【成長日記1才6カ月】出会う人みんなにタッチ!<三井葵葉くん最終回>
赤ちゃんの成長や生活の様子を毎月リポートする連載企画「たまひよ成長日記」。
マイブームは両手をたたき合う「タッチ!」という葵葉(あおば)くんは、1才6カ月になりました。知らない人にも手を開いて「タッチ」を求めるというフレンドリーな葵葉くんのある日を紹介します。
三井葵葉くん&美友季さん&章広さん
看護師の資格を持つママ。パパは広告代理店に勤務する会社員。集団生活に慣れるため、週に1回3時間、預かり保育をスタート。初日は、最初の15分を過ぎるとママがいないことに気づいてずっと泣いていたそう。
ベビーカーなしでお出かけすることが増えました
大人の言うことをかなり理解できるようになってきました。「待っていてね」「お片づけしてね」などの声かけにしっかり対応してくれます。
あんよも安定してきたので、近所のスーパーにはベビーカーを使わず徒歩で向かうことも。スーパーでは欲しいものをかごに入れたり、レジに渡したりとお手伝いも。まだイヤイヤ期に突入していない今だからこその買い物を楽しんでいます(笑)。
発熱から呼吸状態が悪くなり、入院しました。体調を崩すと呼吸状態が悪くなることが続いていて、確定診断ではないものの喘息(ぜんそく)の可能性があると言われており、とても心配。退院後は元気になりましたが慎重に見守っていきたいと思います。
新生児のいとことご対面!
いとこが生まれ、人生初の新生児と対面。どんな反応をするかな?と思っていたら意外に無関心で拍子抜け。自分より小さいとわかっているからか、私が抱っこしても焼きもちを焼かず、じっと見ているだけでした。
眠くなると自分でトントン
眠くなると自らトントンをはじめ、「ねんね」と言って眠るようになりました。眠いことを教えてくれるようになり、とても助かっています。
ついにドアノブを全開できるように
背伸びしながら、ドアノブを全開できるように。これで私はゆっくりトイレに入っていることもできなくなりました(笑)。ドアを開けようとしているときは指を挟まないよう見守っています。
大好きな動物園を満喫!
大好きな動物園にお出かけ。絵本などではゾウとキリンが好きですが、本物のゾウを見るとびっくり。ふれあいコーナーではカピバラに興味しんしん。私がすぐそばで危なくないように見守っていると、カピバラに自ら近づく様子も。でも、とくに触ることはなく、観察しただけでした。
身長・体重ともに順調に成長中
三井葵葉くんの発育曲線
三井葵葉くん1才6カ月 ある1日の様子(&ママ・パパの様子)
[小児科医・若江先生のアドバイス]小児の喘息は、適切な治療をすれば就学までに治ることが多いです
葵葉くんは公共の場でも落ち着いて行動できているようですが、この時期はスーパーで走り回ったり、あれこれ欲しがったりする子が多いものです。1才6カ月ごろになると、大人からの簡単な命令を実行できるようになります。言葉の理解の確認になりますので、どんどん声をかけて促しましょう。
今、大人も子どもも喘息をわずらう人が増えています。喘息かもしれないとのことですが、小児の喘息は適切な治療をすれば就学までには治ることが多いです。主治医の先生とよく相談して、適切な治療を受けましょう。
[小児科医・若江先生のQ&A]赤ちゃんの“室内遊び・声かけの気がかり“について教えて!
【Q】読み聞かせは毎日したほうがいい?
「読み聞かせはいろいろな面でいい」と聞くので、できるだけしているのですが、今は自分で触って音がなる絵本のほうが好きです。読み聞かせは毎日したほうがいいでしょうか。
【A】自ら興味を持つまで待っていればOK
たいていの子は絵本を読んでもらうのが好きですが、なかには好まない子もいます。興味の無いことを無理強いする必要はありません。読み聞かせに興味を持つまではやめておきましょう。
監修/若江恵利子先生(小児科医・医療法人恵徳会 あさかクリニック 理事長)
まとめ/岩﨑 緑、ひよこクラブ編集部
●掲載している情報は2023年6月現在のものです。
●三井葵葉くんの成長日記は今回で最終回です。