インスタントラーメン、作った鍋のまま食べるのはあり?なし?それぞれの言い分に思わず納得。
今回のテーマは、インスタントラーメンの食べ方についてです。みなさん、インスタントラーメンを作って、その鍋のまま、食べることはありますか?
「たまひよ」アプリユーザーに聞いたアンケート結果を紹介するとともに、その鍋のまま食べられる器を商品化した「ニトリ デコホーム」の担当者に、商品化の背景などについて伺いました。
インスタントラーメン、作った鍋のまま食べるの「あり」が多数派!
最初に、「たまひよ」アプリユーザーの声を紹介します。
インスタントラーメンを作った鍋のまま食べるのは、ありだと思いますか?
「あり」派が7割弱と多数ですね。では、みんなの声を聞いてみましょう。
■ 「あり」派の声
「洗い物が減るから」(あいり)
理由としては、この声が圧倒的に多かったです。
「自分だけのときで、洗い物が面倒なときはそのまま食べちゃいます」(ぽんすけ)
「1人ならやるかもしれない。洗い物を増やさない精神で」(かるかる)
「熱々で食べられるし、洗い物も減るので」(あーちゃん)
「インスタントラーメンを作った鍋で食べたことはないが、密かに憧れている」(さえ)
「好きに食べたらいいと思う」(mimi)
「気にならない」(シフォン)
「むしろ美味しい」(かりん)
■ 「なし」派の声
「鍋が熱くて、火傷の危険があるから」(パオロン)
「子どもが真似することがあるから」(ちょこ)
「猫舌なので鍋のままだと食べられないから」(まる)
「鍋が熱いし、油で周りが汚れそう。それに一度もしたことがなく違和感がある」(すけぴっぴ)
「昔から親にダメと言われてきたので抵抗がある。猫舌なのもあります」(きき)
「鍋をテーブルに置きたくないから」(琵呂)
「品がない」(もな)
「器で美味しさが変わるから」(ラベ)
「鍋だと熱くて口をつけられないし食べづらそう。それに、鍋敷きをだしたりと意外と手間がかかるから」(ゆう)
「器にうつした方が食べやすいから」(ゆり)
理由を聞いてみると、それぞれに言い分がありますね。
ちなみに、ググってみると、ラーメンを作ってそのまま食べられる鍋や調理グッズがいろいろと発売されていることがわかりました。
その中でも、シンプルなデザインで999円と値段がお手頃な商品をニトリネットで発見!ニトリから生まれたインテリア雑貨「デコホーム」の商品として販売されていました。
どんな背景で商品化されたのか、商品の反響は実のところ、どうなのか。「デコホーム」の担当者に直撃してみました。
商品担当は子育て中のママ!
鍋と丼が一体となったこの黒いシンプルな丼。耐熱で直火対応だから、ラーメンを作ってそのまま、食べることが可能。「鍋から直接食べるなんて…」と考える人もこの丼なら、納得できるのではないでしょうか。
その名も「耐熱直火対応ラーメン丼(イシメ)」(税込999円)です。
(ニトリ店舗での取扱いはなく、ニトリネットおよびデコホームでのみ販売)
ニトリホールディングス広報部にお尋ねしたところ、このラーメン丼を販売するまで携わっていたのは、ニトリの中のインテリア雑貨を担うデコホームのバイヤーAさんだとのこと。
早速、お話を聞いてみましょう。
――今回、ラーメンを作った鍋のまま、食べることはありか、なしかという主旨で、いろいろと調査をしているのですが、まさに、そのものの商品ですね。
A「はい。一般的には、鍋で麺をゆでて、丼に移し替えて…という流れですが、最初から丼でラーメンを茹でてしまえば、鍋を洗う手間が省けます。また、そのままテーブルに運ぶことで、冷めずに熱々のまま食べられます。
洗い物が減る、家事が楽になる、という視点で、お客様に便利な商品を使っていただきたい想いから、商品ラインナップに加えることになりました」
――鍋のまま、食べることに罪悪感を持つ方もいるようですが、このデザインなら、そんな気持ちにならずにすみそうですね。
A「家族がいても、みんなが出かけて1人のときや、在宅勤務時でささっと済ませたいときなどでも、美味しく食べたいというニーズにぴったりだと思います。
また内側に、550ccと450ccのラインがついていますので、茹でる時のお湯の量も簡単に測れます」
――実際に商品として売り出してみて、売れ行きはいかがでしたか?
A「販売実績はとても好調です。お客様から、『洗い物が減る』『ラーメンだけでなく、汁ものや雑炊もできて便利』『冷めにくくて良い』などの感想をいただいています。
――ラーメン以外にも使えるということですね。どんな料理に使えますか?
A「鍋として使えるくらい、厚めの構造なので冷めにくいのが特徴で、直火・電子レンジ・オーブン・食洗器も使用可能なので、ラーメンのほか、うどん、鍋、ビビンバ、ポトフ、オーブンを使う焼きカレーなど、様々な料理に使っていただけます」
お話を伺った方・Aさん
デコホーム事業部 商品グループ バイヤー。中途入社14年目。店舗勤務、ニトリ担当のデザイナー・バイヤーを経て、産休・育休取得後、現在はデコホーム担当のバイヤーに。デコホームのダイニング・キッズ・ベビーの商品開発、仕入れ、売り場計画などに携わる。ものづくりが大好き。子育て経験なども生かして、デコホームの“かわいい”を研究し、商品開発中。
ニーズがあるところ、商品あり、ですね。いろいろな味の鍋を食べたいときなどにも便利そうです。でも、やっぱり洗い物が減るのが一番ですよね!
(取材/文・メディア・ビュー 橋本真理子)
※文中のコメントは「たまひよ」アプリユーザーから集めた体験談を再編集したものです。
※調査は2023年12月実施の「まいにちのたまひよ」アプリユーザーに実施ししたものです(有効回答数435人)
※記事の内容は2023年3月の情報で、現在と異なる場合があります。