【成長日記2カ月】声を出すようになりました<高橋莉緒ちゃん第4回>
赤ちゃんの成長や生活の様子を毎月リポートする連載企画「たまひよ成長日記」。
2カ月を迎え、表情が出てきた莉緒(りお)ちゃん。おもちゃをつかめるようになるなど、発育・発育も順調なようです。
高橋莉緒ちゃん&麻里さん&宙さん
キャンプが好きなママと、フルマラソンに挑戦するほど、走るのが大好きなパパ。平日、娘といっしょに過ごせる時間が少ないパパは、出勤前や帰宅後に「おはー!」「はろー!」と一生懸命話しかけて、積極的にコミュニケーションをとっています。
話しかけると、笑顔を見せてくれます
「あー」「うー」と声を出すようになりました。話しかけるとにっこり笑うこともあり、私やパパのことがわかるようになったのかなと、うれしくなります。夜も、5~6時間まとめて寝てくれるように。昼夜の区別もだんだんとついてきたような気がします。
初めての予防接種では、両腕・両脚に4本も注射を打たれ、看護師さんに押さえられながら泣き叫ぶ姿に、思わず私まで泣いてしまいそうでした。
1日1回はお散歩へ行くようにしています
毎日お散歩に行くようになり、お出かけにも少し慣れてきたので電車デビュー。行動範囲が広がり、赤ちゃん連れのお出かけも楽しめるようになってきました。
おもちゃであやすとにっこり
グズグズするときは、ほとんど場合、抱っこであやしています。たまに、おもちゃであやすと機嫌がよくなることも。
朝は日の光を浴びて「おはよう」
朝晩の区別をつけて生活リズムを整えるため、朝はカーテンを開け、日の光を浴びて「おはよう」とごあいさつ。6時起床が定着してきました。
顔も体もふっくらしてきました
高橋莉緒ちゃんの発育曲線
高橋莉緒ちゃん2カ月 ある1日の様子(&ママ・パパの様子)
[小児科医・若江先生のアドバイス]予防接種は、赤ちゃんの健康を守るために大切なものです
以前は生後3カ月だった四種混合ワクチンの接種開始月齢が、2023年4月から生後2カ月に早まりました。そのため、生後2カ月に受ける予防接種は、経口のロタウイルスワクチンと、注射のヒブワクチン、小児用肺炎球菌ワクチン、B型肝炎ワクチンに四種混合ワクチンが加わりました。ワクチンを効率よく接種するためには、同時接種が有効です。そのため、一度に4本の注射をすることになり、痛がって泣く赤ちゃんの姿に、ママも思わず涙してしまったのですね。でも、ワクチンは命にかかわる危険性がある病気を防ぐためのもの。赤ちゃんが健康に育つためにも、感染症の流行を防ぐためにも大切なものです。
[小児科医・若江先生のQ&A]赤ちゃんの”母乳・ミルク・離乳食の気がかり“について教えて!
【Q】授乳は混合。ミルクを増やすタイミングがわかりません
授乳は母乳とミルクの混合なのですが、飲んでいる母乳の量がわからないため、これから先、ミルクの量をどのくらいずつ増やしていけばいいのかわかりません。増やすタイミングの目安はありますか?
【A】授乳後の赤ちゃんの状態によって、必要なら20ミリリットルずつ増量を
哺乳びんが空になっても吸い続けていたり、飲み終わっても泣いてしまったりする場合は、量がたりていない可能性が高いです。その場合は20ミリリットル単位で増量しましょう。
また、ママのおっぱいの張り具合も参考になります。張りが強かったら母乳は十分出ているでしょう。赤ちゃんもたくさん飲めている可能性が高いので、ミルクをたす量は少なめでもいいでしょう。張りが悪いと思ったら、母乳がたりていない可能性があります。たすミルクの量は多めに用意するといいでしょう。
ペースがつかめなければ、あらかじめミルクを多めに作っておくほうが、たりなくなって少量を何度も作るよりは負担が少なくておすすめです。ただし、飲み残した分は、もったいなくても破棄しましょう。
監修/若江恵利子先生(小児科医・医療法人恵徳会 あさかクリニック 理事長)
まとめ/坂井仁美、岩﨑 緑、ひよこクラブ編集部
●掲載している情報は2023年5月現在のものです。