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「保育園見学時、ここを見て!」持ち物・オムツ持ち帰りの有無などスペックだけじゃない重要ポイントとは!?

更新

ベビーキャリアで疲れたマルチタスクの母子。子供と台所で若い女の子。母性と孤独の困難
ANRproduction/gettyimages

我が子が保育園に入園すると、子どもの体調不良や仕事との両立の大変さなど、予想以上の負担にまず驚くといいます。実際のところ、どうなのでしょうか。そして、そんな大変さを乗り越えてきた先輩ママたちは、これから保活をする人たちにどんなアドバイスを送るのでしょうか。
先輩ママの声とともに、保育園や仕事と子育ての両立についてくわしい普光院亜紀さんに、保活のポイントについてお伺いしました。

近いのがやっぱりラク。保活は妥協しないほうがいい

最初に、「たまひよ」アプリユーザーの声をご紹介します。

「一番に希望していた園に落ちました…。保活しても受からないと精神的にキツいですね。
また、子どもが合わない保育園のときは朝泣くことが多かったけど、今の保育園は笑顔で挨拶しながら行っています」(うさうさ)

「お昼寝後は1歳児と合同保育になるが、賑やかすぎて、いつも泣いているそうで。先生に抱っこされて室内を散歩していると聞くと可哀想かなと思います。でも慣れるのかな…とも葛藤している」(ぷよ)

「うちは慣らし保育が終わって普通に通い出した頃に風邪を引き、もう2日休みました。それでも風邪は全然治りません。(これから保活をする方は)保育園は家から近い所がいいと思います」(A)

「保活は妥協しない方が良い。合わない園に入ってしまうと親子共に辛い」(きみ)

「職場復帰したての時、娘は1歳になる直前。体力も免疫力もなく、一発目がノロ!家族全員死ぬ思いをしました。初めのうちは、下痢の子がいると聞いたら園を休ませてもいいくらいかも」(たかママ)

「朝グズグズすることや、帰りのお迎え時間に外で遊び始めるとなかなか帰れないため、夕飯やその後のお風呂からの寝かしつけが9時ギリギリになってしまうのが悩み。
保活すれば途中入園ができるなんて思っちゃいけない!4月しか入れないと思った方がいい!」(チビママ)

とはいえ、保育園生活に満足して過ごしている人もたくさん。相性や慣れるまで時間がかかるなどいろいろな要素がありそうですね。

「子どもも楽しんでいて順調です」(こたつきみ)

「保育園は大好きなので助かっている」(みょ)

「喜んで保育園に通ってくれて、いろんな経験もさせてくれるので、本当に助かっている」(げんちゃん)

「保育園生活は楽しいようで、そこは安心して預けている。保活は、第1希望の園を一番最後に見学するのがおすすめ。他の園との比較がしやすいから」(みずほ)

子どもの病気時の対応や朝夕の送迎の大変さ、子どもがグズる中での出勤準備や寝かしつけなど、保育園生活が始まると、時間との戦いで息つくヒマもないし、不安もたくさん。少しでもスムーズな両立生活を送るためには、保育園を信頼し、我が子を安心して任すことが必須となります。
保育園選びで重要なポイントにはいろいろな情報がありますが、意外と知られていないポイントと、実際に入園してみて「合わない」と感じた場合の対応について、保育ジャーナリストの普光院亜紀さんにお聞きしました。

乳児の保育だけでなく、幼児クラスも見学してみて

入園してから園選びを反省してしまうこともあるようです。

確かに園選びは大切です。持ち物とかオムツの持ち帰りとか習い事なども気になりますが、何よりも子どもたちの様子や、保育士や園長が信頼できそうかという点を重視したほうが間違いないと思います。

複数見学することで比較ができます。つい赤ちゃんの保育ばかり見てしまいますが、幼児の保育のほうが違いが大きかったりします。
子どもがのびのびと遊べているか、楽しく過ごせているか、保育士を信頼して頼っているかは、重要ポイントです。
乳幼児期は、自己肯定感や意欲、社会性の基礎が培われる時期ですので、大人や子ども同士のかかわりの質がとても大切なのです。

早朝や夕方にクラスを合わせて合同保育になる園は多いのですが、子どもが過密だったり、乳児と幼児を分けていなかったりすると、落ち着かない環境になっている場合があります。
見学では、この時間帯の保育を見ることは難しいですが、合同保育のやり方や人数について質問してみてもよいでしょう。

地域にもよりますが、以前よりも入りやすくなっている地域もふえていますので、納得がいく園を選んでください。

入園してから子どもがなかなか慣れないと不安になりますね。
新しい環境に慣れるのに時間がかかるお子さんもいます。それは悪いことではありません。周囲をしっかり観察してなじんでいくタイプと考えて待ちましょう。
保護者が不安な顔をしていると、子どもも不安になることがあるので、注意が必要です。

保育内容に疑問があるときは、いきなり苦情の形でぶつけるのではなく、「子どもがこんなふうに感じているようなのですが」と相談の形で直接伝えてみるとよいでしょう。
相談に向き合ってくれない、明らかに不誠実な対応をされているという場合は、主任や園長先生に相談してもよいでしょう。

どうしても納得がいかない場合は、市区町村の担当課に相談してもよいと思います。転園もしやすくなってきていますので、その可否も含めて相談に乗ってもらえると思います。

子どもが保育園に慣れるまでの期間は個人差があるとのこと。いいカタチで保育園と二人三脚しながらの両立生活をしていけるといいですね。
(取材/文・メディア・ビュー 橋本真理子)

普光院亜紀さん

PROFILE
働く親のネットワーク「保育園を考える親の会」アドバイザー、保育ジャーナリスト、大学講師。保育園や仕事と子育ての両立についての著述・講演活動などをしている。著書『後悔しない保育園・こども園の選び方』(ひとなる書房)ほか多数。

※文中のコメントは「たまひよ」アプリユーザーから集めた体験談を再編集したものです。
※記事の内容は2023年6月の情報であり、現在と異なる場合があります。

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