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「出産直後に悲しかった」「着る洋服がない…」もしも出産前の自分にアドバイスできるなら「これだけはやっておけ!」と伝えたいこと

更新

レストランでバーベキューを食べる若いアジア人女性。日本式の韓国のバーベキューや焼肉。クローズ アップ
Pattarisara Suvichanarakul/gettyimages

「たまひよ」アプリユーザーへのアンケートで、「もしも出産前の自分にアドバイスができるとしたら?」と聞いてみると、たくさんの声が寄せられました。助産師の太田愛さんにお話を伺いました。

育児や生活に関するたくさんの「自分へのアドバイス」が

まずは、「たまひよ」アプリユーザーの声からご紹介します。

もっとも多かった内容はこちら。
「もっと身の周りを整理整頓しといたほうがいい!」(あき)

自由に動けるうちにやっておけば良かったという声も多数ありました。
「ゆっくりランチしたり買い物したりする! 産後はなかなか自分の時間がないので」(美生)

他にも、「妊娠・出産前にやっておけばよかった」がたくさん!
「テンションの上がる可愛い自分の服を買っておく!息子が産まれてからは息子の洋服ばかり買ってしまい、いざお出かけする時に自分の洋服がないことに気づきました…。
体形も戻ってきたし、可愛いのを買っておけばよかったです」(ももじろう)

「出産後は赤ちゃんのお世話で手いっぱい。自分の時間なんてこれっぽっちもないので、好きなことを思う存分に楽しんでほしいです」(まなてぃ)

「大好きな生肉が食べられなくなるので、食べておくといいよ! 
妊娠中は何が起きるかわからないので、旅行や遠出で行きたいこと、パートナーと2人だけでしておきたいことはしておくといいよ!」(ジェリ)

「スマホの中の写真を整理しておく!」(ちびずき)

「コンタクトをやめてレーシックなどの視力矯正をしておけばよかった!
夜間授乳の時など、眼鏡をかけたりはずしたりがツライし、何より出産直後に赤ちゃんを見せてくれたけど、コンタクトもメガネもしていなくて、ほぼ見えなくて悲しかった…」(のんちゃんママ)

「無事生まれるかどうかばかり気にしていましたが、生まれた後のことや赤ちゃんのお世話の方法などをもっと事前に調べておけばよかったです」(ゆん)

「育児本などを読んで、どういう子育てがしたいか、おおまかな方針を決めておいた方がいい!産後はなかなかゆっくり読書する時間がないよ」(のんちゃん)

「両方の両親は助けてと言えば助けてくれるものだから。金銭的にも知識的にも頼れる心の安心を早めに作っておくといいと伝えたい」(chimgon)

「妊娠線が思ったよりもガッツリできてしまったので、本当にしっかり保湿しておくべき!」(ぷんまま)

「ベビー用品、たくさん揃える必要ないよ! 使わないのもあります!」(あにき)

「だんだん大きくなるおなかの写真とか、その時にしか感じられない気持ち、赤ちゃんの動きなど、記録できるものはなるべく記録しておいたほうがいい。
時間が経つと忘れてしまうし、ものすごく貴重な時間だったと思うので」(ちとせ)

「子連れで行くのが難しいお店で食事をしておいた方がいい!(ラーメン屋さん、おしゃれなレストラン、焼肉等)。赤ちゃんを連れて食べに行くのは難しいし、食べた気がしない。
あと、体力作りは大切。特に足腰! 床に座って抱っこした状態から立ち上がるのが大変!」(麻衣)

「見たい映画やドラマは先延ばしにせず、観られる時に観るのをおすすめします! 産休に入り、録りだめていたドラマを楽しんでいた時、あと最終話だけっていうところで陣痛がきてしまい、未だに最終話だけ分からないままです(泣)」(ゆゆ)

「何をしても痛かった! でもその後に味わったことのない幸せがくるから安心してね と伝えたい!」(あず)

「たくさん寝ておく!1人でやりたいことを思いっきりする!」(くめさん)

「髪の毛を結ばなくてよい長さに切る!入院中も産後も長い髪をずっと結ばないといけなかったし、シャンプーや乾かすのに時間を取られるのが大変だから」(EE)

「子ども用に家の環境を整えておいた方がよい! 
子どもが動き出してからテーブルを片付けたり、プレイマットを買って設置したり…大変だった」(こま)



出産前には考え及ばなかったことが多いようです。赤ちゃんがいるとなかなかできないことを出産前にやっておけばよかったという声も多数ありました。

1人で抱えたり悩んだりしないで

助産師の太田愛さんに、ご自身の体験や、日頃相談を受ける中で感じる、出産前に「やっておいたほうがいい」ことについて、伺いました。

■産後の具体的な生活をシュミレーションしましょう

赤ちゃんをお家に迎え入れることによって、大人の生活リズムも変化します。特に最初は昼夜関係なく3時間おき(母乳育児であれば1〜2時間おきになることも)の授乳が続きます。おむつ交換も多いと1日10回以上になることも。

しかし、この時期のママは「産褥期(さんじょくき)」と言って、出産を終えた体を十分に休ませることが必要な期間です。少しでもママの休息時間を確保するために、家族でどんな風に過ごしていくか、出産前からご夫婦・ご家族でシュミレーションしておくことをオススメします。

また、産後のサポートが少ない場合は、産後ケアサービスなどお住まいの自治体で利用できる社会資源もありますので、妊娠中に調べておくとより安心です。妊娠中からご夫婦で一緒に赤ちゃんを迎える準備をすることは、親としての生活をよりスムーズにスタートできることにつながります。ゆっくり時間をとって話し合ってみましょう。

■必要な手続きを整理しておきましょう

出生届の提出、児童手当や健康保険への加入、職場からの出産手当や育児手当の申請など、出産後には赤ちゃんに関する様々な手続きが必要になります。
出産後は赤ちゃんのお世話やご自身の休養でゆっくり調べる時間を確保することが難しいので、いつ、どこで、どんな手続きが必要になるのかをまとめておくと安心です。

■気分の落ち込みや涙もろさなどを経験することもあります

出産後は慣れない育児に奮闘したり、まとまった睡眠が取れず、心身の疲れが溜まりやすい時期です。「赤ちゃんは可愛いけどツライ」「突然悲しくなってどうして良いのか分からない」といった気持ちになることがあるかもしれません(私も第1子出産後に涙が止まらなくなったことがありました)。
過度に構える必要はありませんが、ご自身もそのような体験をする可能性があることを知っておきましょう。そして、もし産後に気分の落ち込みなど気になることがあれば、1人で悩まずに周りのご家族や私たち助産師に遠慮なく相談してみてくださいね。

準備をして乗り切れることと、自分の力だけではどうにもならないことがあるもの。ぜひ周囲に相談しながら、少しでも気持ちがラクになる方法を探してください。
(取材/文・橋本真理子)

太田愛さん

PROFILE)
助産師、思春期保健相談士、看護学修士号、マタニティヨガ&産後ヨガインストラクター。現在は、総合病院産婦人科病棟で勤務しながら、オンライン医療相談サービス「産婦人科オンライン」にてオンライン医療相談業務なども行う。得意分野は出産のほか、離乳食、性教育、多人数育児など。3児の母。

◆産婦人科オンラインジャーナル

※文中のコメントは「たまひよ」アプリユーザーから集めた体験談を再編集したものです。
※記事の内容は記事執筆当時の情報であり、現在と異なる場合があります。

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