーンも増えてくるかと思います。以下のポイントを意識してみてください。

【ポイント1】「ダメ」はNGワードではない

けがや事故につながる危険なことをしたり、人に迷惑がかかることをしたりしたら、しっかり「ダメ」と言ってOKです。
1歳ごろからは「ダメ」=「いけないこと」とわかってきます。

まだ、子どもは理解できなくても、「友だちのおもちゃを勝手に取ってしまうと、○○ちゃんは悲しくなるよ」など、ダメの理由も合わせて伝えてみましょう。その都度、繰り返し伝えていくことが大切です。

【ポイント2】「いつもと違う」と感じさせる話し方を意識して

ママ・パパは、「ダメ」を伝えるときは、真剣な表情で伝えることが大切です。笑顔で「ダメ」を伝えても、赤ちゃんはそれがいけないことだと感じられず、反対にママやパパが遊んでくれていると思ってしまい、逆効果に。
メリハリをつけることを意識しましょう。


1 「しかってますよ!」オーラを出すように意識する

2 赤ちゃんの目をしっかり見る

3 声のトーンは低めに

4 短めの言葉でわかりやすく伝える

【ポイント3】ときに感情的になっても自分を責めないで。でも、大声やたたくのはNG

「ダメ」と伝えても、子どもは何度も繰り返すこともあるでしょう。けれど、脅かすように大声を出したり、たたくなどの体罰はNGです。子どもは「怖かった」という印象しか残らず、何が悪かったのかが理解できません。
冷静に伝えることが大切です。

けれど、ママやパパもときには感情的になることもあるでしょう。つい、大声を出してしまったとしても、あまり自分を責めないで。

自分の気持ちが落ち着いたら、子どもを抱きしめて「しかりすぎてごめんね」と気持ちを伝えてあげましょう。スキンシップで、お互いに気持ちが落ち着いてくると思います。

1歳以降になると、1日数回は「ダメ」と子どもに言っているというママやパパは多いかも…。けれど、伝え方のポイントを意識することで、子どもに伝わりやすくなって、結果的に「ダメ」を言う回数が減ってくるかも。根気よく続けていってみましょう。

監修/塩﨑尚美先生

イラスト/髙栁浩太郎 取材・文/ひよこクラブ編集部

参考/『後期のひよこクラブ』2022年夏号「8カ月~2才まで ママ・パパの気になることすべて 月齢別にお答えします」


●記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。


『後期のひよこクラブ』2022年夏号には、成長に伴って出てくる、成長やお世話の疑問を集めた、「8カ月~2才まで ママ・パパの気になることすべて 月齢別にお答えします」特集があります。

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