平日に掃除する?しない?やるとしたらどこまで? 共働きファミリーのお掃除事情
時間があればもう少し丁寧にしたいと思っても、ついあと回しになってしまうのが掃除。フルタイム勤務の働くママのお掃除事情について口コミサイト「ウィメンズパーク」に寄せられた声とともに、家事に関するInstagramが人気のぴょこぴょこぴさんのアドバイスをお届けします。
■掃除は土日にするのがマイルール
「平日は見て見ぬふりです。あまりに床にゴミが落ちていたら掃除機くらいはかけますが、掃除は土日どちらかにするというのがマイルール。なので、土日両方予定が入るのは極力避けています。子どもの友だちがいようが、やります。といってもピカピカではないですよ、あくまで人が来ても大丈夫なレベルです(笑)」
■平日はお掃除ロボットにお任せ
「平日の掃除はお風呂と、キッチンのシンクのみです。部屋の掃除は土日の出かけている間にロボット掃除機をかけて済ませます。その後、気になる所や脱衣所にハンディ掃除機をかけます。トイレや洗面所は朝、誰も起きてこないうちにサッとやっています。初期投資を惜しまずロボット掃除機を導入するとラクです」
■掃除は土曜日にルーチン化
「平日はほぼ掃除はしていません。掃除は土曜日の午前と決めています。夫がテニス、子どもが遊びに行く10時から掃除をかけています。自分の趣味の時間は、土曜の夕方と日曜の昼のジムなので、やるべきことは、先にさっさとすませておこうということで、ルーチン化しました」
■平日は気になったところだけ
「平日は汚れが気になるところをちょこちょこっと掃除します。できる時間の範囲内で。台所、ダイニング、洗面所にさっと掃除機をかける、家具のほこりをとる、洗面所のボウルをさっと洗う、トイレの汚れをお掃除シートで拭くなど。週末にがっつり掃除機かけ、水回りの掃除を夫と分担してやっています」
■お掃除ロボットの2台使い
「掃除とても苦手です。うちはお掃除ロボの掃除タイプと拭き掃除タイプの2台が大活躍。場所を変えてあちこち移動させています」
■ちょこっと掃除を毎日の日課に組み込んでいます
「掃除が好きなわけありません。片づけも苦手。でも日課のひとつに組み込んだほうができるので、トイレ掃除は出勤前に、風呂掃除はお風呂入った後に、床の掃除は出勤前に主に夫がやっています。夫はハウスダストアレルギーがあるので流れで床掃除はやってくれるようになりました」
■家電が大活躍、大掃除は外注
「モノを減らす、お掃除ロボとハンディタイプの掃除機でサッと、大掃除は外注という状態です。基本的に平日の掃除はしません。気になった時にちょっとハンディ掃除機で吸うぐらい…。土日に家族で出かける直前に散らばっているものを定位置に片づけ、お掃除ロボをセット。ずっとその暮らしなので、家にあるものは掃除ロボの妨げにならないことが第一条件(笑)」
まずはココ!と1か所掃除する場所を決めてやってみることからスタート!
著書『考えない家事』やInstagramなどのSNSで人気のぴょこぴょこぴさんが実践している掃除の時短テクニックのアドバイスをいただきました。
「フルタイム勤務の働くママは本当にお忙しいですよね。
ついで掃除やロボット掃除機などを使われて、賢く時短されていてさすがだなと思いました。
私も日常の掃除は、できるだけついでに行うようにしています。
特にこまめにお掃除しておきたいと考えているのが、汚れやすい水回りです。
例えば、朝トイレに入ったついでに、『まめピカ』とトイレットペーパーで便座やその裏、便器の縁など汚れやすい場所だけをサッと拭くようにしています。拭き終えたらトイレの中にポイッと捨てるだけなので、ラク。
トイレ用のお掃除シートに比べて、コスパがいいことともオススメです。
また洗面台を使う時に、鏡の水はねを見つけたら、サッと拭くようにしています。
マイクロファイバークロスは、すぐ手にとれるように洗面台の近くにつるして収納。
マイクロファイバークロスを蛇口に押し当て、ほんの少し湿らせて拭きとります。
時間が経って頑固になる前の汚れなら、スッと落ちます。
右手で歯磨きしながら、左手で拭いて時短することも。
鏡は汚れが目立つので、ピカッとしていると気持ちがいい場所だと思います。
日常の動きの中に、ついで掃除を組み込んで習慣にできれば、その場所がいつもピカピカに。
一気にたくさんの場所のお掃除習慣をつけるのは大変なので、まずはココ!と1か所掃除する場所を決めて、やってみるのがオススメです」(ぴょこぴょこぴさん)
家事の中でも掃除は後回しになりがちです。ルーティン化したり、ついでやる仕掛けをつくったりするのが、汚れをためないためにもいいのかもしれませんね。
(取材・文/メディア・ビュー 酒井範子)
ぴょこぴょこぴさん
防災備蓄収納1級プランナー/整理収納アドバイザー1級/クリンネスト1級。著書に『考えない家事』(主婦と生活社)がある。Instagram(@pyokopyokop)/YouTube ぴょこぴょこぴ/ブログ*暮らしの工夫.com/http://stand.fm*暮らしのラジオなどで家事の工夫について発信している。
※文中のコメントは「ウィメンズパーク」(2022年1月末まで)の投稿を再編集したものです。
※この記事は「たまひよONLINE」で過去に公開されたものです。
※記事の内容は2021年2月の情報で、現在と異なる場合があります。