真面目な医師から「あっ、ぞうがいますね~」、おみくじに「安産。男児でしょう」と書いてあったが...、びっくり&思わず笑った!我が子の性別判明エピソード
今回のテーマは「我が子の性別がわかったとき」についてです。「たまひよ」アプリユーザーと助産師の岸本志織さんに性別判別エピソードをお聞きしました。
「予想通り!」という人もいれば、「想定外」という人も
最初に「たまひよ」アプリユーザーの声からご紹介します。
「真面目な先生から、『あ、ぞうがついてますね~』と言われて、つい笑ってしまいました」(そらまま)
「やけにお肉を食べたくなったり、写真の自分の顔つきが見たことないくらい男性っぽかったり。なんとなく、たぶん男の子だな…と思ったら、やはり男の子でした!『やっぱりかー』とわかりやすすぎて、可愛いやら面白いやらです!」(アボカドディップ)
「性別が分かる1ヶ月前くらいから、なんとなく男の子だろうなーと思っていたら、案の定エコーにがっつり写って『120%男の子ですね』と言われた」(はな)
「夫が男3兄弟で、2週間違うだけのほとんど同時期に、その兄弟にも赤ちゃんができました。そして、驚いたことにみんな男の子だった!」(じゃがりこ)
「予想通り!」という人もいれば、「想定外」という人もいるようで。
「妊娠中、なんとなく女の子が生まれる気がしていて、夢でも女の子が出てきたのに、エコーで先生が言う前に立派なモノが付いているのが見えて笑ってしまった。一体あの夢はなんだったんだろうか…笑」(ひろ)
「周りからも自分でも男の子と思っていたので、エコーで女の子と判明したときは驚いた!」(ひつじ)
「みんなから男の子と言われていたが(おなかが突き出ている)、エコーでは確実に女の子と言われている」(eee)
「夫の付き添いのもと毎回妊婦健診を受けていて、腹部エコーは一緒に見ていました。性別が分かったらジェンダーリビール・ケーキで性別サプライズしようと密かに思っていましたが、先生がエコーを当てた瞬間に素人目から見ても分かる立派なものがついており笑いました。サプライズは断念せざるを得なかったです」(ブロッコリースプラウト)
「女系の一族なので女の子かと思いきや、男の子と言われ、『本当に男の子なんですか?』と聞くと『絶対男の子! 間違いないよ!』と2人の先生に太鼓判を押され、一族初の男の子の赤ちゃんとなった。夫にも報告したらびっくりしてた」(たぬたぬ)
「今年のおみくじで『安産。男児でしょう』とハッキリ記載してあり、『これは男の子確定か?!』と思いましたが、実際は女の子でした(笑)」(りんぴ)
なかなかわからずに悶々とした人や、予言されていた場合も?
「性別を聞くたびに赤ちゃんがおまたを隠していて、なかなか性別を教えてくれなかった!」(れな)
「おまたをがっつり閉じて、あまり見せてくれなくて、毎度微妙と言われる…」(Apflo)
「ジェンダーリビールをやりたくてネットで購入するものを決めていたのに、臨月手前まで性別がわからなかった」(ドナドナドナルド)
「夫の家族が霊感を持つ血筋?で、まだ性別判明していなかった時期に、すでに生まれてくる子どもの性別を知っていた…」(ゆかり)
いろいろなエピソードがありますね。ただ、あまりに先に「男の子」「女の子」と考えてしまうと、違った場合に気持ちの落としどころが難しい場合もあるかもしれませんね。そこで、助産師の岸本志織さんにアドバイスいただきました。
性別のことで、もしネガティブな感情が生まれたら産院に相談を
おなかの赤ちゃんの性別は男の子、女の子、どっちかな…これはとても気になることですよね。
一般的には、だいたい妊娠15週程度でわかり始めることが多いようです。とはいっても、赤ちゃんの位置や姿勢、へその緒の位置など、様々な要因によって見えるかどうかは変わってくるため、「妊婦健診のタイミングでわかったらラッキーだね!」というくらいの感覚でいたほうが、気が楽かもしれません。
ちなみに我が息子ですが、妊娠13週で、顔は手で隠しながら大股を開いて男の子のシンボルをエコー上に見せつけてきたため、かなり早い段階で男児とわかりました。彼はその後、産まれるまで、顔は両手で隠すのに、大開脚してしっかりと男の子アピールだけは欠かさない子でしたので、表情が上手に写ったエコー写真は一枚もありません(笑)。
性別の告知については、一刻も早く知りたい方、生まれるまで知りたくない方、ママは知っておきたいけどパパやきょうだいには秘密にしてほしい方…などなど、様々な希望があるようです。
一番大切なのは、ママご本人のお気持ちですので、ご希望がある場合は、早めに担当の医師や助産師・看護師にその旨を伝えておくといいでしょう。
よく、男の子のほうがわかりやすくて、女の子のほうが生まれるまでわからない…という話も聞きますが、私はその逆も経験したことがあります。ずっと男の子だと言われ続けていたら、元気な女の子が生まれてきて、その場にいた一同ビックリな現場でした。
いくら医療が進歩しようが、こと「生まれる」ことに関しては、生命の神秘にはかなわない不思議なことが沢山あります。
性別も、「生まれてみないとわからない!」。結局のところはこれに尽きるのではないでしょうか。
ご家族によっては、希望の性別があったり、もしかしたらその通りにはならない場合もあったりするかもしれません。もちろんその気持ちも大切ですが、私は、赤ちゃんも赤ちゃんなりの都合と意味があって命を宿してくれるのではないかと常々思っています。
赤ちゃんの人としての人格や個性はもうおなかの中にいる頃から始まっています。そして、生まれてしまえばきっと、かわいくて愛おしくて尊い我が子の姿に、性別がどちらであろうと関係なく、幸せでいっぱいになるのではないでしょうか。
もし、ちょっとしたことでもネガティブな感情が生じた際は、ご家族はもちろん、病院のスタッフに相談してみるなど「一人で抱えない」よう意識してみてくださいね。
だいたいのことは、これで笑い話に昇華するかもしれません。
最近は、ジェンダーリビールが普及したりするなど、いろいろなお祝いのやり方があるようです。ぜひ、おなかの中の赤ちゃんも一緒に、ご家族みんなで一つ一つのイベントを楽しんでみてください。
我が子も1人目は男の子だったから、「2人目は女の子を育ててみたいな…」などと思っていましたが、結果的に2人の男の子を育ててみて、わが家の場合、同性で大きくなってからも仲がいいし、そうであってもなくても、生まれてさえくれればそれだけでありがたいことだなと思っています。
(取材・文/メディア・ビュー 橋本真理子)
岸本志織さん
PROFILE
フリーランス助産師。クリニック勤務、小児訪問看護、産前産後訪問ケア、ベビーマッサージ講師などに従事。ママたちの心身を緩め、家族の笑顔を循環させたいとの思いから、地域を中心に活動中。株式会社nicomamaかかりつけ助産師。
※文中のコメントは「たまひよ」アプリユーザーから集めた体験談を再編集したものです。
※記事の内容は2023年7月の情報であり、現在と異なる場合があります。