「友人の結婚式」と「わが子の運動会」もし重なったらどちらを選ぶ?
●【7月21日は神前結婚記念日】当時の皇太子殿下の婚礼から一大ブームに
1897年(明治30年)7月21日、日比谷大神宮(現在の東京大神宮)の拝殿で、初となる神前結婚式が行われました。その後、1900年(明治33年)に当時の皇太子殿下(後の大正天皇)の婚儀がはじめて宮中賢所で行われたことから、国民全体に神前結婚式が知られるようになりました。この婚礼の式次第をもとに日比谷大神宮は一般の人々向けの神前結婚式を行うように。新聞記者や大臣を招いて模擬結婚式を行うなどPRも行ったそうです。
「わが子の成長を見届けたい!」「運動会は何度もある」どちらも納得
それがどんなスタイルであっても結婚式の幸せに包まれた雰囲気は、参加する側も幸せにしてくれますよね。仲のいい友達の式であればぜひ出席したいと思うものです。
しかし、ママになると「子どもの行事」と「結婚式」が重なる事態も。季節もあるのでしょうか。「子どもの運動会」と重なったという体験談が、口コミサイト『ウィメンズパーク』にあつまりました。
「子どもの保育園の運動会と友人の結婚式が同じ日に!
子育てが忙しくなかなか連絡を取り合えていなかった長年の友人から結婚の報告。私の結婚式にも出席してくれた友人ですし、ぜひ行きたいと思ったものの、子どもの運動会と同じ日で、時間的にはしごも無理です。なお、息子は年長で、これが保育園最後の運動会でもあります。どうしたらよいでしょうか……?」
「保育園最後の運動会」と「長年の友人の結婚式」これは迷います……。
「友人がなかなか会えない距離にいるなら私は結婚式に行きます。一生の中で、大事なお祝いごとだからです。運動会は保育園ではこれが最後でも、小学生になってからも毎年あります。自分以外の家族が行ってくれるなら、今回はお任せしてもいいかも」
「私なら結婚式です。自分の結婚式に出てくれた友人ですし、運動会はこれから何度もありますから。『保育園最後の運動会』と言いますが、何歳でも、いつでも、一度きりの思い出には変わりありません。何もかも子ども優先になってしまうのも、非常識な行動につながってしまうかも」
「友人の結婚式に出席します。なぜなら、私自身が自分が年長の時の運動会のことなんて覚えてないからです。その代わり、自分の結婚式に誰が出席してくれたかははっきりと覚えています」
確かにー!
でも、いずれ記憶から消えるとしても、運動会でわが子の成長を見届けたいと思うので親心でもあり……。
「年長なら運動会優先します。でも、友人にそのまま伝えるわけにはいかないので、親族の結婚式とかぶったことにします。そして、友人には他の日に時間とってもらい、直接お祝いを渡しに行きます」
「私なら運動会に行き、友人にも正直に話します。最後の運動会で子どもも来てほしいと言うし、親子競技も出ないとダメで、本当に行きたかったけど残念だと伝えます。そして、友人にはご祝儀を書留で送り、式場には電報を送って気持ちを伝えればいいと思います」
「私は運動会です!我が子の成長を見逃したくありません!結婚式は二次会に参加するのは?二次会をやらないなら、後日直接会ってお祝いを渡しながら結婚式の写真を見せてもらい、話を聞かせてもらうのはどうでしょう」
結婚式が「長年の友人」ではなく「職場の先輩」、子どもが年長ではなく年中となると、また話が変わってくるところも?
「年中の子どもの運動会と、職場の先輩の結婚式がかぶりました。子どもには申し訳ないのですが、とてもお世話になった方で、職場の仲のいい子たちも参加するので、先輩の式に行きたいです。子どもの運動会には夫、義父母、義祖母に加えて、子どもが懐いている私の姉が来てくれることになりました」
「その状況なら子どもの運動会一択かと思います。もし夫が『会社の女の子の結婚式だから運動会行けない』と言い出したら怒りまくります」
「年中なら結婚式でいいんじゃない?うちはパパが単身赴任で、年中の運動会にパパいませんでしたよ。頻繁に帰省してるとお金が無くなる!という理由で……」
どの意見にも「なるほど」と納得できるものが。つまりは自分がどうしたいか、が一番大事ですね。
(文・古川はる香)
■文中のコメントはすべて、『ウィメンズパーク』(2022年1月末まで)の投稿からの抜粋です。
※この記事は「たまひよONLINE」で過去に公開されたものです。
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