【成長日記9カ月】ずりばいでどこへでもスイスイ移動<丹野史結くん第13回>
赤ちゃんの成長や生活の様子を毎月リポートする連載企画「たまひよ成長日記」。
すっかりずりばいのコツをつかみ右へ、左へ、気の向くまま活発に遊ぶようになった丹野史結(しゆう)くんの様子を紹介します。
丹野史結くん&麻奈さん&景太さん
商社勤務で仕事が忙しいパパ。日中の育児を夫婦で分担するのは難しいけれど、ママはペースがつかめてきて気持ちに少し余裕が出てきました。夫婦の楽しみは2人で見るNBA中継。
パパ見知りがなくなり、私もパパも史結もハッピー♪
これまではパパ見知りがあってパパがお世話することができなかったけれど、やっとパパがお世話したりあやしたりしても泣くこともなくなりました。私は助かり、パパもハッピー、史結も楽しいでウィンウィンウィンです(笑)。
今まで授乳は母乳中心の混合でした。でも、乳首のトラブルに限界がきたため母乳をやめる決意をし、母乳外来に相談。たくさんのアドバイスをもらい、徐々に母乳を減らしてミルクに移行することに。おっぱいへの執着は強くなさそうなので、来月には母乳を卒業してミルクのみになりそう。
支えなしでおすわりしても、ひっくり返りません
練習の成果もあり、おすわりでひっくり返ることはなくなりました。1人で座って遊んだり、うつぶせで遊んだりと、自分の思うように遊べて満足そうです。
1日2回の離乳食を完食
離乳食は順調です。少しずつはじめての食材をたしながら、いろいろな味にトライしています。このまま好き嫌いがないといいなぁ。
上手につまんでポリポリ、サクサク
赤ちゃんせんべいを上手につまみ、前歯でカリカリ、サクサクと食べられるように。そろそろ積極的に手づかみ食べしやすいメニューも取り入れようかな。
動きが活発になり体がしまってきたようです
丹野史結くんの発育曲線
丹野史結くん9カ月 ある1日の様子(&ママ・パパの様子)
[小児科医・若江先生のアドバイス]乳首トラブルで負担が大きいのなら、断乳もいい選択
パパ見知りが落ち着き、パパが積極的に育児にかかわれるようになったことで、これから家族の楽しい時間がさらにたくさん作れることでしょう。
ママは乳首トラブルの負担が大きいようですね。断乳の決意には葛藤があったと思いますが、乳首トラブルをがまんする必要はありません。母乳の卒業は、いい選択だと思います。
[小児科医・若江先生のQ&A]赤ちゃんの“母乳・ミルク・離乳食の気がかり”について教えて!
【Q】 離乳食後は、授乳が必須?
現在離乳食は1日2回。離乳食後にミルクをほしがらないときはあげていないのですが、食後は必ず授乳したほうがいい?
【A】飲みたがらなければ授乳はなくてもOK
離乳食の離乳とは「乳から離れる」こと。食事から栄養をとれるようになるための準備をするためのもの。離乳食が順調に進めば、授乳量が減っていくのは当然のこと。離乳食後にミルクを飲みたがらなければ、食事をしっかり食べて満腹だということでしょうから与える必要はありません。
9カ月ならそろそろ離乳食を1日3回にして、食事からしっかり栄養を取れるように1日全体の食事量も増やしていきましょう。
監修/若江恵利子先生(小児科医・医療法人恵徳会 あさかクリニック 理事長)
まとめ/井上裕紀子、岩崎緑、ひよこクラブ編集部
●掲載している情報は2023年5月現在のものです。