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子育て家庭のリアルなシーツの洗濯頻度は!? 大物洗濯の正解を専門家が解説

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オープンドアの洗濯機での青いベッドシーツの内側にクローズアップ
Anne Boonkerdthinthai/gettyimages

今回のテーマは、「シーツの洗濯の頻度」についてです。意外とほかの家庭の洗濯事情って知らないのではないでしょうか。面倒な大物の洗濯、あなたはどのくらいの頻度で洗っていますか?
「たまひよ」アプリユーザーに聞いたシーツの洗濯事情をご紹介するとともに、ランドリーメーカー「FREDDY LECK(フレディ レック)」の鈴木新さんにアドバイスをいただきました。

2~3週間に1回か1ヶ月に1回くらいが現実的?

最初に「たまひよ」アプリユーザーへのアンケート結果を紹介します。

「普段、シーツはどのくらいの頻度で替えていますか(洗っていますか)?」
回答結果の上位を見てみると、

1位 2~3週間に1回 28.7%
2位 1ヶ月に1回 24.3%
3位 1週間に1回 18.3%
4位 2~3ヶ月に1回 16.1%

という結果に。頻繁に洗っている人は少数派のようです。


■2~3日に1回派の声
「同じ物を使用していると衛生的でないと思ったため」(りりひ)
「赤ちゃんのうちは、それが基本って習ったから」(ぶる)

■1週間に1回派の声
「寝汗をかくから」(雪奈)
「夫が汗っかきで頻繁に洗濯しています。天気が良いことの多い地域で、すぐ乾くため、洗濯は苦にならないです」(かぼちゃ)
「習慣。替えるのも洗濯も大変なので、毎日は替えられない…」(ask)

■2~3週間に1回派の声
「できれば週1で洗いたいが、他に洗うものもあるので2週に1回が限度。子どものベビーベッドのシーツやカバーは週1で洗濯している」(こたみか)
「自宅の洗濯機では洗濯が難しいためコインランドリーを使用していますが、なかなか大変なので…」(さくら)
「毎週洗いたいが、そんな余裕はないので」(よっしー)
「夫の気分が乗った時に洗ってもらっている」(ちょこちっぷめろんぱん)
「子どもの皮膚トラブルがあるときは、まめに洗ってます」(ちょこ)
「普段、仕事で朝から夜遅くまで働いていて洗濯がなかなかできず、日曜日の天気の良い日が2~3週間に一度だから」(あ)

■1ヶ月に1回派の声
「シーツを洗うには、天気やら洗濯の量やらと、様子を見ないといけないので頻度が少ないです」(パオロン)
「マメではないので、これくらいの頻度が一番自分にはしっくりきています」(やな)
「産後は時間がなく、頻繁に洗う暇がない…」(ぴやりん)

■2~3ヶ月に1回派の声
「クイーンサイズで大きいので、頻繁にできない」(みみ)
「大仕事なので、頻繁に洗うのは大変だし、面倒。シーツの上にパッドを使用して、そちらは気になったときに洗濯しています」(すけぴっぴ)
「あんまり必要性を感じないから」(かりん)

■シーツは替えない(洗わない)派の声
「洗濯もシーツを替えるのも面倒なので、汚れない限りシーズン中はそのままです」(Luka)

「シーツの上のパットを半年に1回洗います」(るんるん)

その他の声として、「季節が変わる時」(ぴ)、「半年に1回」(もったん)などがありました。

働いていると、大物の洗濯は休日にしかできないし、その日が悪天候だったり、朝から用事があったりすると、なかなか洗えませんよね。

では、洗濯の専門家からすると、シーツはどのくらいの頻度で洗うといいのでしょうか。日頃からより良い洗濯の仕方について伝える活動を行う鈴木新さんに伺いました。

1週間に1回が基本だけど、ムリなら裏ワザでしのいで

「まずは洗う頻度から説明します。
体によく触れているのは、パジャマ、枕カバー、シーツの順番。
シーツは直接体に触れない分、汚れにくいので、1週間に1回程度が基準です。

ただし、汗や皮脂汚れがたまると雑菌やダニが繁殖する原因になります。長くそのまま使用すると、菌はもちろん、ダニなどの増殖の恐れもありますので、2週間使い続けるのはおすすめしません。

しかし、大物のリネンは洗うのが大変ですよね。都合や天気でタイミングよく洗えないときは、以下の対策をおすすめします。
あくまでも少し洗濯の期間を伸ばせる程度のことですが、どれもそんなに難しいことではありませんので、暮らしにあわせて試してみてください。

1、そもそも汚さない!
手足がしっかり覆われたパジャマを着る、ベッドで食事をしない、などの工夫を

2、菌やダニの発生を抑制する
抗菌効果のあるファブリック用ミスト、防ダニ製品、布団乾燥機(菌やダニは高温で死滅するため)などを使用する

3、洗わずに汚れやダニを取る
布団乾燥機、布団クリーナー、掃除機を活用する

ちなみに、実はシーツや布団は、ただ洗うだけではダニが布につかまり、残ってしまうことがあるのをご存知でしょうか。
ダニは、布団乾燥機やコインランドリーの乾燥機を使い、60度以上の温度にすることで即死滅します。その後、洗濯することで、ダニをキレイに落とすことができるのです。
肌荒れやハウスダストが原因のアトピー性皮膚炎などにお悩みの方は、ぜひ試してみてください」(鈴木新さん)

これからの梅雨の季節、大物洗濯がなかなかできないときは、布団乾燥機なども活用しながら乗り切りたいですね。
(取材・文/メディア・ビュー 橋本真理子)

鈴木新さん

PROFILE)
ドイツ発のランドリーメーカー「FREDDY LECK(フレディ レック)」の商品企画担当。「前向きなココロとライフスタイルをランドリーシーンから」をモットーに、より良い洗濯の仕方や服をキレイに保つ方法を伝える活動を行う。また、オリジナルのランドリーグッズの開発にも従事。

※文中のコメントは「たまひよ」アプリユーザーから集めた体験談を再編集したものです。
※調査は2022年12月実施の「まいにちのたまひよ」アプリユーザーに実施ししたものです(有効回答数415人)
※記事の内容は2023年3月の情報で、現在と異なる場合があります。

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