【成長日記1才】体を動かす遊びが好きで、あんよも練習中!<樫本絆那ちゃん最終回>
赤ちゃんの成長や生活の様子を毎月リポートする連載企画「たまひよ成長日記」。
1才のお誕生日を迎えた絆那(はんな)ちゃん。だんだんとママ・パパとコミュニケーションが取れるようになり、表情もますます豊かになってきました。
樫本絆那ちゃん&彩さん&真徳さん
ママはメーカー勤務で、育児休業中です。建設会社勤務のパパは絆那ちゃんが生まれてから、赤ちゃんと触れ合う時間が癒やしになっているそう。
私を見つけるとドヤ顔でアピール
はいはいでかくれんぼ遊びするのにハマっています。私がキッチンのカーテンやドアの後ろに隠れると、ニコニコしながらはいはいでやってきて「見~つけた!」とタッチ。そのままつかまり立ちして、手を離して1~2秒立っちしていることもあります。本人は立とうと思って立っていないようで、「え、私、立ってる!」と気づくと、その場でそぉ~っと座りこんでいます。
言葉の理解が進んできました。私が「いい子いい子して」と言うと頭をポンポン軽くたたいてくれます。また、「パパパ…」とよく口にするように。パパと呼んでいるわけではないようです(笑)。
音楽が好きで、ばあばからもらった童謡CDを聴きながら日中過ごすのが日課に。音楽に合わせて体をゆらゆら動かす様子がおもしろくてかわいいです。
お誕生日プレゼントの手押し車でイチ・ニ
手押し車がお気に入りで、よく遊んでいます。自分で歩けるのがうれしそうなので、私やパパと手をつないであんよの練習も始めました。
小さな凹凸をピンポイントで押せるように
私と一緒におもちゃ遊び。表面のボタンのように盛り上がった部分を指先で押しつぶしたり、裏返して穴のようにへこんでいる部分に指先を入れたり。
名前を呼ぶと「はーい」とお返事!
「はんなちゃーん」と呼ぶと手を上げてお返事。何度か練習したらマスターして感動! 遊びに夢中だと反応してくれないこともありますが、してくれるとうれしくて、私もパパも何度も呼んでしまいます(笑)。
身長、体重とも緩やかに伸びています
樫本絆那ちゃんの発育曲線
樫本絆那ちゃん1才 ある1日の様子(&ママ・パパの様子)
[小児科医・若江先生のアドバイス]言葉の意味の理解が進み、いずれ意味のある単語を言えるように
かくれんぼ遊び、とても楽しそうですね! 楽しみながら体の運動発達も促進されていいと思います。
「パ」や「マ」といった唇で出す音は出しやすいもの。出しやすい音をつなげることで、言葉が出てきます。ただ、言葉の発達は、言うよりも先に言葉の意味を理解することから進んでいきます。意味のわかる言葉が増えてきたら、少しずつ言える単語が出てくるでしょう。
[小児科医・若江先生のQ&A]赤ちゃんの“おむつ替え・うんち・おしっこ”について教えて!
【Q】トイレトレーニングはいつから始めるの?
とくに急いではいませんが、トイレトレーニングはどんなタイミングで始めるといいでしょうか?早い子は1才前から始めるとか、2~3才でもいいとか、いろいろな情報があります。また、1才代でできることにはどんなことがあるのでしょうか?
【A】1才代なら「おしっこはトイレでするもの」という意識づけを始めても
トイレトレーニングのゴールは、尿意を感じて「おしっこ」「ちっち」などと親に伝え、便器に座って排尿できるようになることです。排尿に関する神経の発達が不可欠なため、いつごろ始めるといいかは個人差が大きく、早く始めれば早くおむつがはずれるというわけではありません。
1~2才代は大人のまねをしたがる時期。親のトイレの様子を見せたり、興味を持つようなら補助便座に座らせ、「おしっこ、しー」「おしっこはここでするんだよ」などと働きかけ、「おしっこはトイレでするもの」という意識づけを始めてもいいでしょう。興味がなかったり嫌がったりしたら時期尚早と判断し、無理強いしないで。実際に排せつさせるためにトイレに誘い始めるのは、2~3才代からが目安です。
監修/若江恵利子先生(小児科医・医療法人恵徳会 あさかクリニック 理事長)
撮影/矢部ひとみ、まとめ/永井篤美、岩﨑 緑、ひよこクラブ編集部
●掲載している情報は2023年9月現在のものです。